高速道路の管理事務所など24施設が浸水想定エリア内~台風19号 農林水産関係の被害 1500億円 | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

科学報道データを取り上げる枠となりますが・・・。はやぶさ2が地球へ帰還へと昨日動き出しましたが、もう少し、引き伸ばします。

 

科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズより、自然災害編。
 
台風19号の検証されたデータの報道を取り上げます。

 

 

10月29日。大雨などの災害時に、高速道路会社が現地対策本部を置くとしている全国の管理事務所などのおよそ2割が、国などが公表している浸水想定エリアにあることが分かりました。会計検査院は、緊急時に十分対応できないおそれがあるとして改善を求めました。
 

----------------------------------------------------------
高速道路の管理事務所など24施設が浸水想定エリア内
2019年10月29日 6時54分 NHK
 

https://www.youtube.com/watch?v=yF3mg8F_-3w&feature=youtu.be

 

©NHK

 

大雨などの災害時に、高速道路会社が現地対策本部を置くとしている全国の管理事務所などのおよそ2割が、国などが公表している浸水想定エリアにあることが分かりました。会計検査院は、緊急時に十分対応できないおそれがあるとして改善を求めました。

高速道路会社のNEXCO東・中・西日本の3社は、大雨などの災害時には各地の管理事務所などに現地対策本部を置くとしていて、非常用の自家発電設備も備えています。
 
ところが、会計検査院が全国の100余りの施設を調査したところ、およそ2割に当たる24の施設が国や自治体が公表している洪水などの浸水想定エリアにあることが分かりました。
 
この半数近くでは自家発電設備が水没して使えないおそれがあるということです。
 
さらに、自家発電設備のエンジンオイルの備蓄が足りず、災害が起きたあと十分な期間、電気が使えないおそれがある施設もおよそ20に上ることが分かりました。
 
会計検査院は、3社に対し、災害に備えて別の拠点を設けることなど改善を求めました。3社は「現段階ではコメントできない」としています。

■24施設が浸水想定エリアに

NEXCO3社が災害時に現地対策本部を置くとしている100余りの施設のうち、浸水が想定されるエリアにあるのはおよそ2割に当たる24の施設です。
 
NHKが国や自治体が公表している洪水のハザードマップをもとに調べたところ、想定される浸水が最も深いのが、伊勢湾岸自動車道の豊田東インターチェンジ付近にある「豊田保全・サービスセンター」と、名神高速道路の岐阜羽島インターチェンジ付近にある「羽島保全・サービスセンター」でした。
 
いずれも最大で5メートルから10メートルと、建物の2階以上が水没する想定になっています。
 
次いで、最大で3メートルから5メートルと想定されているのは、上信越自動車道の長野インターチェンジ付近にある「長野管理事務所」と、第三京浜道路の港北インターチェンジ付近にある「京浜管理事務所」、第二京阪道路の久御山ジャンクション付近にある「京都高速道路事務所」、それに山陽自動車道の広島インターチェンジ付近にある「広島高速道路事務所」です。

■リスク浮き彫りに

今回の台風19号でも川の氾濫によって高速道路の施設の一部が水没する被害が出ました。
 
このうち茨城県では、那珂川が氾濫した影響で常磐自動車道の水戸北スマートインターチェンジが一時、完全に水没しました。
 
洪水ハザードマップでは、周辺で想定される浸水の深さは最大で10メートルから20メートルとなっていて、今回は最も深いところで7.2メートルにまで達したとみられることが分かっています。
 
また、長野県でも上信越自動車道の小布施スマートインターチェンジが、千曲川の氾濫によって水没しました。
 
洪水ハザードマップでは、想定される浸水の深さは最大で5メートルから10メートルとなっていました。
 
いずれも通行止めになっていたためけが人などはいなかったということですが、ETCの設備などが故障し、現在も閉鎖されたままになっています。
 
NEXCO3社によりますと、今回、現地の対策本部が置かれる管理事務所などの施設には被害がなかったということですが、いざというときに機能しないリスクが改めて浮き彫りになりました。
----------------------------------------------------------
 
