Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -3ページ目

SuperCaliberへの投資が続いています。やりたいことをやるための必要経費…と思っているので、あまり気にはしていませんが。今日はそのために必要な投資先の一つであるバイクパッキングについての備忘録のポストです。

 

先述した “チルなこと” をやるためのSuperCaliberを作るという目的のために必要なものの一つにバック類があります。spec.2でDHバーを導入したと同時にBIKE BOTTLE BAG/ACEPAC社×2を追加導入したわけですが、当然それだけでは足りません。

 

ここには塩分タブレットとか補給食とか、その辺を入れる予定…

 

そのチルなことをする上で 珈琲セット はマストな装備です。その他にも場合によってはインスタントラーメンを食べるためのクッカーセットも必要になります。あとは、パンク修理キットをはじめとした工具類や撮影のためのドローン。これらのものを現状ではバックパックを背負って運んでいるのですが、できるなら身軽な状態で移動したいと思っているので、それらを収納できるだけのバック類を用意しなくてはなりません。この程度の量なので、とりあえず サドルバック と フレームバック を検討します。

 

まずはサドルバックについてですが、ドロッパーポストがついているのでサドルレート+シートポストでの固定の物はNGとなります。WOLFTOOTHのVALAISというパーツを使うと上記タイプのものも使用できるとの話しですが、約4,000円のコストがかかりますので、最終手段で。サドルレールのみでの固定の製品を探しますが、やはり数は多くない。そしてあっても高額な部類のものが多い印象ですが、その中では安めな DROP POST BAG / ACEPAC社 を選んでみました。

 

 

そして、フレームバックですが、これは選ぶのが難しいですね。なんせこの部分にはボトルがあります。それをどうするかを考えなくてはいけません。わたしの場合は、ボトルは2本持っていきたいので、バックで全面を占拠するタイプは現時点では避けました(今冬にカスタムで作成する予定でもありますし)。なので、シートチューブにロングボトルを、ダウンチューブにスタンダードボトルのスペースを確保できるサイズのフレームバック…いう前提で探しましたが、なかなか見つかりません。なんとか見つけた製品のサイズに切り出した台紙を実車に充てて確認したところ、いけそうなものがありました。

 

 

意図せずしてBIKE BOTTLE BAGと上述のDROP POST BAGと同じACEPAC社のTRIANGLE FRAME BAG。台紙上では、ダウンチューブに取り付けたボトルの口が少しだけ干渉してはいましたが、布製バックなので何とか変形して出し入れできる感じにはなってくれると期待しています。

 

 

ものが決まったら早速発注です。いつものショップスタッフ S水さんにLINEで発注依頼をしましたが、その返信LINEには「代理店品切れ」の文字が。折り返しで色違いの在庫確認を依頼しましたが、それも同様。しかたないので、国内通販を狙いましたが、そこでも同様に「在庫なし」か「メーカー取寄せ」となっている。つまりは入手不可。さてどうしましょうか。

 

本国のACEPAC社HPから購入できるのではないか?と見てみると、該当製品に On Stock の文字があるではありませんか。 すぐに該当製品をカートに入れて手続きを進めましたが、やはりそう上手くはいかないものです。Delivery Country欄にJapanがない。ここでも入手不可。

 

最後手段は海外通販。昔なら Wiggle や Chain Reaction などがありましたが、それらも現状では日本への配達はないはず。消耗品などを安くて入手できたので何度か利用したこともありましたが、いま日本で使える海外通販は何処だ?ということで、BIKE INN というスペインの海外通販を覗いてみました。そして見つけましたよ、該当の2製品を。在庫もあるようですし、日本への発送も問題なさそうです。ざっとBIKE INNなる通販を調べてみましたが、怪しい会社ではなさそうなので、そのまま発注手続きを進めていきました。

 

 

送料込みの総額で見ると、国内で定価売りのモノを購入するよりもほんの少しだけ安く手に入るようです。通常時にはこちらから購入するメリットはほぼ無いですし、世話になっているショップにお金を落としたいのでそこに発注を出しますが、今回は国内ルートでは入手できないという状況ゆえに致し方なしということで、S水さんも許してくれるでしょう。

 

来週末には届く予定との返信が来ましたが、それを信用してはいません(してはいけません)。往々にして遅れますので、気長に待つことにします。早くフィッティング具合を見てみたいですけどね。

