Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -3ページ目

シヴァ(R1250GS-A)でリターンライダーになってから2年が経とうとしています。この間、何度もツーリングのための北海道帰郷を検討するも実現するに至らずでしたが、2025年秋にそれが実現することになりそうです。

 

ことの発端は、2024年10月に所用で帰郷した際に新卒入社した会社の同期数名と数10年ぶりに会ったときに、集まった同期メンバーの中に北海道にいた頃から一緒に走っていた仲間がいて、私と同時期に同じトリプルブラックの R1250GS-A を購入したもう一人と3人でツーリングしたいよなという話しになったこと。

 

やつら2人は北海道なので、こっちが北海道に行かなくてはならないけれども、そんなに気安く行けるものでもないので、日程調整が難しい。夏は、フェリーも混むうえに運賃も高い、観光客も多いし、何より暑い(昔の北海道は梅雨もなく、暑いけれども過ごし易い印象だったけれども、いまの北海道はそうじゃないらしい)。今回のツーリングには観光的要素は不要ゆえに、季節は重要視されない。なので、暑さも収まりつつまだ寒くもない季節…秋に行くことにした。

 

航路は、新日本海フェリーの「新潟ー小樽」の一択。この航路が “時間” と “お金” と “体力” を一番有効的に使えるという結論に至った。長野から3時間程走るだけで新潟からはフェリーでの移動となり、ガソリンも体力もそれ以上は消費しないし、乗船後はんびり船旅を楽しみ、体力を満充電して、翌日早朝の4時半に北海道・小樽に上陸する。上陸したその日をフルで利用できるのも、とてもありがたい。とは言っても、私の場合は、実家が小樽にある(フェリーターミナルから5分の距離に)ので、下船後は実家に直行なのだけれども…。

 

 

新日本海フェリーでは、3か月前の同日09:00より予約が可能となるので、早速予約を入れた。当初予定では金曜・月曜を休んでの計4日間の日程という弾丸ツーリングだったけれども、南航路(小樽→新潟)の日曜日運休が多い(基本運休なのか?と思う程に)ので、月曜祝日となる敬老の日を利用して5日間の日程で行くことになった。それに伴って自由行動可能な日も大幅に増えたので、ツーリング以外にも色々と楽しめそうだ。

 

往復のフェリーは確保できたので、つぎは向こうで何をするのか?を考えるとするか…

天候不順によりローラー練な本日は、気持ち的に乗りたい気分だったために二部練となりました。午前中にテンポ走な1時間、夕方からは “いけそうな感じ” だったので高強度&FTP計測の意味合いを込めたレースにエントリーすることに。

 

 

Z2 : 42% , Z3 : 24% と耐久走1時間な午前中。強度的には全然低いものですが、以前よりも楽に出力できている感じがあった。先週今週とSSTやその1段上の強度でのワークアウトをしていたことがこういう状況にさせているのだろうか?何はともあれポジティブな感覚になれることは良いことだと思われる。この手の実感というものは人にやる気を与える要因となるものなので。

 

これを終わらせた後に、白馬まで用事をこなしに外出。夕方に帰宅後、少し休んでから午後の部を開始した。今日は何だかやる気に満ちている。でも50歳過ぎで、かつ体力が落ちに落ちている現状を考えるとあまり身体にダメージを負わせたくないな…と思い、高強度になるかも知れないけれども短時間で終わる内容のレースにエントリすることにした。FTP計測も出来るかな?との思惑も込みで。

 

 

FTPレベル的にはまだまだなのでDカテでの出走とします。今回はちょうどいい感じの強度で進み、最終周の2周回目残り5kmにあるちょっとした上り区間で飛び出してその後はゴールまで単独で頑張れるところまで頑張る作戦。一人先行している人には届きそうもなかったので、後ろにキャッチされないように頑張り過ぎない程度に頑張る5km。結局のところ後方集団から抜け出てきた一人に残り1kmのところで追いつかれ、100mのところで抜かれて刺し返せずにフィニッシュ。

 

まあ、求めるものは強度だったので順位はどうでも良いと言えばどうでも良かった。その点で言えば、いいトレーニングになったと思う。トレーニング後にパワーデータを確認しても、W'balがフィニッシュ時点でほぼ0(ゼロ)になっていたし。

 

 

フィニッシュ後にはFTP更新検知のポップアップ画面が表示された。単純な私はこの手のものが一番やる気を起こさせる。褒められて伸びるタイプの典型。

 

