語学力×職歴でヨーロッパ就職を叶える♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
先日の記事に、
（元）クライアント様を初め
ブロガーさんたちからも
多くのメッセージを頂きました。
どのメッセージにも
とても励まされました。
国境や海を越えて、
素敵な方々とのご縁に
言葉にはしきれないほど
感謝の気持ちでいっぱいです。
メッセージを下さった皆さま、
ありがとうございます！
（XOXO♡）
とはいえ、
理不尽に人から嫌なことを
言われたりするのは、
どこの世界にもあること。
ヨーロッパだと、
アジア人というだけで
嫌な目にあうこともあります。
週末に、夜の街を歩いていると
「ニーハオ」
と酔っ払らった若者から
声をかけられることも
珍しくありません(;'∀')
昔はそんな時、
馬鹿にされたような気がして
腹を立てていました。
でも最近は、
「こんにちは」と返します。
そうすると相手は、
意外と自分の間違いに気がついて
恥ずかしそうにする。
または律儀に
「コンニチハ」と言い直してくる。
そんな様子を見ていると、
こちらも意外と腹は立たず、
相手のことを悪く思えなくなります。
でも、正直言うと
私は昔は、自分が外国人であることに
少し引け目を感じていました。
例えば、歩いていて
人からじろりと見られた時や
言いたいことが
上手く言えなかった時。
何がある度に
「自分は外国人だから」
そんな風に思っていました。
当たり前のことだけど、
人と違うことが
無意識に良くない事のように
思っていたんですよね。
だから、そんな海外生活の中でも、
ドイツ人と同じように
働いて税金を払うというコトは、
私に一種の自信を与えてくれていました。
でも、ドイツで生活をするうちに、
意外とドイツ人は外国人にも
対等に接する人が
多いことに気が付きました。
どう見ても見た目が
アジア人の私に、
あえて街中で道を聞いてくる。
もしくはスーパーのレジ係の人が
普通に世間話をしてくる。
ドイツ人の同僚が、
私にドイツ語を聞いてくる。
初めは「何で？」と
思っていましたが、
相手が私の事をドイツ人と
対等に見てるからなんですよね。
だからそのうち、
自分が一番自分の存在を
「下げている」ことに気が付きました。
日本ではなかなか
日常生活で褒められることはないし、
文化的な背景から、
よくない点ばかり見てしまう。
だけど海外で生活していると
「人と違くてもいい」
「自分がいいなら、それでいい」
というのが当たり前になってくる。
だから普通に生活をしているだけで、
気持ちがラクになっていきます。
でもだからと言って、
人が言うことが気にならないとか
誹謗中傷に傷つかない、
ということはありませんよ。
だけど、人を不快にさせる人は
私に問題があるのではなく、
その人の問題だって
思えるようになってきました。
なので海外生活で必要なのは、
ある程度人に振り回されない
鈍感力かもしれません。
メンタルを鍛えるのは、難しい。
でもそこで、人に振り回されない
自分を作ることが
一つの成長でも
あるような気がします。
傷ついてしまうのは
仕方ないけれど、
なるべく早く立ち直れるように
心を強くしていきたいですね。
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