国家資格キャリアコンサルタント皆川公美子です。
会社員であっても、起業であっても、副業であっても、お金をいただいて仕事をしていくと言う場合
はじめ人は稼ぐこと=もらうこと、入ってくること、にばかりフォーカスが行くと思います。
「今月いくらもらえるの？」
「今月どのくらい入ってくるかな」
それはとても自然なことです。
サラリーマンの場合、そうやって月で決まったお金をいただけるかわりに
自由は全面的に保証されない＝経営者の意図に従ってはたらく、ということが
約束になりますし、
起業の場合は全面的に自由にやってよし！そのかわり
金銭に関する責任は全面的に自己責任、ということになりますよね。
会社員の場合には会社のなかで出世したり
大きなプロジェクトをまかされて
より大きなお給料をもらうことを目指すのはいいことですし
起業の場合は自分の自由や目指すものを実現するために
金銭と両立させていくにはどうしたらいいか、ということを
死ぬほど考えることになります。
そして
どちらも最初、仕事をまわしていくときには
だれかの助けが必ず必要です。
会社員の場合は
新入社員として入ったときに
だれか仕事を教えてくれる人がいないと
どっちの方向へどうやって仕事を進めていいかわからない。
先輩や上司に自分の仕事の進め方を指南されながら
進んでいく、というのが普通かと思います。
起業の場合は
役所への届けや税金のこと
自分が何を売るのかというサービスや商品、
そしてプロモーションのスキルを習得し、
上記のことすべてに投資をしながら
ブログやSNSを使って
同じ価値観をもった人にリーチしていく作業が必要になります。
今日、話題にするのは
その一歩先のことです。
社内や、
起業の場合は業界のなかで、
大きくなっていくには
自分だけの力ではたりなくて
どうしても人の力を借りて
さらなる認知や
さらなる出会いや
さらなるコンテンツの充実をはかっていく段階がきます。
それがギブアンドテークではなくて
テイクアンドテイクになっていないか時々確認しませんか。
HSPさんは
自分の興味があることにしか
興味を持てない人がとても多いです。
それは専門職としてはいいことで
深度のある仕事になります。
けれども
稼がなければと思うあまり
また自分ができないところにフォーカスしすぎるあまり
相手にとってメリットのない協業になっていないか、
（あまりに格上の人に声をかけたり
向こうがのっていないのに、無理やり頼み込んだり）
相手にとって単なる負担になっていないか、
（やって欲しいことばかり言って、自分は何をギブできるかを
まったく明らかにしなかったり）
循環を感じ取りながら進まないと
損だなあ、、、
もったいないかもなあ、、
と思う事例がけっこう目につきます。
お金 の概念がHSPは苦手な人が多い。。。
例えば、自分はこの仕事をしたいと強く思う仕事があって、その研究に日々明け暮れたい、そのことばかり考えていたい、と思っているとします。
これ自体はその人の強みの方向の話なので
良い事でも悪い事でもありません。
そうである、と言うだけですよね。
（特に内省の強みを持っているHSPさんは1日中考えていることが大好きだし
それを邪魔されたくないw傾向があります）
で、営業の仕事や、広報の仕事を誰かにやってほしいと思っていたとします。
その時にやってもらいたいと言うの自体は良いのですが
私はあなたに何を返すと約束するのか、
そこのところがハッキリするととても良い仕事になります。
ギブアンドテークの循環の仕事ですよね！
仕事は新入社員の時とか、起業の最初が1番苦しいです。
どっちの方向へ向かって何をすればいいか
どのぐらいの仕事をすればどうなるのか
何も解りませんもの。
どこまで頑張れば、黒字になっていくのかもさっぱり解りません。
そういう時に、上司や、知り合いや、助けてくれそうな人に
助けを求めるのは当然のことです。けれども
相手に「助けてもらうかわりにでは何を返せばいいか聞く」
または
「私はこれをお返ししたいと思います」とはっきり断言する
これが礼儀として出来る人は、仕事がうまくいく確率が高いです。
これには心理的な安全
安心が心のなかにあると
後押しになります。
リラックスして自分のなかにいると
ものごとを楽観的に見られるので、
お返しするのもがないのじゃ・・
とか
わたしなんか何も返せない
と思わずに
フラットに相手に
「何をお返ししたらいでしょう。」と考え込まずに
軽く、明るく、聴くことができます。
相手を信頼して質問を繰り出すことができます。
相手から返せないものを要求されたらどうしよう、と
無理難題がふってくるようなことは滅多にありません。
相手だって、どのくらいのことで循環できそうか
だいたい予想しています。
もしも無理難題が降ってきて
そりゃむりだわ、と思う場合は
正直にそういえばいいだけです。
もちろんすべての場合に聞かなくちゃということではなくて
以心伝心でお互いにわかっている感じを共有できていたら
それはそれでいいですよね。
ここが仕事で、他力を使って大きくなっていくときの
HSPサンのひとつの関門だなと感じています。
できるかできないかなんて先の事は、実際誰にもわからない。
でも勇気を持って断言し
約束をする、というところの心意気に
人は賭けるし、助け舟を出すんですよね。
（これがお友達だったら別です。ただ単に助けてあげればいいし、助けてもらえばいい。）
この微妙なセンス、
ほんのちょっとの事なのですが
とても仕事がうまくいくかいかないかの分かれ道になる大事なセンスでもあります。
ビジネスですからお金を介して協業するというのがルールです。
人に力を貸してもらったときに
素直にお礼を言って
わたしは相手のために何ができそうか、
聞いてみるといいですよ💖
きれいにエネルギーがクルンと循環すると
次も仕事がきます。
でも相手が負担に思うだけの結果だと
もう２度とその人から仕事がきません。
そこで、
天の流れがそうなってるとか
運命のエネルギーが味方してくれたから成果がでたとか
そういうこと言うのは、絶対にやめましょう。
そうかもしれないけれども
お金は必ず人から入ってきます。
仕事の上できちんと協力関係があって
何かが成し遂げられたときには
そのことをに対して
心を込めて相手をねぎらい
相手のことを讃えましょう。
わたしもエネルギーを感じて仕事をしていますが
天のエネルギーのことにすぐに変換しちゃう人とは
仕事がやりにくいです。。。。笑
ごめん！辛口！
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