ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
今週末もクライアント様の
サポートで充実＆あっという間でした。
素敵なクライアント様に恵まれて、
感謝の気持ちでいっぱいです♡
Hegau
さて最近、
「海外就職には憧れるけど、
不安で１歩を踏み出せません」
というご相談を頂きました。
人間が慣れた環境
（コンフォート・ゾーン）から
出るのには不安が伴います。
どんなに会社に不満があっても
「仕事は楽しいし」とか
「転職先でどうなるか分からないし」
と理由を挙げて
留まる人も多いでしょう。
私の友人にも会えば
会社の不満をずっと言っていますが、
なんだかんだと
転職しない人の方が多い。
つまにどこであろうとも、
慣れ親しんだ環境から出ていくのには、
「えいっ！」
と勇気や覚悟が必要なワケです。
ぬくぬくしたいですもんね。
ただどれだけ容易に
そのコンフォートゾーンを
出ることができるのかは、
人によります。
なぜならこういう状況で
その場にとどまるか、
一歩を踏み出すかは、
あなたの行動のクセだからです。
この癖は、
今までの人生の経験などで
身に付いたもの。
だけど一度小さなことでも
一歩を踏み出して
ささやかでも成功体験をすると、
脳内に快楽物質が分泌されます。
この物質は「ドーパミン」と
呼ばれていますが、
最近はよく耳にすることも
あるのではないでしょうか。
そして脳は一度成功による
ドーパミン分泌を体験すると、
行動を起こすことに対して
抵抗が少なくなります。
私の小さな成功体験？というか、
勇気を初めて出して
変化を起こしたのは高校生の時。
小学校からずっと身長が高くて
バレーボールを続けてきたけど、
中学では補欠になりました。
練習も球拾いをしたり、
合間を縫っては
ランニングをしていたけれど、
レギュラーにはなれず。
高校でもほぼ同じメンバーで
バレーを続けたので、
補欠という状況は続きました。
好きだったので続けてきたけれど、
試合に出れない辛さと
不完全燃焼さもありました。
そこで私は自分でも出来ることで
役に立ちたいと思い、
マネージャーになりたいと
考えるようになりました。
とはいえ当時、部には
「マネージャー」という
ポジションはなく、
選手が雑務もこなしていました。
しかも、顧問はそれこそ昔の
スポーツマンガに出てくるような
厳しい監督。
だから監督に
「マネージャーになりたい」
と申し出ることは、当時の私にとって
ものすごく勇気のいることでした。
突然の申し出に監督は、
数日考えるという回答でしたが、
２週間後ぐらいに許可が出て、
他のメンバーにも話がありました。
そして選手としてはチームに
貢献できなかったけれど、
その後はマネージャーとして
自分の輝ける場所を見つけました。
あの時勇気を出したから、
今でも部活はいい思い出だし、
日本でチームメンバーと
会う時は楽しみで仕方ありません。
そして、ささやかでも
こんな成功体験があったから、
その後の私は行動を起こすのが
億劫でなくなりました。
やりたいと思ったことは
どんどんやる
行きたい所はどんどん行く。
だって人生は一度きりだし、
時間を巻き戻すことは出来ません。
勢いだけで生きてる気も
しなくはありませんが(;'∀')
後悔の少ない毎日を
送れているのは、間違いありません。
海外に住む日本人の多くの人は
行動力がある人です。
なのでまず、
ずっとやりたかったけど
やれなかったことを見つける。
そしてそれを実行して
ささやかでも
成功体験を積むことから
始めてみましょう。
そうすればそのうち、
海外就職・移住という
大きな一歩を踏み出すことも
できるようになるはずですよ。
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