北朝鮮 ミサイル製造工場でも稼働再開か 米専門家分析~日米共同開発ミサイル ICBM迎撃実験へ | Just One of Those Things

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科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。データ編です。国防に関する報道です。
 

「IAEA天野事務局長「北朝鮮は継続的に核活動」~北朝鮮ウラン濃縮施設稼働の可能性 米研究グループ」、「“北朝鮮の秘密ミサイル基地を新たに特定” 米シンクタンク~沖縄やグアム射程 米研究所公表」、「北朝鮮元高官「ねらいは制裁一部解除 非核化つながらない」」、「ウラン濃縮施設やミサイル基地 まだある非公表の核施設 北朝鮮~ねらいは制裁緩和 非核化意思なし」、「北朝鮮 ミサイル発射場で再建動き~ICBM製造拠点に動き、ウラン濃縮施設も稼働~発射場運用可能」より。
 

下記は前回のその後に続く報道です。

 

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北朝鮮 ミサイル製造工場でも稼働再開か 米専門家分析
2019年3月9日 17時13分 NHK

北朝鮮の首都ピョンヤン近郊のミサイル製造工場で先月、多くの車両が出入りするなど、何らかの活動をしていたことが衛星写真の分析から明らかになりました。専門家は「稼働を再開した可能性がある」と指摘しています。
 
新たな動きが確認されたのは、北朝鮮の首都ピョンヤン近郊のサヌムドンと呼ばれる場所にある兵器工場です。
 
北朝鮮の軍事施設に詳しいアメリカ、ミドルベリー国際大学院モントレー校のジェフリー・ルイス氏が、米朝首脳会談を前にした先月22日に撮影された衛星写真を分析したところ、工場に多くの車両が出入りしているのが分かったということです。
 
近くにある鉄道の施設でも貨物列車の周囲で大型の車両が活動しているのが分かります。
 
兵器工場ではこれまで、北朝鮮が「人工衛星の打ち上げ」と称して発射した事実上の長距離弾道ミサイルや、ICBM=大陸間弾道ミサイルの製造が行われたとされていて、ルイス氏は「稼働を再開した可能性がある」と分析しています。
 
北朝鮮では、事実上の長距離弾道ミサイルの発射を繰り返してきた北西部トンチャンリ(東倉里)にあるミサイル発射場でも施設を急速に建て直し、通常の運用が可能な状態にまで復旧したとみられています。
 
こうした動きも踏まえてルイス氏は、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射を準備している可能性も否定できないという見方を示しています。
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今のところ、活動はしていないなどと北は豪語していますが、注意は必要です。

 

現在のところ、北朝鮮はあちらこちらに当たり散らしている状態です。

 

日米の今後についてのものが報道されたので、次にしまします。

 

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日米共同開発ミサイル ICBM迎撃実験へ 北朝鮮念頭に
2019年3月20日 11時59分 NHK

日本とアメリカが共同で開発している新型の迎撃ミサイルについて、アメリカ国防総省は、北朝鮮による核ミサイル開発を念頭に、当初は想定していなかったICBM=大陸間弾道ミサイルの迎撃に使用できるかどうかを検証する実験を来年行うと明らかにしました。
 
日本とアメリカは、北朝鮮などの弾道ミサイルへの防衛能力を高めるため、新型のミサイル「SM3ブロック2A」の開発を進めていて、これまでにハワイの近海で中距離弾道ミサイルを想定した迎撃実験を繰り返してきました。
 
19日、アメリカ国防総省は、このミサイルの開発段階では想定していなかった、ICBMの迎撃が可能かどうかを検証する実験を来年行うと明らかにしました。
 
国防総省はことし1月に発表した新たなミサイル防衛戦略で、北朝鮮がICBMの獲得に近づきつつあると指摘し、従来の地上配備型の迎撃ミサイルに加え、海上配備型の「SM3ブロック2A」の投入を目指す方針を掲げており、アメリカ本土防衛の強化につなげるねらいがあります。
 
「SM3ブロック2A」は、海上自衛隊のイージス艦のほか、日本が配備する方針の「イージス・アショア」にも搭載される予定で、アメリカ政府は去年11月に日本に対して売却を決めています。
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以上。ご参考まで。

 

 

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