Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)
自転車ロードレースを趣味としていた50歳越えのオヤジの二輪車ライフを綴るブログです。

環境変化により、自転車はロード=サイクリング、MTB=林道サイクリング&コーヒーライドを、オートバイが追加されてそれでは星空ウォッチングをしようかな…と思案中です。どちらにしても二輪車が好きなオヤジです。

日々の備忘録としてこのBLOGを残していきます。誰得?な備忘録ですので、内容もその類のものですしマイペースな更新になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

いつかは導入したい…とずーっと思っていたハンドルバーバック。ワン○ーリッヒ とか ツアラ○ック とか Lone○ider とか、モノに対して高額過ぎるのでそれらを買う気がおきなかったハンドルバーバック(これに2万円近くの金額を出す気には到底ならない)。かと言って中華の激安品は見るからに…でこれらも同様。なにか良いモノはないものか…とインターネット上を彷徨うこと数か月、そんな中で偶然出会ったのが、この ACERBIS(アチャルビス) MANUハンドルバーバック でした。

 

今回のポストは、やっと出会った “良さげと思える” このハンドルバーバックが、ホントに良いモノだったのか?、こうしたらもっと個人的満足度がUPするのでは?とDIYしたことなどを記録として残しておこうという備忘録です。

 

 

 

 ACERBIS(アチャルビス) MANUハンドルバーツールバック

 

前出の有名ブランド製品が約20,000円程度なのに対して、このバーバックは定価 4,950円(税込)というハイコスパな製品で、約1/4のコストで入手可能。サイズに関しても数値上はほぼ一緒。材質も安物感を感じるようなものではなくしっかりしてます(ハンドルバーに固定するベルクロは少々チープ感ありますけど…)。

 

 

防水性能に関しては、特に記載はないのですが、他製品同様に完全防水ではなく 撥水加工 が施されてるようです。容量 2.5ℓ のメインスペースにアクセスするためのジッパーにも 止水ファスナー が使われており、その部分を覆い隠すフラップもあるので、雨天走行時にメインスペース内に雨水が侵入してくることはなさそうです。

 

 

 

この ACERBIS MANUハンドルバーバック を購入した主たる目的は、充電する際のiPhone置き場にする ため。それ以外の副次的なものとして、なにか入れておくスペースの確保(何をいれるかは不明だけれども)のため。

 

ナビ・音楽は、スマートモニター(AKEEYO AIO-5 Lite)で運用しているので、スマホはジャケットの中にあります。Apple CarPlayによる上記アプリ使用でバッテリーは消耗するので、先日の北海道ツーリング時でも午後にもなるとバッテリー残量が心細くなってきていました。となれば充電となりますが、その方法としては、モバイルバッテリーからではなくバイクからの充電という方法をとります。重たいモバイルバッテリーをジャケットに入れて持ち歩きたくないというのが、その理由。現状では充電中のiPhoneをおいて置ける場所がバイクにはありませんので、バイクに装備されているUSB充電ポートから伸びた充電ケーブルが、ジャケットのポケットに入れてあるiPhoneと繋がっているという、見るからに “不格好” で “ちょっと危ない” 状態なのです。それを何とかしたい…その為のハンドルバーバック導入という訳です。

 

 

 

 要改良ポイント

 

製品が手元に届いて確認していると一つだけ要改善点が見つかりました。充電ケーブルのルーティングです。

 

充電ケーブルをバックの外から中に引き込む際の雨水対策として防水グロメットが1カ所設置されていますが、それはフラップの中とつながっています。メーカー側が想定した使用方法では、そのフラップ部にある透明窓にスマホを設置してナビ表示したものを見ながら…というものでしょうから、そこにつながっているのは理解できます。が、私の場合、ナビはスマートモニターで…なので、フラップには入れる必要がありません。それでもフラップ部にスマホを入れればいいのかもですが、出し入れする際のスペースがタイトな状態ですので(iPhone 14 Proですが…)、バイクを降りるたびに出し入れを繰り返すにはちょっと手間がかかる印象。やはり、メインスペースで運用したい…となると、デフォルトでのフラップ部に入り込んでいるケーブルルーティングでは使いづらい。

 

フラップに設置されている防水グロメット

 

こう使えばいいのかもしれませんが… けっこうタイトでして…

 

 

理想は、メインスペースに充電ケーブルを直接引き込みたい。となると、雨対策は講じなければならない。どうしたら良いのか?いい方法はあるのか?