 

27Wの向上は嬉しい限りだけれども、当面目標の3倍まではもうちょっと必要。でも、目の前まで迫って来れているのは良い材料。これをエサに自分で自分の尻を叩いてこれからも成長していきたいと思う。

TREK SuperCaliber も1年以上サイクルラックに収まったまま。それでは可哀そうだ(勿体ない)ということで、ショップでメンテナンスを受けた翌週にさっそく再稼働となった。今日は、そんな活動記録的備忘録としてのポストです。

 

 

ショップスタッフに聞いた近場のプチ林道に向けてペダルを踏む。今日の目的は、のんびりMTBライドと途中のインスタントラーメン&コーヒータイムを楽しむこと。いつもロードバイクトレーニングで使っている上り区間の先にある林道だったけれども、今日はMTB…時間がかかる。午前中に用事をこなしてからの遅めな出発だったので、この林道入口の集落まで上ってきたところで昼飯時になった。この先は未知なる地でどのようなプロフィールなのかも分からないので、ちょうど東屋もあるし、そこを借りてインスタントラーメンを食すことにした。

 

 

具も何もない “素” 味噌ラーメンだったけれども、美味い。塩分補給の意味も含みで汁まで飲み干す。外で食べるインスタントラーメンって何故こんなに美味いのだろうか?

 

 

次回は具も持って来よう…などと考えつつ東屋を出発し、次なる目的地に向かう。ここから先は入ったことのない林道で「陣場平線」という名前らしい。一部の区間のみグラベルでその他ほとんどが舗装道となっている。

 

眺望はよくないが稜線に沿って進む気持ちのいい林道

 

陣場平林道入口からすぐに下峠に辿り着くけれども、そこまでが “そこそこ” の激坂。そこを越えるとあとは舗装されているとはいえ枝葉で覆われているし、眺望も然程いい訳ではないが、稜線に沿って進む感じで気持ちがいい。

 

 

さほど時間もかからずに、出口(反対側の入り口?)にある地蔵峠駐車場に到着。ここで2つめの目的のコーヒータイムを楽しむ。駐車場(空地)で…と思ったが日向で暑いので、日陰で良い場所はないかと場所探し。

 

 

結局、「本日のコーヒー」はこんなところで頂くことになった。インスタントコーヒーではあるが、これまた美味い。ドリップにしようか迷ったが、そっちの方がより美味しく感じただろうか?

 

 

のんびり山の中を走って、行き着いたところで眺望を楽しみながらコーヒーを飲む。ここは眺望が良いところではなかったけれども、充分に美味しかった。ということは、これで眺望がよかったら、もっと。さて、次はどの山に入って行こうか?たどり着くまではツラさMAXだけれども、ついた先には最高のご褒美が待っている。

 

宿泊を伴うツーリングは1回/年あるかないか、日帰りツーリングも数回/年という稼働状況にあるシヴァ(R1250GS Adventure)。この低稼働率な状況を打開し、もっと活用していきたいと常々思っていましたが、今日はそんなことを考えていたところ思いついたひとつの活用方について、備忘録としてポストしておくことにします。

 

 

 

とある日曜日。予定の実走自転車トレーニングを雨天中止にし、代わりの室内トレーニングは午後からにしたことで、その午前中はマッタリとした時間となり、食後にはドリップコーヒーを淹れてAmazon Prime Videoでリラックス。その時に見たのが『ゆるキャン△』というキャンプ系アニメ。その内容はどうと言うこともないものだったけれども、見進めていくうちに昔の記憶が呼び起されてきていることに気が付いた。

 

大学生の頃の趣味の一つに「林道ツーリング」があった。2ストオフ HONDA CRM250R に跨り、国土地理院の25000/1 地図とコンパスを手に北海道の山の中を走り回るというものだったが、その際にテントを張ったキャンプ場で見た満天の星空が記憶の片隅から引っ張り出されてきた。周りを木々に囲まれた小規模な林間キャンプ場で、ぽっかりと開いた空一面に星が煌めいている。しかも、手が届くんじゃないか?と思えるような近さで。

 

また見てたいな…

 