10月31日。台風19号による農林水産関係の被害額はこれまでに1500億円を超えました。先月の台風15号と合わせた被害額は2000億円を超えていて、農林水産省は今月25日の大雨の影響を含めた被害の全容の把握を急いでいます。
 
----------------------------------------------------------
台風19号 農林水産関係の被害 1500億円超に
2019年10月31日 16時30分 NHK
 
©NHK
 
台風19号による農林水産関係の被害額はこれまでに1500億円を超えました。先月の台風15号と合わせた被害額は2000億円を超えていて、農林水産省は今月25日の大雨の影響を含めた被害の全容の把握を急いでいます。
 
農林水産省によりますと、台風19号による農林水産関係の被害額は31日午前5時の時点で38の都府県で合わせて1573億1000万円に上っています。
 
このうちため池や用水路など農業用施設の被害が1万1000か所余りに上り、被害額は639億円となっています。
 
またコメやりんごなど農作物の被害はおよそ1万6000ヘクタールにおよび、被害額は113億円となっています。
 
さらに林道や木材加工の施設など、林業関係の被害が446億円、漁港の施設など水産関係の被害が98億円などとなっています。
 
台風19号の被害額は浸水の被害が広範囲に及んでいる地域を中心に今後、さらに増える見通しです。
 
一方、先月の台風15号による農林水産関連の被害額は509億円に上り、台風19号の影響と合わせると、被害額は2000億円を超えています。
 
さらに今月25日の大雨でも、千葉県などで農林水産関係の被害が出ていることから、農林水産省では被害の全容の把握を急ぐとともに、農家への支援など追加の対応を検討しています。
----------------------------------------------------------
 
検証シリーズは少しずつ取り上げております。ご了承くださいませ。最新情報を知りたい方は、下記をご覧くださいませ。今後も続きます・・・。
 
※今後に役立てるために、昨年の豪雨と同じく、データを取りあげつくして、後でまとめてデータベース化します。
 
≪家族のペットのために≫
ももこひめさんより。
【随時更新】台風19号 ペットとの避難・預かり・支援に関する情報まとめ
台風19号の被災地 長野より被災ペットの物資募集 その2
災害公営住宅もペット同居可 厚真町が第1期復興計画
台風19号 被災動物関連情報まとめ 11/8 家畜の被害は259,555頭羽
災害時、ペット同伴で避難するには…12月に全国サミットを開催 岩手・宮古
「台風19号の被災者に提供する仮設住宅へのペット連れの被災者の受入れ配慮について」~環境省
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
 
≪これからの家族のペットのために考えて≫
※別記事で立てる予定でしたが、先に取り上げます。
ももこひめさんより。
『避難所への「ペット同行」どうすれば 「断られた」報告も』-に思うこと。
豪雨災害でペットはどうする? 全国初と言われたペット同伴避難所の実態とは
台風19号 ペットとの同行避難について、国会・議員の動き
台風19号 ペットの同行避難問題について
ペット同伴避難が認められず自宅に留まる~筆者の台風襲来時の体験記~
「台風19号の被災者に提供する仮設住宅へのペット連れの被災者の受入れ配慮について」~環境省
避難所でペットの飼い主苦悩 福島県内は受け入れ認めず
災害から愛する「ペット」を守るのは、避難所頼みでない飼い主のサバイバル力
愛猫との同伴避難の実情とやるべき準備
るびいさんより。
台風で体調を崩すペットの対処法、避難所での注意点は? 今回を教訓に次への備えを。
梵より。
猫飼い災害対策「猫に慣れさせておくべきこと」5つ
突然の自然災害に備えて用意しておきたい、猫の防災アイテム
※落ち着いたころ、ペットを守るための防災対策の記事でこれらの記事を取り上げます。
 
 
※現在、台風19号の検証データが溜まっているため、科学データ編をお休みしています。
※次回のこの枠は、検証データをお休みして、はやぶさ2を取り上げる予定です。
 
 
次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。
 
 
※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
ペタしてね