 

色々と調べても良いモノを探しだせなくて、藁をも掴む気持ちでChatGPTに聞いてみたら、すぐに良いモノを紹介してくれた(最初から聞けば時間短縮になったな…)。それがこの「ケーブルグランド」なるモノ。こんなの見たこともなかった。

 

 

構造を調べてLightningケーブルが通せて防水性能を発揮できるサイズのものをAmazonにて取寄せました。10個入りで800円。

 

サイズ選びの要点は、①ケーブル径が対応していること ②コネクター(Lightningコネクター)が通る内径のものという2点のみ。②についてはケーブル径と製品の対応ケーブル径を参照すれば分かりますが、①に関しては記載もなかったので、どうしてもギャンブルになってしまいます。今回もそうでしたが、実際に届いたこれは僅かにコネクター幅の方が大きくて、少し細くなっている箇所で引っかかってしまって通りませんでした。

 

僅かですがLightningコネクターの方が幅が広くて通らない…

 

こうなると人は色々と考えるものです。通す為にはどうしたら良いのかを。ケーブルグランドを分解していろいろと考えます。知恵の輪を解くときと同じように。

 

 

で、最終的にケーブルをぶった切ることなく通すことに無事成功しました。微妙なサイズの差異だったからできたことで、あとほんの少しでもLightningコネクターが大きかったら絶対に通らなかったでしょう。ホント運がよかった。

 

 

Lightningケーブルの直径は2.4mmなので、対応ケーブル径 3~6mmのこのケーブルグランドには少々細く、しっかりと固定されません。ということは防水性能も実用に耐えうる程度には出ているかもしれませんが、もしかしたら水の侵入を許してしまう可能性もあります。電気ものなので、念には念を入れてケーブルにビニールテープを巻いて径を少し拡大させた後に、ケーブルグランドに通す対応をします。

 

 

 

 バイクへの仮取付

 

どの向きで取付けをするのが使い易いのか?それ以前にサイズ的に問題なく取付けできるのか?ケーブルルーティングはどうか?どの部分にケーブルグランドを設置するのがいいのか?などの確認のために、車輛に仮取付けをしてみます。

 

 

有名メーカー品とほぼ一緒のサイズなので、まあ問題なく取付けはできます(想定内)。バック自体にそれなりの硬さがあるので、変に型崩れすることもなくこちらも問題はなさそうです。

 

 

取付け方向は、この向きで収まりそうです。マジックテープ&バックルでフラップ部を本体に留めますが、反対向きに取付けをすると、バックルを外す際にタンク前部が邪魔になりやりづらかったので。

 

 

アクセスもこんな感じでフラップを捲って行います。

 

 

USB充電ポートからでたケーブルはハンドル操作の邪魔にならない長さを残した上で他のケーブル類と一緒に束ねておきます。

 

 

邪魔にならないところを通してバックまでもってきます。この辺のルーティングの美しさにも拘りたいところ。

 

 

 

防水的観点からケーブルグランドはより雨のあたらないフラップ内側のこの辺りに設置して、ケーブルをメインスペースに引き込む予定です。

 

 

 

ケーブルグランドが届いた今日の作業はここまで。

あとは実際にバックに穴を開けてケーブルグランドを設置する作業と、車輛への本取付けとなります。車輛にあるUSB充電ポートは、他の用途に使用することはないので、iPhone充電ケーブルが刺さったままになります。と言うことは、ここへの防水対策も考えなきゃいけないと思われます。取扱説明書のUSB充電ポートの項を見ると、「接続されている機器の保護のため、雨天走行時にはこの機器を外してください。」とありますので、防水対策は施されていないのでしょうから。その方法はこれから検討予定…です。

