MTBライドに必須のお供である コーヒーセット を一新しました。目的は “軽量化” と “省スペース化” 。ガチな自転車旅系サイクリストではないがゆえに、 身軽さ と 気軽さ を求める自分としては優先順位が高めな道具への投資です。今日はそんな内容の備忘録を残します。
現状では、ガスバーナー+CB缶+湯沸かし用クッカー+カップという構成で運用をしていました。カップをクッカーにスタッキングできるものに変えたりしてコンパクト化は図ってきましたが、荷物の運搬を バックパック から バイクパッキング へ変更するにあたり、さらなるコンパクト化の必要性を感じるようになりました。使用用途は限定的で コーヒーを飲むこと(ごく稀にインスタントラーメンを食べる) のみです。しかも、使用環境の面でも厳しい環境下で使用することはありません。極寒地なんてもってのほか、悪天候のときにはそもそもMTBで走らないですから。
となれば、マテリアル選定も極振りできるというもの。で、辿り着いたのが、その筋の人達がアルストと呼んでいる アルコールストーブ です。
とてもシンプルな道具で、なおかつ軽量。ガスバーナーに比べてネガティブな面はあれど、私のような使い方では特に問題にもならないどころか、軽量化・省スペース化という大きなメリットを享受できるとなれば悩むことがありません。
ということで、今回の一新でコーヒーセットの構成内容は以下の通りとなりました。
・ TITAN MANIA コーヒーカップ チタン製シングルマグ 300ml
・ TITAN MANIA アルコールストーブ チタン製
・ TITAN MANIA 五徳 B チタン製 アルコールストーブ用
・ SOTO マイクロリフター
・ PENGUIN GOING スパークロッド
・ 健栄 燃料用アルコール
そして、インスタントラーメンを食すときには、これに下記1点を追加することになります。
・ モンベル アルパインクッカー スクエア13
ちなみに、一新する以前の構成内容は以下の通りです。
・ TITAN MANIA コーヒーカップ チタン製 シングルマグ 300ml
・ DUG HEAT-1 ( DG-1100 )
・ SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウィンドマスター ( SOD-310 )
・ SOTO ウィンドマスター専用五徳 フォーレックス ( SOD-460 )
・ イワタニプリムス ガスカートリッジ ( IP-110 )
・ イワタニプリムス カートリッジホルダー ( P-CH-R )
この一新により、かなりの軽量化と省スペース化がもたらされました。
重量で言うと、コーヒーセットのみの場合で、444.5g → 162.5g へと -282g /63.4%の軽量化が、省スペース化については、インスタントラーメンセットも運ぶ場合には DUG HEAT-1 × 1個分のスペースが削減されました。
【 重量比較 】 左:コーヒーセットのみ 右:コーヒー&インスタントラーメンセット
【 スペース比較 】 上:旧セット 下:新セット
コーヒーセットの新旧比較
新しいコーヒーセットは保護用袋に入れた状態で モンベル アルパインクッカー スクエア13 に余裕をもって入りますので、この余剰スペースに燃料用アルコールと箸を入れていきます。
これにより、いま海外から輸送中のバック類が SuperCaliber に装備された際には、当初予定のコーヒーセットのみを常時積んでおいて、インスタントラーメンセットは適宜組み込むという形ではなく、コーヒ&インタントラーメンセットを常時積みっぱなしにしても良いのではないかと思えるほどになります(そうするかどうかは別にして)し、ドローンを積み込む余裕も生まれます。
これで、計算上ではバックパックを背負うことなく、コーヒーセットとインスタントラーメンセット、そしてドローンを積み込んでもまだ余裕がある感じに収まるはずです。余程のことがない限り、必要とするものはこれ以上増えることはないと思いますので、当面この仕様で運用していき問題が発生しなければ、これが最終形ということになるでしょうか。
アルコールストーブ未経験なので、事前練習で使い方に慣れた上で実際のMTBライドでデビューさせようと思います。YouTube等で見てると、アルコールストーブの炎の揺らぎに心癒されます。まるで薪ストーブのそれを見ているかのようです(経験談)。それをアウトドアで味わいたい…というのも、わたしのMTBライドの目的の一つ。しかし、そのためには暗い中でしかアルコールストーブの炎はほぼ見えないので、夜間しか駄目だということになります。しかし、夜にそれを求めるとキャンプをしなければならず、それは私の嗜好性から外れます。ならば…ということで、朝焼けコーヒーライドを企画しようと思っています。陽が上がる前の極早朝にポイントまで走る、そこでアルコールストーブの炎でまずは癒される。そして、その炎で淹れた美味いコーヒーを頂きながら、次は朝焼けを堪能する(雲海なんかもあればなお良し)。
やばい、想像しただけで最高じゃないですか?