Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る) -24ページ目

数年前は目標としていた “ ツール・ド・おきなわ ” が先週末開催された。その様子がSNSで流れてくるのを目にする今週前半は、いろいろな気持ちが自分の中で渦巻いていた。

 

そんな気持ちをまとめる為の完全プライベートな備忘録…今回はそんな内容のポストです。

 

 

2019年の沖縄にて…

 

 

 やりたいと思ってきた事に “本気で” 向き合っていた?

 

7月頃から仕事的に超多忙を極め “自転車に時間を割くどころの話しではない状況” に陥り、予定していたMTBとロードバイクの目標である SDA王滝ツール・ド・おきなわ(以下 TdO) は断念せざるを得なくなった。自転車 > 仕事という不等式が成り立たないのは当然のことなので。

 

世の中がコロナ渦に飲み込まれた丸2年は目標を失いながらも、再開されるのを期待しながらの時期だった。世の中がウィズ・コロナな風潮になってからも医療系の仕事をしてる自分としてのハードルは下がることはなく、レースは開催されているがエントリーは出来ないという状況にフラストレーションは溜まる一方。そしてすべてが解決された訳ではないものの、エントリーしても大丈夫かな?と思える状況になった3年目の2022年は上記の通り。

 

今年のSDA王滝とTdOのエントリーが出来ないと分かった7月から今日の今日までは、正直なところ自転車のことを考える時間は殆ど無くなった。吹っ切れたというのが本音だが、その意味合いはポジティブにと言うよりはむしろネガティブな意味合いで吹っ切れたというのが正しい。別の言い方をするならば 自転車から心が離れていった というのが一番的を得た言い方だと思う。

 

そんな中で、TdO 2022のニュースなりがSNS等で入ってきてふと我に返った。「やりたくてやり始めたロードレースなのに、本気で向き合っていなかったな」という思いがまず先にやってきて、「やっぱりロードレースやりたいな」という思いがそのすぐ後ろを追いかけて来る。やめるのはいつでも出来るけど、それは自分なりにやり切ったなと言う思いを持った上でだよなと。

 

ということで、気持ちを切り替えて…と言うか今の自分の気持ちに素直になって、今日からもう一度ゼロから積み上げていこうと思う。来年のTdOには “ 過去一の自分 ” で挑むために。

 

地道に一歩一歩進むしか方法はない訳で、それが一番難しいのは重々承知。でもそれがやるべきことなら、やるしかない!ということで。

 

時々このポストを読み返して気持ちを忘れないようにしよう…という意味合いも込めた今日のポストです。

ココは基本的に “ロードバイクに関してのブログ ” なのですが、備忘録的ブログとして残しているのでロードバイク以外でも備忘録として活用しようかと。

 

 

 

 

急遽、車が必要になって購入した VOLVO V60 D4 R-Design 2016年モデル 。安価に型落ち感が少ない車に乗りたかったら中古輸入車が狙い目とは以前から聞いていたものの、実体験として認識することになった。

 

 

 

 

 とりあえず消臭剤で何とかなるかな?

 

9月頭から乗り始めて数週間経った辺りから「どうもエアコンが臭うな…」という感じを受け始めたので、とりあえずの対処としてエアコン内部の除菌・消臭を目的としてスチームタイプの除菌消臭剤を使用して様子見を決め込む。

 

 

Carmateホームページより借用

 

 

2週間ほど経ったある日、微かな “ なま乾き臭 ” を感じたので次の手段を実施。それが今日の備忘録の内容であるキャビン(エアコン)フィルターの交換。

 

 

 

 

 次の手は キャビン(エアコン)フィルター交換

 

スチームタイプ消臭剤は所詮は対処療法でしかないのであまり期待はしていなかった(臭いがこれで消えてくれればラッキーなんだけどな…程度)。次の手からは根本治療的対処法となり、その第一弾がこの キャビン(エアコン)フィルター交換 ってわけ。

 

 

 

 

早速、オート〇ックに足を運んでサードパーティー製フィルターの入手を試みるが、在庫してあるものは全て日本車用のものばかりで輸入車用は在庫がない。在庫を置いてないだけで取り寄せになるのかな?と棚にあった適合品検索用冊子をペラペラめくるも輸入車のものは掲載されていない。ん?フィルターはVOLVO純正品しか選択肢がないのか?とりあえずインターネットで調べよう…と調べて入手したのがコレ。見たことも聞いたこともないメーカーだが、OEMで純正品を作ってるメーカーらしい(その辺の詳細は分からず)。しかし、フィルターの交換手順を調べていく中で頻繁にこのメーカーのフィルターが出てきていたので、問題ないのだろう。