先週末に急遽人生二度目のトレイルに行くことになり、前回とは違う2ルートをアテンドしてもらった。今日のポストは、そんな備忘録的活動記録です。

 

 

 

せっかく、手元に SuperCaliber というXC戦闘機があるのだから、これを活用しなければ…という思いを発端にして始まったMTB界隈への脚の突っ込み活動。XCレースをやりたくて購入したものの、諸事情によりそれは立ち消えになり、ジャンルは違えどNGではないだろうと、事始めに「林道探索」をしてみたところコレがまた面白い。冒険心を擽るこの感覚と、ロードでは絶対に行くことはできない場所での Coffee Time は至福のひと時と言っても過言ではないと個人的に思えた。これはこれで楽しいので、当面は継続する予定。

 

 

 

 

それ以外にも、ロードバイク界隈よりもその遊びの選択肢が多いMTB界隈には、私の知らない世界がまだまだ存在しているようで、その一つが里山遊び…つまりはトレイル。

 

MTBトレイルって、言葉は知っていたし、おぼろげながらにどんなことしてるのかは想像はできたけれども、実際のところはどうなのかは全く分からなかったので、では体験してみよう!ということで、初めて9月初旬に行きつけのショップのスタッフにお願いしてアテンドしてもらった。結果、想像していたものの数段上を行くような遊び方で、なかなかディープな世界だなという感想。しかし、その分楽しさも数段上をいくもので、正直な話し、ロードバイクよりも楽しいものだった(個人的感想)。

 

その余韻が消えないうちに…ということで、初回から約1か月後の先週末に急遽二度目のトレイルにいくことになった。この界隈のことは無知ゆえによく分からなかったけれども、自宅から15分程度の自走でそのフィールドに到着し、そこから30分程の登坂でエントリーできるこの環境は、すこぶる恵まれているのだそう。しかも、そのフィールドには4~5ルート存在するらしく、そのそれぞれが個性・難易度が違うルートとのこと。実感はないけれども、そんな環境に感謝しつつ、二度目の当日は初回に行ったルートとは別の2ルートをアテンドしてもらった。感想としては、確かに個性難易度が全然違うのは、ド素人の私でも体感できた。クリアできない場所があり、そこはバイクを降りて歩きで…と言う個所が数カ所かあり、そこをクリアすべく自身の技術を磨くというRPGでのレベル上げ的楽しみもある。昔から聞いていた言葉に “MTBに乗ればバイクコントロールが上手くなる” と言うものがあったけれど、こういうところで乗っていれば、そりゃそうなるだろうなと。

 

レベ上げ的要素もそうなのだけれども、純粋にこういう自然の中での運動が気持ちいいというのが一番大きい。昨今の熊問題はかなり気にはなるポイントなのだけれども、やはり自然中にいることは精神衛生的にもプラスなんだなとつくづく感じる。

 

 

 

当日は、2ルートをアテンドして貰って走ったのだけれど、自走で自宅を出発してから帰宅迄の所要時間は約3時間。今回は2本だったけれど、1本でも良ければ2時間あれば走ることができる。たしかに環境的にはすこぶる良いかもしれない。乗りたいけどそんなに時間もないしな…というときなどに、ここを走るというような感じでの活用ができそう。今後はこんな感じでやっていこうかな?というイメージで。

 

このようなフィールドを作り上げるときの苦労と現状での管理面での苦労を開拓した人からも聞いていたので、その辺のルールやマナーなどは絶対厳守で利用させてもおうと思います。たった一人のルール・マナー違反が、そのフィールドの存続に影響を及ぼす問題に直結しているので。

一昨日の土曜日からZWIFT活動を再開しました。契約内容も年間メンバーシップでの更新をして、やらなきゃいけない状況に自らを置いてみた。そうでないときに比べてやる頻度も増えるかも…とか、継続できるなら “やる理由なんて何でもいい” と思って。

