【Emonda SLR】ダイレクトマウントディレイラーハンガー | Cycle-Life(旧:おやじ、自転車ロードレースを走る)

入手した直後にCOVID渦で自転車どころではなくなり、その後も何かと自転車に向き合うことができない時期が続き、おおよそ3年が過ぎた。それだけの時間温めてられてきたリアディレイラーダイレクトマウントハンガーが、やっと日の目を見るにいたる。

 

今日はそんな整備記録的ポスト。

 

 

WHEELS Manufacturing

 

 

通常のリアディレイラーハンガーは2つのパーツがリンクを介して繋がっている。この “ダイレクトマウント” ディレイラーハンガーは、その字の如くフレームとディレイラーをダイレクトに繋ぐための1ピースもののパーツ。ゆえに軽量化・高剛性化が可能となり、変速性能の向上をもたらすという話しだ。軽量化に関しては、もう誤差の範囲内と言ってもよい程度なので、正直どうでもよいと思う。ただ高剛性化による変速性能の向上については、本当にそうであれば “なお良し” なので、少々の期待を込めた興味本位での換装。

 

ちなみに、純正ハンガー(フレーム側ボルト×2本含み)との重量比較は下記の通りで、8.5gの軽量化が図れる。

 

 

 

換装方法は至って簡単で、#2と#5のヘックスレンチ(六角レンチ)があればおそらく誰でもできる。TREK Emonda SLRの場合(おそらくどのバイクでも一緒だと思うが)、フレーム側の固定用ボルトがとても小さく、#2のヘックスレンチで取り外しをする。舐めないようにすること及び落下による紛失に要注意。

 

 

ロック材塗布済みなので舐めないように注意しながらの作業を

 

 

必要工具はこれだけ

 

 

作業時間的には、ホイール脱着に必要な時間を除けば、ほんの数分で終わってしまう程の軽作業だ。精度の悪いヘックスレンチを使っていたりすると、この小さなネジを舐めてしまう可能性は高いかもしれないが、それ以外で注意すべき嵌りポイントはないと思う。ちなみにハンガー交換にともなうリアディレーラーの調整は特に必要は無かったので、単純なる交換作業で終わる(私の場合だけかもしれないが)。

 

 

 

 

今回は作業のみで実走しての評価はできていないが、今週末の実走をたのしみに待つとしよう。