インドネシア津波「瞬間的破壊力強い」 日本の専門家が調査~周辺 過去にも津波発生 | Just One of Those Things

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インドネシアで火山活動に伴う津波~専門家「日本でも発生の可能性ある」」、「インドネシア津波 ~支援物資届かぬ地区も~「火山津波」の脅威とは?」、「《インドネシア津波》ブイの故障~「最大限の支援行う」~発生72時間 捜索難航」、「インドネシア津波 山体崩壊で発生か~依然活発な火山活動 監視を強化」、「気象庁 火山活動に伴う津波 直ちに警報発表は困難~インドネシア津波 津波警報基準を引き下げへ」、「インドネシアの津波引き起こした火山 警戒レベル引き上げ~日本赤十字社から500万円の援助」より。

 

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インドネシア津波「瞬間的破壊力強い」 日本の専門家が調査
2018年12月29日 5時28分 NHK

400人を超える死者が確認されているインドネシアのスンダ海峡で発生した津波の被災地を日本の津波の専門家が現地で調査し、火山の噴火が原因とみられる今回の津波の特徴について「短い間隔で次々と押し寄せ瞬間的な破壊力が強かったようだ」という見方を示しました。
 
東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授と中央大学の有川太郎教授は津波で大きな被害を受けたジャワ島西部で28日、現地調査を行いました。
 
調査のあと今村教授と有川教授は、津波の高さは3メートルから4メートルに達したと推定しました。そして火山の噴火が原因とみられる今回の津波の特徴について「建物の破壊状況などから見て、津波は短い間隔で次々と押し寄せ地震で発生する津波より瞬間的な破壊力が強かったようだ」という見方を示しました。
 
そのうえで今村教授は「被害の規模は津波の方向や地形によって地域によるばらつきが見られる。火山活動によって再び津波が起きた場合は、今回被害が出なかった場所でも大きな被害が出るおそれがある」と述べて、引き続き警戒する必要性があると指摘しました。
 
一方、インドネシアの防災当局はこれまでに確認された死者の数について、二重に数えていたケースがあったとして430人から4人少ない426人に訂正しました。また23人の行方が依然として分かっていないということです。
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捜索・物資の輸送等の情報は入ってきていません。滞っているようですね・・・。

 

過去にもクラカタウ周辺には津波が発生しています。24日のものですが、日本経済新聞で取り上げています。

 

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インドネシア津波、クラカタウ周辺 過去にも津波発生
東南アジア 社会
2018/12/24 17:31
日本経済新聞 電子版

インドネシア火山地質災害軽減センターなどの研究によると、スンダ海峡では少なくとも11回の津波の発生が記録されている。スンダ海峡は海底のプレート(岩板)がぶつかりあう境界に位置し、地震や噴火が起こりやすいためだ。
 
1883年には現在のアナク・クラカタウ山がある場所の近くにあったクラカタウ島で史上最大規模の大噴火が発生した。島の3分の2が吹き飛んでなくなるほどの大噴火で、その後、大津波が発生した。高さ20メートル級の津波がジャワ島西部沿岸などを襲い、3万5千人超が死亡したという。
 
アナク・クラカタウ山は1927年に海中の噴火で誕生し、インドネシア語で「クラカタウの子供」と名付けられた。現在は標高300メートル超の火山島になっていて、活発な火山活動が続いている。
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ここらあたりで情報が止まってしまいそうですね・・・。

 

 

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