語学力×職歴でヨーロッパ就職を叶える♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
４月も半ばに入ってきたのに、
朝の気温はまだ
普通に一桁のドイツ。
花は咲いているのに、
今朝は真冬並みにセーターにダウンを着て
仕事に行きました(;'∀')
さて、今まであまり
書いてきませんでしたが、
海外で働く方法は
現地で就職だけではありません。
「駐在」という方法があります。
以前は男性の方が
ほとんどのようでしたが、
最近は女性でも
海外赴任の方が増えてきました。
私は駐在員として
働いた経験はありませんが
日系企業では多くの駐在員の方と
お仕事をしてきました。
なので今日は、
私が見てきた駐在員として働く
メリットとデメリットを
挙げてみますね。
駐在員として海外で
働くメリットは、
なんといっても滞在ビザの
心配が要らない事。
海外の国にしてみれば、
駐在員は安定した
（高めの）収入があり、
数年後には日本に帰っていく人たち。
だから、ビザの発給は
たいていの場合
問題なく行なわれます。
それに、そもそも駐在員だと
ビザ申請の手続きから
会社側がサポートしてくれます。
だから自分で必要な書類を
調べたりする必要はなく、
例えば人事の方の言うとおりに
用意をするだけ。
そしてドイツの外国人局の
担当者は、基本的に
英語を話さない人が多い(-_-;)
なので外国人局でも
人事の方が同行してくれれば、
「言葉が分からない」
と心配する必要もありません。
そしてビザだけではなく、
住まいや生活のサポートなどが
手厚く受けられます。
例えば大きな会社になると、
事前に海外赴任をする人や
帯同者を対象に説明会などがあります。
それに海外生活でも、
ちょっと分からないことがあれば
同僚や人事の方に
聞けば教えてくれます。
だけど、昔のような
贅沢な駐在員生活というのは、
少なくてもヨーロッパでは
減っているようです。
しかも給与や補助金の支払いは
日本の銀行口座に
振り込みされる場合が多いとか。
なので、昨年から円安になって
ユーロでの収入が減り困っている、
と駐在妻の友人が
以前嘆いていました。
だけど私が見てきて思う
駐在員としての１番のデメリットは、
（当然ながら）
赴任が会社都合ということ。
私のクライアント様は、
とあるリクルート企業より
海外赴任の可能性のある
日本の企業を勧められたそう。
だけど赴任先は、
ご本人が希望しているヨーロッパに
なるかは分からない、とのこと。
だから、
「ヨーロッパで働きたい」
と思っている場合、
こういう企業への就職は
必ずしもおススメできません。
また例え赴任先が
ヨーロッパ方面と決まっていても、
実際に赴任されるかどうかは
分からない場合もあります。
つまり会社の方針転換や
海外支店の閉鎖なども
起こりうるわけです。
また逆のパターンもあります。
赴任されて、どんなに
ヨーロッパの生活が気に入っても
会社からの辞令が出れば
帰国をしないといけません。
どんなに期間延長を申請しても、
却下される時は来ます。
駐在員から現地採用に
切り替えてもらい、
ずっとドイツで働いている方を
１人だけ知っています。
だけど、こういう処置は
例外中の例外で、
基本的には望めないと
考えておくべきでしょう。
だから、数年だけ海外で働きたいと
考えている人にとっては、
海外赴任はピッタリかもしれません。
海外で働いた経験というのは、
日本に戻った後でも
色々な場面で役に立つでしょう。
ちなみに駐在員として
働きたいのなら、主に
①グローバル展開している
日本の企業に転職
②駐在求人を探して転職
の２つの方法があります。
駐在員として海外就職を目指すのと
現地就職を目指す場合、
準備やステップは異なります。
なので自分が海外で働きたい
理由や目的を事前にクリアにして
赴任と現地就職のどちらを
目指すか決めておきましょう。
４月と５月の個別セッションは
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