 

今日は、そんな ZWIFT活動を再開しました という備忘録的活動記録です。

 

 

 

久々にレースにエントリーしてみると、カテゴリー分けが「PWR」から「レーススコア」なるものに変わっていた。最下層のカテゴリーに振り分けられてのスタートです(まあ、そりゃそうでしょうね…って感じです)。ここからどこまで這い上がって行けるか?ですが、とりあえずは活動休止前程度には持っていきたいものです。

 

 

性格的に “飽きっぽい” ので、短期目標の達成を繰り返していくのが、私なりの継続性UPの方法だと思っています。ツール・ド・おきなわにエントリーしていた頃のような長期目標があった頃

には、それに向かってというのがあったのでまだ良かったのですが、いまはその様な目標がありません…レースもでる気がないので。なので、耐久走などのZ2トレーニングはどうも苦手となってしまいます。

 

そこで考え方を切り替えて、1時間程度で終わるZWIFTレースを楽しんでいこうと。ロールプレイングゲームのレベル上げを楽しむ感覚で。幸いにして、現状のレベルが最下層にいるので、比較的レベルを上げることは容易だろうと思われます。壁が現れるまでは楽しめそうなので、その時までに “乗ることが習慣化” されていますように。

先の北海道ツーリングで、やっと 10,000km を越えた。2023年02月にDに到着して少しの間そこで居候をしていたシヴァが、私の手元にやってきたのが2か月後の2023年04月なので、2年5か月での10,000km到達。単純平均で約340km/月 なので、ペース的にはかなり遅い方ではなかろうか。まぁ到達迄の時間はともかくとして、10,000kmを越えたということで、元々スケジューリングされていたエンジンオイル交換を実施しました。今日のポストは、その整備記録的備忘録です。

 

 

 

 オイル交換 A.S.H. PSE MOTO-SPEC (10,000km / 3回目)

 

前回のオイル交換作業は、Blogで確認すると 2023/08/21 だったようで、交換時走行距離は 5,889km、使用オイルは Castrol POWER 1 ultimate でした。

 

 

初回のエンジンオイル交換は1,000km点検の時で、ADVANTEC Ultimate ( BMW MOTORRAD純正エンジンオイル ) を使用したので、3回目の今回は、A.S.H. PSE MOTO-SPEC 10W-40 を投入します。この A.S.H. PSE MOTO-SPEC を選んだのは、ノーポリマーオイルの「オイル自体が汚れにくい」という特性が、「劣化しにくい」という効果を生み、「ロングライフでの使用を可能にする」という結果をもたらす…というところに期待をしているというのがその理由です。

 

 

作業手順などの情報は、別にココで取り上げる必要もない程にインターネット空間に落ちているので、そちらを参照いただければと思います。気を付けることと言えば、オイル量を規定内に収めること、ガスケットは新品を使用しましょうということ、そして、ドレーンボルトのトルク管理はシッカリと!ということくらいなのではないでしょうか。今回初めてオイルフィルター交換もしますが、特に難しい作業でもないので、上記同様で。

 

 

オイルフィルターは、BMW Motorrad純正品(品番:11 427 721 779)を使用します。シールリングも同様で純正品をまとめて購入しておいたものを消費します。調べた限りでは社外品のそれと比較して価格的メリットもなかったので。

 

 

必要な工具は、オイルフィルターレンチ、エンジンガードを外すための T30トルクス、ドレンボルトのために 10mmヘックス 、オイルフィルターとドレンボルトの締付トルク管理のためのトルクレンチの4点。

 

 

オイルフィルターはエンジン左側にあり、直下にはエキパイが通っています。フィルターからのオイルがモロにエキパイにかかる位置にあるので、適当な厚紙で汚れを防止。

 

A.S.H. PSE MOTO-SPEC はこんな色(後の汚れ比較のために載せておく)

 

オイルフィルター時のオイル量は4ℓと記載されていますが、ゲージの目視確認にて入れる量を調整しました。

 