My MTBなSuperCaliberのバージョンアップ計画については先日ポストしましたが、その詳細に少々の変更を加えた形で spec.2 へと昇華させるべく先週金曜日に作業を行いました。今日のポストは、その内容についての備忘録です。

 

 

My MTBである SuperCaliber を2022年に購入した際に、Bontrager製(?)ドロッパーポストとSIGYE製パワーメーターの導入、そして全ブレーキ系パーツのDeore XTへの換装を行いました。この、ストッピングパワーやコントロール性といった 安全性能の向上 を目的としたものが spec.1 で、それ以外はデフォルト状態で運用してきました。

 

その当時は、まだこのSuperCaliberでXCとかSDA王滝などへのエントリーを考えていたのですが、現状では大きく方向性が変わっています。現在このSuperCaliberでやりたいことといえば、舗装未舗装関係なく入って行けるMTBの特性をフル活用した “走ったら楽しいだろうなと思える道を走る楽しみ” や “景色の良い場所まで走り、そこで癒される” という “チルなこと” をやっていきたいとおもっています。そこに、COFFEE TIMEなんぞを追加して、さらなる楽しみや癒しを付加できたら良いな…と。

 

そんな願望のために、今回の spec.2 では何を目的としたらいいのか?を検討した結果、快適性の向上 をその目的とすることにしました。 基本的な方向性としては、快適性を走行性能よりも優先順位を高くしています。ホイール交換による軽量化とかその類のマシンスペックの向上よりも、移動するための道具としての使い勝手の良さを求める方向性のバージョンアップを進めていこうと。その方向性の中で、この spec.2 では 移動区間の快適性 にフォーカスしました。ロードバイクも乗る身として、MTBで走る舗装路は 遅い・進まない・退屈 という印象をもっているということからきています。

 

走るのが楽しい林道や、絶景スポットで癒されるためには、必ず移動区間としての舗装路を走らなければなりません。私(達)は自宅出発の自走スタイルですので、市街地から遠く離れた場所を目的地として設定するがゆえに、どちらかと言うと舗装路を走っている比率の方が高いわけです。なので、避けては通れない 遅い・進まない・退屈な舗装路 をもっと快適にやり過ごすことができるとなれば、それは大きなメリットとなり得ます。その観点から、今回のバージョンアップでは何をしたか?

 

 

 

 

MTBにDHバー?と思うかも知れません。わたしも当初はそう思いました。インターネットで海外サイトを見ていた時に目にしたこのDHバースタイルが気になっていましたが、実際にやるか?と言われたらまだそこまで気持ちが追い付いてきていない状態でした。ですが、色々と考えれば考える程にポジティブな方に気持ちが傾いていき、既成概念にとらわれずにシンプルに目的達成のためにはなにが良いかを考えると辿り着くいくつかの方法のうちの一つとなります。そんな気になっている選択肢の一つであったDHバースタイルを実行に移したのはお世話になっているショップスタッフが既に導入していた…ということが大きな要因でした。DHバーは構想にはあれど現段階でそこまでの飛躍をすることを考えてはいませんでした。なので、その一歩手前の意味合いで ERGONグリップ GS-2(バーエンドが付いているタイプのもの)を発注しようと先週中頃に訪問したショップで、DHバーが取り付けられているそのスタッフのMTBを目にしてしまったことに始まります。

 

そのスタッフは既に実走を済ませていたようで、その感想を根掘り葉掘り聞きだします。聞けば聞くほど、こちらの方に気持ちが傾いていきます。ERGONグリップを導入した際のメリットデメリットを比較検討した上で、来店目的だったERGONグリップの導入は延期、かわりにDHバーの導入を決定、その場で発注手続きを完了させます。

 

山岳区間では、クソにも役に立たないDHバーですが、平坦基調の環境では絶大なる効果を発揮するのではないかと感じています。市街地など使用で危険が高まる場所では当然のことながら使用はしませんが、使える状況はそれなりにあるでしょう。使ってみないとなんとも言えませんが、これで移動区間に快適性(副産物として速さと脱退屈感)がもたらされるのだとしたら、当初予定していたERGONグリップ導入の約2.6倍の費用が掛かったとしても、充分にペイできるものではないかと感じます。

 

 

