金魚養殖の祖 柳沢吉里 奈良連動企画その14 算命学で鑑定する！
こんにちは、算命学カウンセラー 紅星（くれないぼし）です。
奈良歴史ミステリーハンター☆鈴木 尚 さん との連動企画！
奈良に関係した歴史上の偉人を採り上げ、私が算命学で鑑定、鈴木さんがその人物にまつわるエピソードや観光地などを紹介しよう！というものです。
今日はその第14弾、柳沢吉里。
第5代徳川将軍 綱吉に重用された柳沢吉保の長男です。
豊臣秀長 の回にも登場した大和郡山藩の初代藩主となれた方で、将軍 綱吉公のご落胤という説もあるようです。
基本となる吉里公の生年月日は、貞享4年9月3日です。
吉里公は22歳の時、父 吉保公の跡を継いで甲府藩の第2代藩主となりました。検地や用水の整備などを行われたそうです。
対社会の場所に“集団による攻撃の星”を持つ吉里公は、甲府藩にとってはありがたい存在だったことでしょう。藩を守り、引っ張って行ってくれるに相応しい方だったと言えます。
本質的には芸術家タイプの人で、常に反発する対象を探しているような部分もあるのですが、これが検知や用水整備という政策にもつながっていったのでしょう。
特に検地については、ほぼ100年近くも実施されておらず、幕府領と旗本領がかなり入り乱れていたとのこと。
旧来の形を壊し、新しい仕組みを創り上げていく、という点において、吉里公は自分の主星の意味を、行政の分野で開花させたといえます。
家臣や領民に対しては、温厚で愛情があって、いつも自然体のお殿様に映っていたことと思われます。
その後、8代将軍 徳川吉宗によって享保の改革が行われ、甲府藩を含む甲斐が幕府の直轄領となりました。
この時吉里公は37歳。奈良に領地替えとなり、大和郡山藩主の座に就きました。ここでも藩の基礎を固め、名君と評されています。
吉里公のその他の特徴としては、古典や伝統的なものを好む知恵の星を持っていること。
やはり学問好きだったそうで、「積玉和歌集」というものを書かれたそうです。また大和郡山に移る際には、たくさんの金魚職人を連れて行かれたとのこと。
日本における金魚の歴史は室町時代から。中国から入って来ました。吉里公の時代から遡ること、300年以上ですね。
当時はまだぜいたく品だったようですが、古典的なもの、芸術的なものを好む吉里公にとっては、格好の対象だったのでしょう。
最近は後継者不足などから少し厳しい状況になっているようですが、大和郡山は山形県の庄内と市場を二分する金魚養殖の産地です。
吉保公に比べて、あまり情報がない吉里公ですが、算命学の星から見ると、父よりも母親の影響を強く受けていることが分かります。
ちょっと調べてみました、お母さんのこと。
飯塚染子というそうです。
とても現代風の名前ですね。でもこれ以外の情報がありませんでした。
一体どんな女性だったのでしょうか。
それでは引き続き、柳沢吉里にまつわる逸話や観光地へとご案内しましょう。
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★これまでの連動企画！果して、偉人たちと奈良との関係は！？
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