 

① とりあえず目視でゲージ半分くらいまで入れた。

② 一度エンジンをかけてオイルフィルター内にオイルを送り込んだ時のオイル量。

③ オイルを追加して、再度エンジンをかけた後に10数分落ち着かせたときのオイル量。

④ 後片付けをした後に再度確認したときのオイル量(③の時点より増えてる)。

 

MAXレベルを越えていないから、まあいいか…と。

 

 

 

まあどのエンジンオイルを入れたとしても、交換直後はエンジンからのノイズは少なく感じられると思います。この A.S.H. PSE MOTO-SPEC も同様でした(そうじゃなきゃ困るけど…)。重要なのは、これがどのくらいの期間持続するのか?です。Castrol の時には比較的早期に変化を感じた記憶があります。メカノイズのみが判断要因ではありませんが、その辺の違いも注意して見ていこうかなと思っています。汚れ具合とかも。

 

次回の使用予定オイルは未定ですが、走行距離は 15,000km での交換を予定しています。

エアコンから嫌~な臭いがし始めていたので、エアコンフィルターの交換を行いました。2025年07月の車検整備の時に一緒にお願いしようかとも思いましたが、これらの見積り額が思いのほか高額だったので(パーツ代・交換工賃)、それならば自分でやってしまおうと。

 

本日のポストは、約2か月経ってやっと重い腰を上げての交換作業となりました VOLVO V60 エアコンフィルター交換&エアフィルター交換 についての整備記録的備忘録です。

 

 

 

エアコンフィルターに関しては、中古で購入した後にDIYにて交換してから、前回の車検時にVOLVOディーラーにてエバポレーター洗浄及びフィルター交換を経て、今回が3回目のフィルター交換となり、前回交換時より丸2年2か月が経過しています。エアフィルターは、前回車検時に正規ディーラーにて交換して貰っているので、それ以降では初めてのDIYでの交換となり、約2年が経過していることになります。

 

 

 

 

 エアコンフィルター交換

 

初めてDIYにて交換を行ったときの備忘録を見返して、記憶を呼び起こしながらの交換。必要工具は T25トルクス のみです。

 

『【 VOLVO V60 】キャビン(エアコン)フィルター交換』ココは基本的に “ロードバイクに関してのブログ ” なのですが、備忘録的ブログとして残しているのでロードバイク以外でも備忘録として活用しようかと。    急遽…リンクameblo.jp

 

交換手順としては下記の通り。

 

① グローブボックス下の横長なパーツが2本のボルトで留まっているので、T25トルクスドライバーを使用して取り外します。

 

①②がボルト、③は車体側に嵌め込まれていますので、ボルトを外した後に引き抜くだけです。

足元ライトの線も接続されているので、それも外します。

 

 

③はココに刺さりこんでいます

 

 

② サイドパネルを引きはがします。

 

下記画像の赤丸6カ所で留められているので、これを手前に引いて引き抜くのみ(工具は不要です)。少し抵抗があり心配になりますが、ある意味力技です。個人的な感覚としては、一番右手のところから順に剥がしていくと、剝がし易い印象があります。

 

 

 

③ マットが邪魔なので少し捲り起して、エアコンフィルター蓋を完全露出させ、蓋を外す。

 

サイドパネルを取り外した後、エアコンフィルターの取り出しにかかります。その前段階として、エアコンフィルターの蓋を外しますが、フロアーマットが邪魔なので、邪魔にならない程度に捲り返しておきます。エアコンフィルターの蓋は、奥側の3カ所(赤丸)でロックされているので、手前に引く感じでロックを外して、蓋自体を取り外します。

 

 

蓋を取り外して、エアコンフィルターが見えるようになったのが下の状態です。

 

 

 

④ エアコンフィルターを引っ張りだして、取り外します。

 

