この記事では、ワタシ的にしっくりくる星座石もご紹介しております。
人によって感じ方は様々ですし、いろんな分類法があるため、
文献によって違いもあります。
どれが正しいとか間違いとかではなく、石(と星)がお好きな方は
参考程度にお読み頂ければ幸いです☆
4月:ダイヤモンド
よく知られているように、ダイヤモンドは炭素でできています。
非常にありふれた元素で、私たちの身体を構成している物質も、基本は炭素です。
こんなに柔らかい私たちと同じ元素であっても、想像を絶する高温と高圧にさらされることにより、地球上で最も硬いと言われる物質に変化するのです。
人々が、昔からダイヤモンドに魅了されてきたのは、
無意識に「同族」であると知っていたからなのかもしれません。
また、ダイヤモンドは宇宙が起源であるという説もあります。
ダイヤモンドは、私たちが宇宙との繋がりを忘れないように、
いつか宇宙との繋がりを取り戻せるように…
見守ってくれているのかもしれません。
ダイヤモンドは“お高い”石の代表と思われていますが、
本来、石の価値に上下優劣はありません。
(一部の)人間の都合によって、つけられた値段にすぎないのです。
本気で欲しいと思っていれば、いつか「ちょっと頑張れば手に入る」
くらいの石に出逢えます。
(あるいは予算ピッタリとか!…それは運命)
また、実際の石が手元になくてもイメージするだけで、エネルギー的には
触れ合うことができるということも忘れないで下さい。
この法則は人と人、見えない存在との交流など、全てにおいて応用できます。
特殊能力ではなく、人間が本来持っていた標準装備として、そうなのです。
誰かや何かに頼らずとも、自分自身を頼って、信頼して下さい。
これは石からの、星からの、切なる願いなのかもしれません。
ダイヤモンドは、その屈折率の高さによってキラキラ(ギラギラ?)と輝きます。
ファセット面を多くしたブリリアントカットが発明されたことにより、
その輝きは最上級に引き上げられました。
とはいえ、何度も言うように、それが高い理由とはなり得ないのです。
確かに、地球上で最も硬いと言われる石(しかも原石は小さい)に、
正確で細かいカットを施すには、それなりのコストもかかります。
しかし、鉱物そのものとしては、それほど“貴重”というワケでもないのです。
(原石が小さいので、大きくてキズの少ないルースは、もちろんお高いのですが)
「ダイヤ=価値がある(から高くて当然)」という幻想を創り上げ、
それで利益を得る者もいれば、不当に労働力を搾取される者もいるという
現実があります。
深夜の通販番組で、安いのか高いのかわからない値段で売られているダイヤたち…
はたまた、芸能人やらモデルやらが自慢気に見せびらかしているダイヤたち…
私は、それらを見ると何とも言えない気持ちになってしまうのですが、
「自分は自分としてここに存在しているだけ。好きにすればいい」
ダイヤモンドは、人間の“お遊び”には我関せず…超然としています(笑)
(あえてギラギラしないダイヤモンドをご紹介するのは、そんな意味もあるのです)
中央はアンティークなローズカットのイエローダイヤモンド。周囲は原石です
【ウチのダイヤモンドに聞いてみた】
ダイヤを磨くには、ダイヤが必要だ。
ダイヤの原石も、磨かなければ他の石と見分けがつかない。
圧倒的な輝きと強さ(硬さ)を秘めたダイヤモンドだが、
それを磨くには、同じ硬さのダイヤで削られる必要がある。
本来の完成された姿を現すまで、その痛みに耐えなければならないのだ。
もちろん、これは比喩だ。
石は痛みを感じることはないが、人間は苦しみを味わうこともあるだろう。
だが、我々は知っている。
人間とそれを包む世界が、美しく完成された姿で輝く未来を…
牡羊座の石:
牡羊座の守護星は火星です。
その赤い色は、勇気と情熱と行動力を表しているかのようです。
実際、牡羊座の方は男女問わず、赤、ピンク、オレンジなどの
暖色系を好む方が多いように思います。
牡羊座が象徴するのは「頭」なので帽子好きな方も多く、
活発なので、ヘアスタイルは短めが多いようです。
牡羊座のイメージに合う石としては、ルビー、レッドスピネルなどが浮かびますが、
牡羊座の方がそういった石を持つと、勢いが強すぎるカンジもあるので(笑)、
冷静でクリアな視点を保つ、透明な水晶と組み合わせるとよいかもしれません。
赤~オレンジ色のカーネリアンは、情熱や行動力をサポートしつつ、
瑪瑙グループの落ち着きや思慮深さも併せ持っているため、
牡羊座のお守りとしては最適です。
また、ローズクォーツやモルガナイトなど、柔らかいピンク色の石は
言動に優しさや愛を込めることの大切さを教えてくれるでしょう。
オレンジ色のカルサイトは、情熱と行動力を保ちつつ、周囲とのバランスも
考えることができるため、コチラも牡羊座の方にオススメしたい石です。
