ホテルを出て松下村塾に着いたのは8時頃、他に観光客は無く、係の方(全て女性)が
ほうきを持って掃除をしておられました。皆さん、「おはようございます、ようこそ」とご挨拶
下さいました。
松下村塾は過去二度訪れました。
部屋の壁いっぱいに受講者の写真が飾られています。
高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋など明治維新期活躍した人材が輩出されました。
すぐ隣が𠮷田松陰の実家。神社の巫女さんが庭掃除をしておられました。
実家の左手奥に松陰が幽囚された部屋があり。
松陰神社、実家のすぐ奥、初めて訪れました。多人数の観光では松下村塾のみでした。
毛利氏廟所、黄檗宗東光寺へ。
三門、国指定重文。
大雄宝殿(重文)
萩藩主毛利家墓所。
東光寺開基の三代藩主毛利吉就公から十一代までの奇数代の藩主、ならびにその夫人の墓が正面に。重臣諸家が献上した石灯篭500基が整然と立ち並ぶことで知られます。
中央は3代吉就、室亀姫。
先回観光で萩市内は歩き回りましたので今回は800kmほどの長距離の家路になりますので
萩観光はここまで。
中国自動車道に向かう途中の津和野へ立ち寄りました。
島根県津和野町は「山陰の小京都」とも呼ばれる美しい街。
千本の鳥居からなるトンネルが幻想的な「太鼓谷稲荷神社」をはじめ、石畳と古い建築物が
情緒あふれる街並みをつくっている「殿町通り」など。
文豪・森鴎外の出身地としても知られています。
津和野市街地。
名高い石畳の街を車では通りましたが歩いて訪れるところまではできず。
左、山の頂上が津和野城址、中央、山の中腹が太鼓谷稲荷神社。
津和野藩主、亀井家の藩邸跡。中央山の頂上が城址。
津和野城址。 時間制限があり城跡までは登れず。
太鼓谷稲荷神社。
京都伏見稲荷等と並ぶ日本五大稲荷の一社。 七代城主亀井矩貞が建立。
こちらから中国自動車道を延々と走り、大阪、京都から名神高速へ、3日間で
1,700kmほどの走行になりました。
追記
ニューヨーク・タイムズは毎年、その年に行くべき旅行先として世界各地の都市や
地域を紹介、2024年はパリに続いて3番目に山口市が取り上げられました。
山口市は西の京都とも呼ばれ、過度な観光客に悩まされることが少ないコンパクトな
都市と紹介。そのおかげでの観光客の増加はあまり感じられないとのことですが、
このブログのトップにも記載しましたし他所でも、他の多くの方々も記載しておられ
ますように、おもてなし心が他の地域とは違う、それを今後も大事にして頂きたい。