ここまでくると、あとはエアコンフィルターを引っ張りだすのみ。ヒューズボックスが邪魔になったり、変なホースが邪魔になったり…と作業効率なんて考えてもいないかのような構造なので、その辺の諦めは必要です。冷静に…とにかく冷静になることに努めることが、一番の近道です。

 

ちなみに、唯一の通り道にある上から伸びている白いホースは取り外し可能なので、外して邪魔にならないところに避けておいた方が “ほんの少しだけ” 楽になります。

 

 

 

⑤ 新品のエアコンフィルターを入れなおして作業完了。

 

使用済みエアコンフィルターを取り外すことができたら、あとは新品を入れなおす “だけ” です。“だけ” な作業ですが、取り外すとき以上に “冷静さ” が必要になります。とにかく落ち着いて、冷静になぜ入って行かないのか?引っかかっているのはどの部分なのか?を確認・把握しながら、ときには大胆に、ときには冷静に作業を進めましょう。そう、知恵の輪をやっているときのように。この作業に “偶然” はあまりないと思った方がいいかも知れません。スウェーデン人からの挑戦だと思って、この知恵の輪を楽しむくらいの気持ちが必要だと感じました。

 

2度しかやっていない人間からの役に立つかどうかわからないヒントがあるとすれば、キモは “フィルター上部をいかにスペース内にぶち込めるか” だと思います。そこが入ったとしても、日本車のそれのように スポッ! っとその後が入っていく訳じゃないので、上部が入ったあとも冷静さを伴った作業は続きます。

 

ちなみに…フィルターの方向は作業を始める前に必ず確認してからにしてください。キモだと思われるフィルター上部が上手く入った後で「逆だ…」と気が付いたときのショックはそれ相当なものです。その後の作業において必要な冷静さを確保することが数倍大変になります(経験者談)。

 

 

 

⑥ 取り外したものを、逆手順にて戻して終わり。

 

蓋 → フロアーマット → 白いホース → サイドパネル → グローブボックス下のパーツ の順に。外した配線などを刺し戻すこともお忘れなきように。

 

 

サイドパネルのこの部分のみ他と固定方法が違いますので、ご注意ください。まずココをひっかけてから、他の部分を押し込む順序で。

 

 

 

今回は、市販の除菌消臭剤を使用したので、フィルターを取り外して、新品を入れなおす前の段階で、その作業を行いました。気休め程度かも知れませんが、気持ち的に。フィルターがない状態で作業した方が、各径路部分にダイレクトに薬剤が高濃度で行き渡るのではないか?という素人的な考えで。

 

 

 

風量最強・ACオン・内気循環で…と説明書通りに設定し、規定通りの時間を待ちます。このあと新品エアコンフィルターを入れなおした訳ですが、全ての作業が完了した後は、吹き出し口からはさわやかな風が出てきます。これがいつまで持続するのか分かりませんが、少なからず効果はあった…と言えるでしょう。

 

2年使用したエアコンフィルターの使用前・使用後

 

 

 

 エアフィルター交換

 

交換手順云々は、言うまでもなく、見たまんまの作業手順。エアフィルターボックスをT25トルクスで外して、入替えるのみ。これはホントの意味で入替える “のみ” です。

 

 

MAHLE社のエアフィルター。どのメーカーの製品が良いのか等々はよく分かっていませんでしたが、インターネットで探した時に一番最初に見つけたもので、エアコンフィルターと同じメーカーの製品です。エアクリーナーボックスを開けて、付いていたものを見てみると全く同じもの、純正品をOEMで作っているメーカーだったようです。

 

 

サクッと外して、サクッと入れなおす。ただそれだけ…の簡単な作業。こんな作業に工賃払うの勿体なさ過ぎる。

 

 

 

 

こんな感じで、エアコンフィルターとエアフィルターの交換作業をしてみました。そんなにマメにメンテナンスするタイプの人間ではないために、つぎの交換はいつになる事やら…。エアコンフィルターは毎シーズン交換でもいいのかもしれませんが、もう少し作業がし易かったら良いのにな…と、来年になっても腰は重いままだろうと思われます。