 

 

作業を始める前に作業工程をインターネットで調べたが、この時点でやはり日本車は良いなと思い知らされる。何故ゆえにこんなにもフィルター交換が面倒臭い車作りをしているんだ…と。あれ外して、これ外して、それも外してとアクセスするまでの道のりが遠い。かつやっとアクセス出来るようになったところで、フィルター交換がすこぶるやり難いときた。

 

 

定期的に交換することを想定できるパーツなのだから、もっとそれを考えた上で設計して欲しいものだが、言ったところでどうなる訳でもないのでもう言わない。

 

 

事前に交換手順を調べた際にこの点はほぼ全員が言っていたのでそのつもりで挑んだ。フィルターを取り外す際も、入れる時のことを考えて “ こうやれば外しやすいから入れる時もこの逆を行けば良いはず… ” と。おかげでフィルター交換作業は少々てこずりはしたものの10分ほどで終了し、全行程あわせても30分もかからなかった。

 

 

ちなみに、前回いつ交換したのかは不明(中古車ゆえに)だが、取り外したフィルターはこんな状態。

 

 

 

 

 

 

 

 まとめ

 

今回の作業での注意点としては覚えておくべきことは、フィルターの通り道を外すときによく確認しておくこと。得てして外すときは強引に引き抜けば抜けてしまうのでそうやりがちだが、それでは入れる時に困ることになると思う。外す際にフィルターがどこを通るとスムーズに抜けるか?変に変形させることなく引き抜けるルートはどこか?を探るのが、その後の作業の効率化につながる。

 

 

今回初作業だったが、この方向にひとまず引き抜いてきて、ここまで抜けてきたらフィルターをこの方向に少し捻りながらあっちにずらす…的な感じでやったら上手く抜けてきたので、その逆をやったら比較的簡単に入替えることが出来た。どの位置でどの方向に…的な要素は、あえてココでは記載しない。それは、パズルを解くのと同じで、それを発見することに楽しみを感じる人種がいるだろうから(私もそう)。

 

 

ただ言えることは、奥まっている場所で作業をするので見えない部分が多い。新しいフィルターを入れる際は、上述のフィルタが通るルートを意識したうえで、フィルター挿入口上端の位置はしっかり確認しフィルター上端がそこにアプローチ出来てるかに注意してほしい。上述のフィルタールートにのせてそのまま進めていっても挿入口にうまく導かれる可能性は低いので。

 

 

そうそう、最後に一つ。

グローブボックス下のカバーを外す際にトルクスドライバーが必要になるが、インターネットで調べていた時に T20を使用して… との記載を見かけた。私はトルクスドライバーを持っていなかったため店舗で購入したが、その際に不安になり実物合わせでサイズ確認させて貰ったら実際には T25のトルクスドライバー が適合した。T20でもきつく締められていなければ外せるとは思うがご注意いただきたい。

 

 

さて、今回のキャビン(エアコン)フィルター交換の結果はどう出るか?これでもダメなら残る手段は エバポレーター洗浄 しか残っていないのだが…

とある事情につき、2022年シーズンも早々に終了。それに伴いこれからの自転車との関わり方について考えなきゃいけない…ということで、今回は自分の考えを整理する意味合いも込めて(それがほぼ全部)の備忘録的ポストです。

 

 

せっかく自転車部屋確保出来たのに…

 

 

なんて言ったらいいのか?人生は何があるか全く分からない…その一言に尽きる。それが “良い何か” か “悪い何か” かは分からないけれど。今回は “悪い何か” に端を発して “良い何か” に結び付いた(けた)ので、今後その “良い何か” を継続していくために進むことになるけれども、ホントに人生何があるか分からないということを身をもって経験した。

 

この経験で得たものは、「人は信用できない」ということと、「人を大切にしよう」という一見相反する考え。でも自転車にも通ずる考え方だったりるすのかも?とも思える。

 

 

 

 

 現状

 

2022年シーズンの予定としてエントリーを決めていたのは、この2つ。

 

 ・SDA王滝(MTB) 2022年9月開催

 ・ツール・ド・おきなわ(ロードバイク) 2022年11月開催

 

これらへのエントリーはもう絶望的。これらに向けてのトレーニングを積み上げる時間を作る余裕がなかったし、この時点であくまでも趣味で乗ってる自転車を仕事よりも優先することはあり得ない。しかも新しく進む道は自らの足で進まねばならない道ゆえ、そのうち “自転車の時間” も組み込むにしても、ビジネスを軌道に乗せるまでは仕事が最優先される。

