火山噴火による災害に対応するために持っておきたい基礎知識 | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

科学おたく歴30年近く・・・。科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。動物のネグレクト編も必要ですが、災害対策編も必要なので、取り上げます。
 

もしも、桜島が大噴火したことを想定しての鹿児島の実験より。」で、後半部分より、特化してドクターヘリについて取り上げました。それで、「火山が噴火した時のヘリの運航は大丈夫なのか?」に発展し、「日本でのクルマの噴火対策はどうする!?」を取り上げました。昨日は、「噴火のリスクについて考察してみる」を取り上げましたが、今回は、噴火対策に関するものを取り上げます。
 

≪まずはじめに:気象庁から≫

 

気象庁 | 火山噴火

より、

観測画像紹介のページです。ひまわりが取得した画像・動画です。それぞれの画像をクリックすると、拡大した画像・動画を見ることができます。
気象庁|知識・解説 火山

より、

気象庁が発表する火山に関する情報や資料の解説がまとめられており、必要な情報が得られます。例えば、気象庁は、火山災害軽減のため、全国111の活火山を対象として、噴火警報・予報を発表しています。火山性地震や微動の回数、噴火等の状況や警戒事項について、必要に応じて定期的または臨時に解説する情報もあります。登山者等、火山の周辺に立ち入る人々に対して、噴火の発生を知らせる情報もあります。その他の有用な情報もありますので、必要に応じてご利用くださいませ。

気象庁|各火山の活動状況

各火山の活動状況 新着情報 吾妻山の火山活動解説資料です。

気象庁|活火山とは

「活火山」の定義が説明されているページです。過去の定期からの流れが説明されています。

気象庁|主な火山災害

より、

 火山は時として大きな災害を引き起こします。災害の要因となる主な火山現象には、大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流、溶岩流、小さな噴石・火山灰、火山ガス等があります。また、火山噴火により噴出された岩石や火山灰が堆積しているところに大雨が降ると土石流や泥流が発生しやすくなります。
 特に、大きな噴石、火砕流、融雪型火山泥流は、噴火に伴って発生し、避難までの時間的猶予がほとんどなく、生命に対する危険性が高いため、防災対策上重要度の高い火山現象として位置付けられており、噴火警報や避難計画を活用した事前の避難が必要です。

降灰予報の説明 - 気象庁 Japan Meteorological Agency

より、

 火山噴火に伴い空から降ってくる火山灰(降灰)は、その量に応じて様々な被害をもたらします。 気象庁が平成20年より発表している降灰予報では、降灰の量に関する予測がお伝えできていませんでしたが、平成27年3月にスタートした新しい降灰予報では 量の予測を含めた予報として、噴火後に、どこに、どれだけの量の火山灰が降るかについて、詳細な情報をお伝えします。 また、活動が活発化している火山では、もしも今日、噴火が起こるとしたら、この範囲に降灰があります、という事前の情報も提供します。 さらに、噴火直後には、風に流される小さな噴石が降る範囲についても速報します。
 これら新しい降灰予報について理解を深めていただき、活発な火山周辺での防災対応や、住民の皆さまの生活情報へと活かしていただけるようよろしくお願いします。
 

≪火山災害対策のための基礎知識≫

 

常時観測火山とは?気象庁が監視している火山 | 行政や企業の防災担当者のためのウェブメディア | 防災テック

簡単に説明されています。

火山噴火では、どのような災害がおきるのか | 首相官邸

興味半分で見てみたら、先に挙げたページよりしっかりしていたので、取り上げています。生き延びるための危機管理を意図に取り上げていますので、政治批判を意図とされている方はご遠慮ください。要は、災害が起きたときに、対応ができるかどうかです。民主党政権当時は痛い目に遭いましたので、防災における危機管理に徹します。

 

≪勿論、シミュレーションも行っています≫

 

土石流・溶岩流・火山灰シミュレーションー国際航業株式会社

より、

【[火山灰降灰シミュレーショ]
火山噴火による災害は火山周辺だけではありません。空中に放出された大量の火山灰は風に乗って、より遠方まで飛来することがあります。降下火山灰は少量でも電子機器に障害を与えるほか、交通機関に影響を及ぼすこともあります。2010年4月にはアイスランドの火山が噴火してヨーロッパの航空路線が混乱しました。このような被害を想定するには、降下火山灰の数値シミュレーションが必要となります。
国際航業はわが国の火山防災の発展に古くから寄与しており、火山の特徴に合わせた数値シミュレーションを実施するノウハウがあります。噴煙柱や気象条件などを考慮し、災害危険予測や被害想定に資する資料を提供いたします。
[土砂移動シミュレーション(土石流、溶岩流等)]
災害は忘れた頃にやってくると言われますが、通常の防災マップのみでは災害の危険性をイメージすることができない場合があります。国際航業は、永年培ってきた空間情報技術取得とモデル作成のノウハウを基に、土砂移動や火山噴火の数値シミュレーションを行い、その結果を住民にわかりやすいCGやアニメーションなどに加工して提供します。】

見てみると、この企業はその他の災害のシミュレーションだけでなく、いろいろやっているのですねぇ・・・。凄いです。こんなところで働くとやりがいがあるでしょうねぇ・・・。

桜島火山灰の降灰シミュレーション(PDF)

この結果は、他の防災研究のデータと一致してます・・・。

 

≪おまけ:JAXAはこんなこともやっていました≫

 

気象影響防御技術(WEATHER-Eye)の研究開発 | 航空

これは別の記事に書く予定にしていましたが、今回はおまけでこんなこともやってますぅ・・・で、取り上げます。これらの研究がきっかけに、多岐にわたって技術が生かされるようになると、凄いですねぇ・・・と思っているところです。

 

たぶんに、まだ続きます・・・(笑)

 

たまりに溜まった恒例のネイチャーを次に取り上げます。

 

 

ペタしてね