昨年暮れに行ったトークライブ、本日3本目のオーストラリア編が無料配信されました!なかなか動きが取りづらいいま、ぜひ真夏のオーストラリアの話で旅気分味わってください!

 

 

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先日急逝した母。ずっと元気だったのになぜ突然亡くなったか、備忘録の意味も込めて書き残そうと思います。

生々しい記述もあるかもしれません。また、もしかしたら最近お身内を亡くされて哀しみを思い出してしまう方もいるかもしれません。ご注意ください。
 

母との最後の会話を交わした日は1/8のこの日↓

 

国井律子『最期の晩餐』先日急逝した母ですが、ずっと元気だったのになぜ突然亡くなったか、備忘録の意味も込めて書き残しておこうと思います。少々、生々しい記述もあるかもしれません。また、…リンクameblo.jp
 
バッドタイミングが重なった、翌日からの「空白の連休」↓

 

国井律子『空白の連休』昨年暮れに行ったトークライブ、本日南米編が無料配信されました!なかなか動きが取りづらいいま、ぜひ旅気分味わってください(╹◡╹) **************…リンクameblo.jp

 

家で亡くなったため、警察がやって来たというブログ↓

 

 

今回一番のネックとなってしまったのが、兄のコロナ疑惑だった。しかし保健所から検査を断られ、担当刑事からは「早く検査を!」と急かされて。じゃぁどうしたらいいのよ。板挟みとなったバタバタゲキを綴っているブログ↓

 

 

 

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兄、主治医のプッシュをいただき、無事PCR検査が受けられることに。主治医には感謝しきれない思いとともに、母がしっかり主治医と信頼関係があったからこその展開でした。みなさんには主治医いますか? 私は、歯医者と耳鼻科くらいかな……。

 

 

1/13(水)

PCR検査を受けた兄からLINE。左が兄、右の緑が私。

 

 

のんびりしてる兄w をつつきまくり、朝イチで主治医にお願いしてPCR検査結果を聞いてもらうw

すみません、せっかちな妹で滝汗

 

 

1/14(木)

朝、届いた兄LINE。

 


いくわけないだろうポーン笑い泣き

 

というわけですべてをスタックさせたお騒がせコロナ疑惑兄、めでたく陰性が確定!

 

兄いわく、私はどうやら大変心配をしたのち無事を確認したとき、無意識に「バカヤロウ!」 と発するらしいw

 

「バカヤロウいただきました!」


そうそう私が高3のとき、北海道の奥尻島で父と兄が津波に流された。無事の知らせを聞いた明け方にも「バカヤロウ!」と怒鳴ったとか。全然覚えてないけど……。あなたのせっぱ詰まったときに出る口癖はなんですか。

 

……なんて話はどーでもよくて、陰性!

兄もめでたく動けることだし、その後はめまぐるしい勢いで物事が進んだ。

 

まずは担当刑事と今後の打合せを何度も。同時進行で兄は葬儀屋と話を進めてくれる。

 

ところで、病院で人が亡くなった場合、通常医師による診断を受け「死亡診断書」が発行される。

けれど今回の母の件のように、自宅や外出先などで亡くなった場合、監察医による「検視(検案)」という手続きが必要になる。死因や死亡時刻を医学的に判定してもらうのだ。それらは警察署などで行われる。だからね、「死ぬなら必ず病院で!」と、言われているのはそういうことなのです……。

(細かく言うといろいろあるみたいですが、たとえば24時間以内に主治医に診てもらっていればOKとか。まぁざっくりとそういうことで)

 

監察医により出された「死体検案書」とか、「死亡検案書」とかは、死亡診断書と同等で死亡を証明する効力を持つ。それを本日もらうための、担当刑事とのたび重なる打合せだった(この人たちLINEとかメールとかじゃなく電話だからw)。

 

 

もともと1月ってお年寄りがよく亡くなる時期とか。

そのうえコロナも重なって、監察医は朝から晩まで大忙しだと担当刑事。彼から監察医の本日のスケジュールを事細かに教えてもらう。

まずは中野警察からスタートして四谷警察、新宿警察、目黒警察、○○警察署、××警察署……。まるで売れっ子アイドル並のスケジュールである!

