車の宣伝などで一躍有名になった角島(つのしま)大橋を訪れました。
2000年(平成12年)開通、完成当初は通行料金が無料の離島架橋としては日本最長
1,780mであったのが、2005年に古宇利大橋(沖縄・全長1,960m)、2006年に
新北九州空港連絡橋(福岡県・全長2,100m)、2015年に伊良部大橋(宮古・全長3,540m)と
更に長い離島架橋が建設されている。
沖縄の古宇利大橋も二度訪れましたが、海の青さ、美しさではやはり比較になりませんし、
宮古の伊良部大橋は更に抜きんでて美しいらしい。
沖縄古宇利大橋
角島灯台は角島の西端、夢ケ崎に立つ石造の灯塔は総御影石造りで、日本に2基しかない
無塗装の灯台で2020年に国の重文に指定されました。
駐車場の管理の方にお聞きしましたら、1、8、7、6年(覚えやすい、明治9年)で
石油灯で初点灯された古いものですと紹介頂きました。 高さ29.62m、現役灯台。
猛暑日で灯台を昇る元気は出ませんでした。
以前訪れた方から魚が美味しいから是非、と聞いており、灯台近くのレストランで
「しあわせの海鮮丼」と銘打ったものを頂いてみました。
美味しかったのですが、東海、北陸、海沿いの魚料理を知っている者には
失礼ながら特別感はありませんでした。
萩へ向かう途中、長門市の海に向かって赤い鳥居が並ぶことで知られる元乃隅神社
(もとのすみ)を訪れました。
1955年(昭和30年)に地元の網元によって造られたもので個人所有。
神社庁などに登録もされていないそうです。
萩に入り萩東駅近くのホテルに入る前に萩城址を訪れました。
天守閣跡
明治7年(1874)に天守などすべて解体されました。
天守跡から望むお堀。
正面が城内に入る橋、そのすぐ先は日本海に通じています。
天守閣やその他の建物が残っていないため観光人気は今一つのようで、三度目の
萩になりますが初めて訪れました。
城の近くには萩焼の窯元が何軒も並んでいます。私共の商売にも関連しますが、
萩焼は慶長9年(1604年)に藩主毛利輝元の命によって、慶長の役の際、朝鮮人陶工、
李勺光(山村家、後の坂倉家)李敬(坂家)の兄弟が城下で御用窯を築いたのが始まりと
され、 当初は朝鮮半島の高麗茶碗に似ており、手法も形状も同じものを用いていた。
茶道の世界では一楽(京都)、二萩、三唐津と呼ばれ尊ばれています。