オレンジカルサイトには癒す働きもあるため、自分で自分を忙しくしてしまいがちな
(動き回りたい性質の)牡羊座の方に、休むことの大切さも教えてくれるでしょう。
牡羊座は、非常にスピード感のある星座です。
魚座の混沌とした海から、鮮烈な光として飛び出してきた牡羊座は、
まだ何も経験していないが故の、幼い子どものような無邪気な全能感に満ちています。(ただし魂の奥底には、これまでの転生で得た叡智を携えていますが…)
後先を考えていたらできないような、大きな(他人には無謀と思える)ことにも
挑戦できる勢いがあり、実際に、何とか成功させてしまう胆力もありますが、
それを維持したり長続きさせることは難しい傾向にあります。
それは牡羊座の役割ではないからです。
常に新しいことを求める、フレッシュなエネルギーとともに生きる人なので、
ダメだとかつまらないと思ったら飽きるのも早く、次々とやり散らかしていくように
見えるかもしれません。
常に全力投球で、前だけを見て突き進む人ですが、リラックスする時間も大切にし、
家族や仲間など大切だと思う人がいるなら、何かに夢中になっていても、
置き去りにしないよう気をつけましょう。
失敗しても(周囲にそう思われたとしても)、本人にとっては単なる経験・
通過点であって、すぐに次の目標へ興味が移っていきます。
ある程度の目標が達成できれば満足で、細かいことは気にしません。
悪気はなく、自分の責任とか自分に非があるといった発想がないため、
反省していないように見えることもあります。
自分だけのことならそれでいいのですが、周囲を巻き込んでの活動や、
迷惑をかけた相手がいる場合は、アフターケアもしっかりするようにして下さい。
始めるのは得意ですが、終わらせるとか片付けるなどの後始末はニガテなので、
仕事上でもプライベートでも、その点をサポートしてくれる人材は大切し、
常日頃から感謝を示すことも忘れないようにしましょう。
この世界で自分を試したい、表現したい気持ちが強いので、
思いついたら即行動します。
自分ダイスキなので、自分を表現できる何らかの舞台が必要かもしれません。
身体能力に優れているため、スポーツ選手が多いようですが、
演劇や芸術方面で活躍する人もいるでしょう。
あまり協調性があるとは言えないため、組織に属するより、
スタンドプレーできる仕事や環境のほうが向いています。
次々と興味が移り変わっていくため、仕事も自分の裁量でできる
自由度の高いものや、変化のある職場がよいでしょう。
また、スピリチュアルなことはスキでも、
占いにはあまり興味がないかもしれません。
自己イメージと異なることを「アナタはこういう人」と決めつけられるのは
面白くないからです(笑)
他人から見た自分(他人の意見・感想)には興味がないのですが、
「そう思う人もいるのか!」と受け入れてみると、世界が拡がります。
他者からの反応を見て、セルフイメージを塗り替えていくという
楽しみもあるのです。
牡羊座は「ワタシはこういうヒトだから、受け取ってね!」と
自分が思う自分を押し出し続ける性質があります。
この世界に自分しかいない感覚であるため、いつでも自分の考えを主張し、
独断で行動します。
他者の意見を聞かないというより、他人がどう思っているかに無頓着なので、
自分が期待した反応が得られない人を、置き去りにするような面があります。
才能や魅力に溢れていますが、あまりにも自分本位が過ぎると、
誰も相手にしなくなってしまうので、注意が必要です。
また、基本的に自分の話を聞いてほしいタイプなので、
あまり会話のキャッチボールは期待しないほうがよいでしょう。
自分のペースを乱されたくないため、話の途中で質問するなど、
流れを遮られるような展開は好まないようです。
「他人にどう思われるか」ばかり気にしている現代社会において、
牡羊座の「世界に自分しかいない感覚」は、ある意味貴重でもあります。
牡羊座はスタートの星座であり、人としての基本の在り方は、きっとそうなのです。
主体は自分しかおらず、人それぞれに見ている現実は異なります。
今風に表現するなら、全員がVRのゴーグルを着けているようなもので、
VRの世界の中では他者と触れ合ったりしますが、それも自分が見ている画面上のことであり、相手の画面上にいる自分も、本来の私(自分が思う自分)とは異なっているかもしれません。
牡羊座に限らず、身の周りにいる他者は、家族なども含め全て「自分の鏡」なので
とても苦手だと感じる人でも、自分の現実(VR画面)に現れたということは、
自分にも必ず同じ面があるのです。
「あのヒトと一緒にしないで!」と思えば思うほど、似た者同士です(笑)
本当に自分とは違う性質の人なら、「あの人はそういう人なんだね~」と
スルーできます。
自分が必死に覆い隠して、押さえつけている部分を、堂々と表に出している人だから
こそ、「イヤだ」と感じるのです。
自分にもそういう面があるな…と認めれば、自然といなくなったり
