ドイツ在住歴約20年
ドイツ就職・海外キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツは夜7時過ぎても
まだ薄っすら明るいぐらい
日が伸びてきました。
とはいえ今週はまた寒くなるようで、
春は近いような遠いような…。
Darmstadt
さて、私の勤務先では今
人事採用を行っていませんが、
特に求職中の学生さんから
履歴書が勝手に送られてきます。
これはドイツ語では、
「Initiativbewerbung」と言い、
直訳は「自主的な応募」。
その名の通り、求人募集が
なくても求職中の者の方が、
「この会社なら自分の
能力を発揮できるかも」
と思えば履歴書を送ることです。
日本人からすると、
気後れがしがちな制度ですが、
欧米では一般的な制度。
大手企業などは人材バンクに
登録者が増やせるので、積極的に
「あなたに空いた職種がなくても、
興味があったら履歴書を送ってね」
とHPによく書いてあります。
うちの会社のHPには
そのような記載はしていませんが、
それでも毎週のように
応募のメールが来ます。
問い合わせ用のメールアドレスに
履歴書が送られていくるので、
私も仕事柄、
メールだけは軽く目を通します。
たいていの学生さんは、
メールの本文はカバーレターと同じ内容で、
「今大学で〇×を学んでいて…」
みたいな書き出しが多い。
カバーレターというのは
昔は添え状の事でしたが、
今や志望動機と自己アピールの
代わりを果たしています。
ところが先日、
かなり斬新で思いっきり興味を惹いた
書き出しのメールを見かけました。
どんな風に書かれていたかと言うと、
日本語でニュアンスが出すのは
難しいところですが、
直安で訳すと次のような感じでした。
「私の応募書類は、
少し時間を取って見る価値があります」
絶対に日本人の求職者には書けない
書き出し方ですよね。
日本だと求職者は会社より
「下」の立場にいて、
「上の立場にある会社」に従う、
という感覚が一般的だと思います。
でもヨーロッパでは、労働者の
権利も強いこともあり関係は対等です。
でもこの書き方は、
なんなら求職者の方が
ちょっと「上から目線」のような
余裕すら感じられます。
とはいえ、そもそも学生さんなので、
日本にはカバーレターは
ありませんが、
代わりに志望動機や
自己アピール欄があります。
私の継続サポートを受けている
クライアント様は、
何週間も時間をかけて
丁寧に志望動機を書き上げました。
最初からとても
上手くまとまっていたけれど、
どこかで見たような当たり障りのない内容。
だけど皆と同じように書いた
自己アピールは、
アピールにはなりません。
だから試行錯誤をして
最終的に出来上がった志望動機は、
他の人には書けない
ご本人様も
「自分の気持ちにピッタリくる
内容に仕上がりました」
とご満足の様子で私も嬉しいです。
今後この履歴書を読む
採用側は、興味を持つはずです。
海外での応募書類は、
定型文がないからこそ
あなたの個性が
見る側にすぐ伝わります。
だからあまり型にとらわれず、
自分の想いをそのまま
カバーレターや志望動機に
書いてみませんか。
前例や型にはまっていない
そのままのあなたが
一番のアピールになります。
あなただけの応募書類で
面談へのチケットを手に入れましょう♡
「海外就職を叶えるための
無料メール講座」では、
・ポジショニングの考え方
・面談の準備などなど
・国ごとに必要な語学レベル
などなど、海外就職の順序や
準備すべきことを
丁寧に解説しています。
特典①:
ドイツ語と英語で見つける
あなたの強み再発見シート
特典②:
海外就職チェックリスト
特典③:
ワンポイントアドバイス付き
その他ドイツ・ヨーロッパでの
就職への質問は
LINEから受け付けています。
LINEのご登録は
ID検索の場合は
@188fathc
① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
カテゴリー上位更新中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。
リンクトイン始めました♡
フォローやつながり申請は
こちらからどうぞ。