そこで星空観賞キャンプツーリングを行うためには…を色々と検討し始めます。これは “星空をぼぉーっと眺めること” が主たる目的で、ツーリングに伴う観光や、キャンプ飯は必要最低限でいいと思っているわけです。可能であれば近場がいいし、キャンパーがたくさんいる有名なキャンプ場じゃない方がいい。キャンプ場をさらっと検索しただけだけれども、嬉しいことにここ長野ではそういったキャンプ場探しに困ることはないと言うことが分かった。となれば、次に検討すべきことは道具か…と。

 

何となく気が付いていたけれども、こっちの方が困る(?)ことが多い。とくにコストの面で。テント、シュラフ、その他諸々の小物類。上記の様に、ミニマムキャンプでいいのでそんなに必要な道具も多くない…が、アウトドアグッズは総じて単価が高い(自転車のそれに比べると可愛いものだけれども)。とはいえ、キャンプするのにテントがないと話しにならないし、シュラフもしかり…となれば、購入は致し方なしと腹をくくるしかない。

 

これからそれらの道具を探す旅にでることになります。まあ、いまのところ必要かなと思われるものは、テント、シュラフ、マット、ランタンくらいかな。料理に関しては、酒のアテにスキレットで肉を焼く程度でいいし、インスタントラーメンやコーヒーのためにお湯が沸かせれば問題はないので、追加で購入しなければいけないものは然程ないと思われます。また、その辺のことは、追って備忘録として残しておこうかな…と。

 

 

 

知人とよく交わす言葉があります。それは『いつ死ぬか分からないんだから、やりたいことが出てきたら “そのうち” ではなく “いま” やるに限るよな』という言葉。目の前には大小さまざまな壁がありますが、「越えられるかどうか」を考えるのではなく「どうやったら越えられるか」を考えることで、今シーズンはこれを実現していこうと思っています。

シリンダーヘッドプロテクター(純正エンジンガード用)のインストールで、車輛防御力UPを図る…今日のポストはそんな内容の整備的備忘録。

 

 

アドベンチャーバイクに分類されるバイクには、エンジンガードが標準装備されているものが多いと思う。我がシヴァ(R1250GS Adventure)もそうだ。

 

 

横にシリンダーヘッドが張り出しているがゆえに、転倒時には漏れなく地面と接触する。このバイクがオフロードを走ることを想定して設計されていることもあり、エンジンガードの標準装備は当然と言えば当然だ。だが、オフロードを走らない私のような “ツーリングバイク” として所有しているライダーにとっても価値ある装備だと思っている。なにせ、MAX300kg近くにもなる車体だ、立ちごけの危険性は他のバイクに比べて格段に大きいからだ。

 

そんなハードな使い方はしないが、このエンジンガードに関して少々の不安を感じる点があった。それは、スリップダウンして道路を滑走した場合などはガードしてくれると思うが、その最中に何か突起物があった場合とか、立ちゴケした際に、シリンダーヘッドの位置にこのエンジンガードでカバーできる大きさよりも小さな岩などがあった場合など、直接的なシリンダーヘッドへの接触がおこり損傷につながるのではないか…と。

 

上記の理由から、上述のシリンダーヘッドプロテクターを入手した訳だ。有名メーカー品も検討したが、今回は中華製品にした。認識が間違っているかもしれないが、個人的にこのパーツの必要条件は “強度がある” ということのみで、 モノ自体は曲げ加工された“ただの鉄板” だろうという認識だ。その製品の価格といえば、有名メーカー品が50,000円程するのに対して、中華品は1/10以下の3,000円程だ。ダメだったら買い換えてもお財布事情には影響のない金額であったというのもその理由の一つ。で、届いた製品を見たところ「これで充分だろ」という印象。

 

 

有名メーカー品は、その厚みが4mmとあった。それに対してこの中華品は2.4mm。この1.6mmの差が計算上でどういった差をもたらすのかは工学系ではない私にはまったく分からないが、2.4mm厚のアルミプレートでも十分なのでは?と思える印象だ。

 

 

まあ、細部を見たら色々と意見があるとおもう。だが、個人的な印象で言えば、以前の中華品と比べると “まだマシな方” という印象を受けた。価格面を加味した際には “許容範囲内” な品質だと思う。送料込みで約3,000円なのだから。

 

 

逆の見方をすると、有名メーカー品が50,000円もする理由が何なのか?それに値する特殊な素材と製法を用いた製品なのか?と、ネガティブな印象を持ってしまうのは私だけだろうか。

 

 

いざというときに役に立ってくれることを期待しつつ、そういう場面にならない方がいいと願いつつ、後日インストール作業を行うつもりだ。