(自分が離れることになったり)、いても気にならなくなったりします。
他人に関心が薄い牡羊座ですが、それ故でもあるのか、
自分の考えや存在を他人に押しつけてしまう傾向があります。
それ相応の魅力や才能を持っていて、存在感がある方も多いのですが、
自分(だけ)が見ているVR画面上の自分を、他人も同じように見ていると
思い込んだり、または同じように見てほしいと強制してしまうところがあります。
(「ワタシって主役だよね~♡アナタは脇役!」という態度を、無意識に取ってしまいがちなのです…)
他者は、その人の人生にとって主体なのですが、牡羊座は
「常に自分こそが主体!」という感覚で生きているため、
他者を自分の人生のモブキャラのように扱ってしまうことがあります。
演劇やドラマでは、「主役・脇役」といった表現をしますが、
スピンオフ版のように、脇役であった者の目線で描かれるストーリーもあります。
全員が、その人の人生においては主人公で、自分にとって自分が一番大切なら、
相手にとっても相手自身が一番大切です。
誰であっても(自己主張をしない人でも)、
その人なりの考えやアイデンティティが必ずあります。
他者の視点に立って考えるのは、牡羊座にとって最もニガテとするところですが、
たとえ相手の気持ちがわからなくても、相手には相手の考えがあり、
自分とは違うかもしれないという可能性を忘れずにいることが重要です。
違ったとしても自分の考えと同じように尊重し、違うからといって
「いないヒト」扱いしないよう配慮して下さい。
牡羊座にとっては、自分の目的を達することが最優先で、
他者に配慮することは、最も煩わしく感じるかもしれません。
しかし、牡羊座の神話が示しているように、他人の気持ちを蔑ろにすることは、
結局は自分の身を危うくします。
周囲の反応が芳しくない、誰も付いてきてくれないと感じたときは
一人で突っ走ろうとせず、その目的は誰のため、何のためか、
見栄やプライドのためではないのかをよく吟味し、
他者を置き去りにしても叶える必要があるのかどうか、考えてみて下さい。
功を焦ると、大事なものを見落としてしまいます。
自分の意に沿わない人を切り捨てながら生きるのではなく、
その人も自分の一部であるとみなし、共存する道を探りましょう。
自分の周囲に配置されている人(人生のVR画面上に現れた人)は、
自分の一部であり、必ず何らかの存在意義があるのです。
他人と協調し、それによってさらに活動のスケールが大きくなることを
楽しめたら、最高の人生(ストーリー)になるでしょう。
自らの才能を存分に発揮すること、華々しく活躍し注目されることは
牡羊座が生きるための大切な動機ですが、それを求めすぎると
「自分さえよければ」の意識にすり替わってしまうことがあります。
堂々と「自己満足のために生きているのだ!」と言い切り、
無謀と思えるチャレンジでも、臆することなく挑んでいけるのが牡羊座の
強さですが、その強さを「皆のために使おう」という意識が芽生えたとき、
魂はさらに上のレベルへ引き上げられることでしょう。
全員が主役で、全員がハッピーな大団円を迎えるために…
牡羊座に与えられた真のチカラ(才能)は、そのためにあるのです。
※牡羊座の神話(諸説ありますが…超あらすじ(笑))
ある国の王子と王女である兄妹は、継母から酷い扱いを受けていました。
哀れに思った神は、兄妹を助けるため、金色の羊を遣わしました。
二人を乗せた羊は、光のような速さで空を飛んだため、
妹は途中で海に落ち、亡くなってしまいました。
兄を助けた羊は、その後も一緒に旅を続けましたが、
ある場所で生贄として差し出され、毛皮となってしまいます。
神は羊の功績を認め、星座としましたが、
兄は、妹を落とされた恨みを忘れていなかったのでした。
真実の12星座:ハラシキム(翼宿)3/22~4/8
(4月後半生まれの方は、5月の記事をご覧下さい)
潜在能力を引き出す石:レッドベリル(別名:レッドエメラルド、ビクスバイト)
(またはルベライト:濃いピンク~赤色のトルマリン)
自身の影響力が及ぶ範囲を拡大してみましょう。家族や職場内での自分から、社会参加する自分へ。すでに社会的に活動しているなら、思い切って世界に向けて発信してみる…持って生まれた才能や“華”を活かせば、難しいことではありません。自分がやりたいこと、興味のあることでOKですが、何かに貢献できることや奉仕的な要素を含むものだと、さらに良いでしょう。
レッドベリルは、華やかな魅力を引き立てるとともに、目標に向かう情熱と周囲への気遣いをサポートします。自分と他人の良いところを認め、互いの欠点も受け入れ、愛し愛される人間関係を築いていけるでしょう。
真実の12星座については、過去記事をご覧下さい → ☆
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