金曜日に取付作業は完了していたので、週末には当然のことながら諸々の調整のための実走に出かけ、実走チェック → 調整を繰り返します。ザックリとしたところまでもってこれたので残る微調整は今後の作業。バー長も最適化しなければなりませんでしたが、いまのところはカットする必要はなさそうです。

 

 

100km / 900mUPな試走をしてきましたが、復路のサイクリングロードは向かい風の平坦道とDHバーを試すには最高の環境です。その結果としては想像通り “ポジティブ” の一言に尽きます。バーハンドルを持ったアップライトな通常ポジションからDHバーポジションに移行すると、労せずして速度が数km/hあがり、速度維持を意識するとパワーメーターの数値が10W以上下がるという結果をもたらしてくれました。

 

BIKE BOTTLE BAG / ACEPAC × 2 も追加導入

 

DHバーが付いたMTBに出会ったことがなかったので、なんか楽しい気分です。そのショップスタッフとあーだこーだと話しをするのも楽しい。当分の間は、この類の話題で盛り上がるでしょうが、より快適な方向性に持って行けると良いなと思っています。

 

願わくば、DHバースタイルMTBに興味を持ってくれる仲間がもう数人増えてくれると本当は嬉しいのですが。

先週末にSuperCaliberで行った渋峠サイクリング。そこで色々なポイントで「こうだったらよかったな」という気付きがありました。その視点で同行メンバーのバイクを見てみると、やはりその手の装備に換装していたり、追加されていたりするので、基本的なところではみんな同じように感じているんだなと思ったりしたわけです。やはり、実際に運用してみないとそういう所は分からないもんですね。

 

ということで、その辺のことを整理するためという意味合いも込めて、今後のバージョンアップ計画を備忘録としてポストしておこうと思います。

 

 

帰宅後に思考を整理させると下記の4点にまとめることができました。

 

 ① ホイールの換装

 ② ハンドル交換

 ③ バーエンドの追加

 ④ フレームバックの追加

 

①はもろ軽量化の為で、登坂が苦手(嫌い)な私にとってはそれなりに重要事項です。②は軽量化の意味合いもありますが、ハンドル幅だったり角度だったりにちょっと気になるところがあったりしたので。③は登坂中に気が付いたことですが、バーエンドを縦に持てたらダンシングがし易いのではないだろうかと。④は修理セットや補給食を簡単に取り出せるようにしたいという単純な思い(バックパックに入れて持って行っていたので、いちいち下ろすのが面倒臭いと感じた)。

 

思いついたことを箇条書きにしたらこの4つですが、次はこれらについて優先順位をつける必要があります。そうすると… ④ → ③ → ① or ② という感じの並びになります。一度にやっつけてしまうことも可能ではありますが、いかんせんコストの問題もあるので、そこは私自身の現状と使い方と考えると、パフォーマンスUPよりも使い勝手の向上 だな…と。

 

 

④フレームバックは、トップチューブとダウンチューブ間の三角州地帯に収まるMTB用修理セットが入る大きさのものと補給食等用にトップチューブかハンドル前にバックぶら下げる?ものを。③バーエンドは、皆からおすすめされるERGONかな…と。

 

①ホイールは、もっと自身のパフォーマンスが上がってからでも問題ないし(逆に重い方がトレーニングになる)、②ハンドルもどんな形状のものにしたらいいのかよく分からん部分があるので、もっと使い込んでその辺を明確化させれるようになってからで。

 

基本的にはXCレーサーだけれども、XCレースに出ることはない。ロングツーリングや近場の林道探索&Coffee Rideがメインなので、それに合わせたカスタマイズを行っていく予定。

 

 

目指す方向性はこんな感じ…で。

 

猛暑予報の先週末は、人生2度目にしてMTBでは初となる渋峠越えサイクリング。MTBで行くにも関わらず、グラベルはなく全線ターマックという変なライドパーティー。MTBでいく意味なくない?と思わざるを得ないけれども、それもまた一興ということで。

 

 

35℃越えの予報も午前6時から登り始めるので、下界もまだ20℃前半とそんなに暑くはない。本格的な暑さが襲ってくる前に標高を上げてしまう作戦。出発地点→笠岳までの約20kmは超級山岳、一旦下って熊の湯→渋峠トップまでが1級山岳とGarminさんが要らぬ情報を押し付けてくるので、気分はもうダダ下がり。まだ出発していないのにもかかわらず…。