 

ただ、全く乗らなくなるのは精神的な健全状態を保つことにも、見た目的なスマートさを維持することにも支障があるのは明白。体力をつけておかないと仕事出来ないし、いまさらボテッとした体形になるのは屈辱以外の何物でもない… 体形的に “オヤジ” には絶対になりたくない。

 

ということで、じゃあこの状況で何が出来る?ビジネスが軌道に乗って “自転車の時間” が組み込むことが出来るようになったときに何を目的にする?を考えておかねば。いざというときにすぐ動けるようにと、行く先を明確にしておかないと道に迷うから。

 

 

 

 

 

 これから

 

目的はやはり変わらずこの2つに落ち着く。

 

 ・SDA王滝(MTB)

 ・ツール・ド・おきなわ(ロードバイク)

 

純粋に “自転車の楽しみ&困難を乗り越えた達成感” を味わいたいための SDA王滝 と、昔の自分を超えた今の自分自身の進化を確認し喜びを得たい ツール・ド・おきなわ は外せない。

 

それ以外では、自転車を通じて色々な人との繋がりという面を広げていきたいという思いが強くなった。いままでもこの思いはあったが、より一層その思いが強くなったという表現が正しい。これも、超ド級のインパクトをもたらした今回の一件のおかげか?

 

最後に 自転車の全てを楽しむという原点に立ち返ること。これの基にすべてが成り立つと言ってもいい程の重要事項。

 

 

 

 

 

 これから出来ること(すること)

 

超単純に考えると、もうオフシーズンに入ったということは、人よりも早くベーストレーニング期に入ることが出来る…と言うことになる。私のこれからは “時間はない” が “時間がある” というなんとも微妙な状態ゆえに、なんとか時間を捻出できればそれはそれでいい状態に持っていける。つまりは、問題は時間の捻出の一点のみということになる。

 

幸いにして、自宅には効率的にトレーニングが出来る環境は整っておりGROWTAC F3.2もZWIFTも完備されている(無いのはエアコンくらいだ)。メニューをこなす為のトレーニングコースにたどり着くまでのもしくはメニューをこなした後に自宅まで戻ってくるまでの移動区間(時間)も必要ない。数分の準備でトレーニングメニューを始めることができ、終わって数分でシャワーまでも済まし仕事に戻ることすら出来る。

 

数か月前はそれすら許されない多忙ぶりだったが、ひと段落ついたいまなら自分次第で何とかなりそうな気がする… いや、なる。結局のところ、自分次第、やるかやらないか…だ。

 

 

 

 

 

 最後に…

 

コロナ渦とこの一件でノーイベントで終わったここ数年だったが、来年こそは充実した自転車生活を送ることが出来るように、これからの一年は公私ともに頑張る一年になりそうだ。結果的に何も残っていないという面ではここ数年と同じだが、気持ち的には全く違う自分自身の現状。

 

なんとか一年乗り切って来年こそは沖縄に行こう!

 

来年はちょうど50歳という区切りのいい年でもある。ここ数か月の強烈な向かい風も、徐々に風向きが変わり追い風に代わってくれるはず。

室内トレーニングをする際のローラー台は、グロータック社のGT-Roller F3.2を使用しているが、果たして購入してから何年が経ったのでだろうか?最近、モーションコントローラー付近からギシギシと異音がすることが多くなってきたので、メンテナンスをすることにした。

 

今回はそんな感じの “GT-Roller F3.2を久々にメンテナンスした” という備忘録的ポストです。

 

 

 

 

メンテナンスなんて文言を並べたとしても、やることは大したことではない。モーションコントローラー内部に設置されているエラストマーをはじめとするパーツを取り外し、古いグリスを拭き取って、再度グリスアップして戻すのみ…という、その作業手順を記録に残す必要もない程度の作業を行う。

 

そのグリスアップには、シリコングリスを推奨すると記載があるが、私の工具箱にあったのは、リチウムグリス・セラミックグリス・ケーブルグリス(シマノ製)の3種類。シリコングリスが見当たらない…さて、どうするか?

