「研究が好きって、カッコいい。」
今回は、研究や大学院を考えている人の参考にちょこっとでもなったらなと思い、残しておこうと思います。
先日、同じ放射線学科の大学院に通っている、
修士一年生の先輩とお話しする機会がありました。
その先輩は、大学は違うのですが、年に一度、4月に横浜で行われる大きな学術大会の懇親会で、同じ学生ということでお会いしたことがきっかけです。
何回か大学に遊びに行かせてもらったり、よくしてもらっている先輩で、大学院に上がられたということで、お話を聞かせてもらいました。
意外と大学院に進む人が少なかったり、学部生だと、実際のところ研究って、どんな感じ?という状態でもあったので、聞いたお話をそのままいくつかシェアできたらと思います。
まず、学部と院の違い。
修士一年では、学部生の時と同じ形で、かなり詰め込みで授業が入るそうです。で、研究の基礎を学び、実際に2年に上がったら、本格的に、修士論文の研究を始めていく流れになるとのことです。
院に進んだ理由は、研究がおもしいと思ったのと、病院であまり働きたいと思わなかったからだそうで、そのまま進学しようと決めたそうです。
「何が面白いのですか?」と聞いてみたところ。
「やっぱり、自分が予想していたものとその通りの結果を実証することができた瞬間がたまらなく達成感に満たされて、今この結果は俺しか知らない。っていう優越感がたまらなかった」
と。。
す、すげぇーって、、固唾を飲んでしまいました。。
ここまで熱中できる面白さに気づいて日々新たな発見のために勉強し研究姿は、めちゃくちゃカッコいい、、
そう、素直に思いました。
学部での卒業研究の話をお聞きすると。
かなり、研究室によって質が変わるとのお話で。
先生によって指導方針が異なる。
自分の大学の話をすると、、
先輩の研究をそのまま引き継ぐ人が多かったりして、なぜ、自分はこの研究をしていて、世の中でいうと、どのように位置付けられた内容で、どんな価値を出せてら成功に至るのか、わかっていないで、実験の延長線上で、淡々と言われた通りに、行なっている現状があります。
その中で、この先輩の研究室では、いい意味で放置主義。
だったらしく、研究内容は、確実に自ら選定して、
「やりたい!」と思ったことを見つけるところから始めていました。
そこで、やりたいことがあって教授に相談して、学部のレベルと時間だと、おそらくここまで検証できたら、十分というものをあげてもらって、研究に取り組んでいたと聞きました。
本当に、人によって、レベル感が全然違うんだな、と思いましたね。
それと、やっぱりある程度は仕方がないのかなと。
院に進まない人が大半で、ほとんどは、病院に就職して、臨床に勤めるようになるので、研究は、学部の中では、かたち上やらなければいけないものとして、存在することになってしまうことは。
それで、楽に何も考えず適当な(身のレベルにあったという意味で)研究を一応文字にして卒論として提出して、終了。
で、院に行きたい人、研究に興味が湧いた人は、進学することを前提に、本格的に研究の準備をして、学部生のうちから取り組む必要がある現状になっているのかなって。
まあ、しょうがないですよね。
本来は、研究機関である、大学なはずなのに。
全員が同じレベル感で研究を行うことは、就活予備校とかしている部分もある現代の大学機構では、、
そこは、グレーに自分自身で何が最適なのかしっかり選択した上で、研究も卒論も進学先も考えていかないといけないな、と改めて思いました。
決して、周りにながされることなく。
自分自身でね。
結構ぐちゃぐちゃしちゃましたが、、
要するに、一番思ったことは、、
「本気で研究に取り組んで、世の中に新たな発見を見出すことって、まじで、カッコいいわ。。」
ってことです!
あらゆる物事で、自分は研究者でありたいですね!
常に、新しいものも見つけて。
「 研究は学問に限らない。
己の人生も研究である。」
仮説を立てて検証、そして実行して改善
それを良質なサイクルで回せるようになってこそ、
想い描く生活を歩むことができる。
ちょっと、カッコよく最後決めてみました。
要は、そういうことです。
皆が研究者。
誰もが研究者。
いいじゃないですか。
せっかく大学に進学したのだから。
まずは、自分を研究していきましょう。
さて、明日の仮説(予定)を立てにいこうかな。
では、またの検証で、お会いしましょう。
Kuma.