 

 

おまけに、そもそもがヒルクライムが嫌い&苦手である。今日はMTB参戦ということで機材も重たい。ネガティブ要素しかない。でもその分、完遂できたら自信になるか?逆にもう嫌だ…となるか?総勢9名のパーティー。その中にSDA王滝100kmカテゴリー完走者が半数を占めているので、実力差は明白。遅れても焦らず急がず自分のペースで…を貫く作戦。

 

笠岳登山口の少し手前

 

笠岳到着で “もう帰りたい症候群” が発症、横手山ドライブイン付近で “待たせてるから…という強迫観念” に捕らわれ(助けられ)、万座では “無の境地” に。苦行という一言に尽きる。ただ、参戦表明した時点でこうなることは予測ができていたので、トレーニングだから…と自分に言い聞かせながら何とか乗り越える。仲間と来なかったらとうに引き返していたと思うので、仲間って大切。

 

群馬ー長野の県境にある渋峠ホテルにて

 

毛無峠への分岐点を越えるとあとは須坂市内までダウンヒルするのみで、一番慎重になる区間。タイトでブラインドなヘアピンカーブの連続なので対向車には要注意。路面は思ったよりもまともだったとはいえ、そこは山道なので所々バンピーだったりする。最後にブロックタイヤのグリップは舗装路では低いので気を抜くとすぐにブレイクする。

 

毛無峠分岐点の手前のポイントから

 

MTB・グラベルバイクと全員がブロックタイヤというパーティーだったけれども、その道程にはグラベルはなし。100%ターマックならロードバイクの方が良いんじゃないか?という問いは愚問。何をどうやって楽しむか?あえてMTBで…というのも一興だと思うのは、我々だけだろうか?

 

 

国道最高地点近くでコーヒーを飲む…という目的のために、不利を承知でバックパックにコーヒーセットを忍ばせてMTBで渋峠を上る。こういうのってなんか楽しいって思える感覚を大事にしていきたい。

 

シヴァ(R1250GS-A)でリターンライダーになってから2年が経とうとしています。この間、何度もツーリングのための北海道帰郷を検討するも実現するに至らずでしたが、2025年秋にそれが実現することになりそうです。

 

ことの発端は、2024年10月に所用で帰郷した際に新卒入社した会社の同期数名と数10年ぶりに会ったときに、集まった同期メンバーの中に北海道にいた頃から一緒に走っていた仲間がいて、私と同時期に同じトリプルブラックの R1250GS-A を購入したもう一人と3人でツーリングしたいよなという話しになったこと。

 

やつら2人は北海道なので、こっちが北海道に行かなくてはならないけれども、そんなに気安く行けるものでもないので、日程調整が難しい。夏は、フェリーも混むうえに運賃も高い、観光客も多いし、何より暑い(昔の北海道は梅雨もなく、暑いけれども過ごし易い印象だったけれども、いまの北海道はそうじゃないらしい)。今回のツーリングには観光的要素は不要ゆえに、季節は重要視されない。なので、暑さも収まりつつまだ寒くもない季節…秋に行くことにした。

 

航路は、新日本海フェリーの「新潟ー小樽」の一択。この航路が “時間” と “お金” と “体力” を一番有効的に使えるという結論に至った。長野から3時間程走るだけで新潟からはフェリーでの移動となり、ガソリンも体力もそれ以上は消費しないし、乗船後はんびり船旅を楽しみ、体力を満充電して、翌日早朝の4時半に北海道・小樽に上陸する。上陸したその日をフルで利用できるのも、とてもありがたい。とは言っても、私の場合は、実家が小樽にある(フェリーターミナルから5分の距離に)ので、下船後は実家に直行なのだけれども…。

 

 

新日本海フェリーでは、3か月前の同日09:00より予約が可能となるので、早速予約を入れた。当初予定では金曜・月曜を休んでの計4日間の日程という弾丸ツーリングだったけれども、南航路(小樽→新潟)の日曜日運休が多い(基本運休なのか?と思う程に)ので、月曜祝日となる敬老の日を利用して5日間の日程で行くことになった。それに伴って自由行動可能な日も大幅に増えたので、ツーリング以外にも色々と楽しめそうだ。

 

往復のフェリーは確保できたので、つぎは向こうで何をするのか?を考えるとするか…