 

「で、高井戸警察を出たときに連絡しますから、そのタイミングでこっちの署に来てください」、と刑事。

「ただ、今日だけで4組予定が入っているので、ちょっとお待たせします」とも言われた。

 

警察署の待合室には、私たちみたいに、死因結果を待つ家族とおぼしき人々がいた。なかにはベンチに突っ伏して動かない女性とか、みんないろんな事情や哀しみを抱えてここにいるんだろうな……。ていうかこれまで私が警察署を訪れたのは、鍵無くしたから遺失物届け出しにとか、クルマ買ったから保管場所証明申請の交付を受けにとか、ごめんトイレ貸してとか、そのくらいだった。

 

 

担当刑事に呼ばれるのを待つ間、ロビーで葬儀屋と打合せをした。彼いわく、母をちらっと見た感じ、思ったより損傷はないと言う。というのも、風呂で亡くなると、一般的に傷みが激しいそうだ。なので、葬式でも顔を見せられない場合も多々あるという。

5日間も長風呂していたわりに母の状態が良かったのは、ちょうどそのときものすごく寒い日々だったからだろう。

まったく、この人はどれだけ持っているんだ!

 

 

葬儀屋に母の写真をairdropで何枚か送った。死化粧する際に、参考になればと思って。iPhoneでは顔認識で一括検索できる。こういうときに本当に便利w

 

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葬儀屋は「笑ってない写真、ありませんか……」と言いづらそうだった。その言葉を聞いてハッとした。そうだよな、葬式のときに笑っている遺体なんて見たことないw

 

「若いとき一番輝いていたとかじゃなくて、いまが幸せなのがよかったな」と、兄がしみじみ言った。

 

なんて話をしていたら、担当刑事に呼ばれて、私たちは監察医の説明を受けに別室に行った。

 

 

 
母の死因は「虚血性心疾患、いわゆるヒートショックです」と、監察医。
 
「ピン! って感じで逝ったんですかね?」と、兄。
 
「まぁ、そういうことになりますね」
 
そっか、苦しまなかったのか。その言葉を聞けて、哀しいし本当に驚いたけどホッとしている私たちがいた。
 
 
兄のPCR検査の結果次第で、今後どうなるか正直わからなかった。周りの人には悲しみを小出しに与えて混乱させたくなかったので、私たちはとにかく黙っているしかなかった。兄の陰性がわかり、葬儀の日程もほぼ固まったこの日の晩、近しい皆さんに一気にお知らせした。

母が亡くなったことは、私の子どもたち(2歳7歳♂)には1/16(土)の納棺式の朝まで言わないでおこうと夫と2人で決めた。
そんなときに限って子どもたちは「ばあちゃんに会いたいなぁ」を連呼した。「だってこのあいだの金曜日(1/8)から会ってないんだよ!」と長男が怒った口調で言った。
 
長男の一番の親友は母だった。いつも肯定してくれて、励ましてくれた、やさしいばあちゃんのことが大好きだった。
心が痛かった。彼へのカミングアウトがもっともつらい作業かもしれない。想像しただけで気が重くなった。
 
(つづく)
 
 

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昨年末行ったトークライブの模様、Youtubeで毎週金曜夕方配信開始しています。今週はオーストラリア編

 
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先日行ったトークライブの画像とショートコラムも掲載中! ライブの模様がこちらではノーカットで全編視聴できます。

 

お気に入りの温泉、GoToトラベルネタ(お正月は急きょ停止……。紆余曲折しまくりのGoToですが、私が経験したGoTo宮古島でのトラブル、割引金額、地域共通クーポンについての注意、赤裸々にリアルタイムで載せてます)、そのほかにも旅のこと、収納とかオススメおつまみなどプライベートのこともいろいろ書いています。

 

 

 

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