 

いまあるモノで代用できるものはないものか?と調べてみる。リチウムグリスは汎用性は高いがゴムとか樹脂製品への使用は避けた方がよいとあるので、これは除外。セラミックグリスがゴム系パーツにどのような攻撃性があるのが調べきる事が出来なかったので、これも除外。最後のシマノ製ケーブルグリスを調べてみると、これにはシリコングリスが封入してあるとカタログに記載されているとの記事を見つけたので、今回はケーブルグリスを代替品として使用することに。

 

 

シマノ製ケーブルグリスと分解したパーツ類

 

 

これで前後左右に動くモーションコントローラー付近からの異音とサヨナラ。快適ローラー生活が復活。そんなに頻度が高いメンテナンスではないものの、数年おきにはやっておいた方が “快適性” があがる。

 

症状が出る前にやっておくべきものが “メンテナンス” ということで…

パワーメーター導入を決めて、必要パーツの発注を完了した備忘録をポストしたのが先月6月7日。丸1か月経った昨日(7月8日)、ショップよりパーツ到着の連絡を受け、さっそくインストール作業をして貰った。今日はその備忘録&SIGEYI AXO パワーメーターの設定等々についてのポストです。

 

 

 

 SIGEYI AXO Power Meter

 

初のAliExpressでの購入だったので “手元にちゃんと届くのか?” という普段は抱くことのない不安を抱えたのは正直なところ。そして、無事に手元に届いた安堵感と、果たして届いたパワーメーターはちゃんと機能するのだろうか?という新たなる不安…なんとも言えぬ心理状態。とは言え、案外こういうハラハラ・ドキドキ感はキライじゃない。

 

 

インストール作業はいたってシンプル(ショップに作業依頼しておいてこの言い方はない…)。チェーンリングから純正のスパイダーアームを取り外し、SIGEYI AXO Power Meterを代わりに取り付け、それにクランクを組み付けるだけ。BB交換が伴わなければ自分でやってしまうのだが、今回はPRAXIS WORKS製クランク → SHIMANO製という感じなので、BB交換作業が伴う。おまけにSuperCaliberがスレッド式BBなら良かったのだが、残念ながら圧入式なのでショップに依頼することに(仕事が忙しくてそんな時間なかったという要因も)。

 

小一時間程で作業が完了した旨の連絡が入り、仕事終わりに引き取りに行きインストール完了となる。

 

インストール作業が完了したら、次はファームウェアアップデート作業。自宅に戻ってからこの作業を行ったが、その前に別の重要な作業をこなす。それは、貼ってあるステッカーを剥がす作業。個人的にこれはとても重要で、なんたってそのままだと超ダサいのだから。

 

 

個人の好みの問題だからメーカーが悪い訳じゃない。ただ単に青ステッカーが気に入らないだけ…あくまでも個人的に。あとは純正感を出したかった…と言うか “私、パワーメーターつけてますの!” という主張を極力消したかった。ただそれだけの理由…どーでもいい話し。

 

 

 

 ファームウェアアップデート

 

SIGEYI AXO Power Meterのファームウェアアップデートは専用アプリから行うと説明書に書いてある。詳しくはHPで確認してくれ~とのことなので、指示に従い SIGEYIのホームページ で確認後、アプリをスマホにダウンロード。中国企業のアプリをスマホに入れることに少々の不安を抱えつつ(ここでも…か)だが仕方ない。

 

アプリをダウンロードしてからの作業は、いたって簡単なもの。まず最初にパワーメーターとリンクさせる必要があるが、アプリを起動して、クランクを回転させるとすぐに認識してくれる。その後、ANT IDが表示されるので同一であることを確認してタップするとメイン画面に移行。そこには下記の右画像のように各種データが表示されている。

 

 

 

 

今回はファームウェアのアップデートが目的なので、一番下の「 Firmware Upgrade 」をタップ。今回の作業には関係ない部分だが、パワーメーターのバッテリー残量もここから確認出来るし、キャリブレーションも同様。キャリブレーションに関して言えば、AXO Power Meterはオートキャリブレーション機能が備わっているので、都度ここからキャリブレーションを行う必要はない。取扱説明書によれば、装着時には一度だけ手動でのキャリブレーションを行うことを推奨しているが、その方法は ①クランクを何度か逆回転させる ②サイコンの設定画面からキャリブレーションの項目を開き実行するの2つの記載があったが、アプリから…の記載はなかった。アプリからでも良さそうだ(私はやってないけど…)。

 

 

Firmware Upgradeをタップした後は、その時点でのファームウェアバージョンが表記され、新しいバージョンのファームウェアがあればそれも表記されるみたい(画像左)。下段の「UPDATE NOW」をタップでアップデートが始まり(画像中)、アップデートが完了したら「Yes」をタップして終了(画像右)。

 

たったこれだけ、至極簡単。迷うところは一つもなし。

 

 

 

さて、これで使用前準備は完了したので、明日の林道トレーニングで実戦投入が出来る。