語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
ドイツ就職・キャリアアドバイザー
ブットラー惠子です。
Zugspitze
ドイツにはお正月3が日、
という風習はないので、
多くの人は3日から仕事始めです。
ただし南ドイツや
南ヨーロッパなどでは、
6日がクリスマスのお祝いで
来週が仕事始めの地域もあります。
私は今日から仕事始め。
朝会社に行くと、
なぜか職場のデスクに
リキュールのプレゼントが
置いてありました(;'∀')
という訳で（？）今日は、
ドイツの現地企業で働くと、
どんな感じかお伝えしていきますね。
デュッセルドルフ
日系企業と現地企業の
大きな違いは、働き方でしょう。
日系企業ではできるだけ
多くの案件を１日で終わらせたり、
急ぎの要件があれば、
残業ということもあるでしょう。
日本と近い感覚ですね。
でもドイツ企業では、
「今日終わらなければ明日がある」
というのが、一般的な
考え方のような気がします。
もちろんこれは、業界や業種、
会社によって異なります。
私の勤務先は
日常雑貨品の製造業なのですが、
製造部は間違いなく
マイペースです。
期限付きの大型案件が
あった時のみ、上部からの指示で
製造部は残業をしますが、
それ以外は基本残業はしません。
私のようなオフィスで働く人間は、
いつまでにどこまで仕事を
終わらせるか、というのは、
完全に個人の裁量に任せられています。
だけど全部終わらせようと、
毎日残業するのは
正直好まれません。
ドイツ人の元同僚は、
仕事が終わらず、
時には週末にも
出社して仕事をしていました。
ただ彼女は自分の仕事を
人に任せるとか、
効率化を考えるのが苦手。
時間がかかっても
自己流でコツコツと
作業していたんですよね。
だから、上司から評価されるどころか、
どうしても週末に
出社しないといけないのか、
逆に質問されていました。
本来それぐらい仕事が
終わらないのなら、
仕事分担の割り振りを考え直す
必要があるからです。
また、ドイツ企業では、
人に仕事を付けるのではなく、
仕事に人を付ける、という
考え方が主流です。
というのも、先日も書きましたが、
ドイツでは有休が
年に約３０日間あります。
しかも病欠する人もいるので、
一人に任せていては、
仕事が回りません(;'∀')
なので、担当者不在でも
仕事が回るように情報をシェアし、
マニュアルを共有。
マニュアルなどを基に働き、
自分で考えても分からない点は
上司の指示を仰ぐという仕事の
進め方が一般的です。
さらにドイツでは、
効率的に働くのが優先なので、
顧客の要望に応えない
ことも多々あります(;'∀')
「急ぎです！」
と顧客が夕方電話してきても、
「今日はもうできないので、
明日の朝にやります」
と、何の悪気もなく翌日に
持ち込むんだり、
もしくは、
「担当者が不在で分かりません」
と言って対応しないドイツ人の
同僚もいます。
これは、顧客とも対等、
という意識があるようで、
日本人の私には、
未だに慣れない所です。
私は今、ドイツ語や英語で、
海外の顧客との営業
という仕事に携わっています。
上司に聞かなくとも自分の裁量で
決められることが多いので、
自由に働けるというのは、
大きなメリットです。
腹が立つこともたまには
ありますが(-_-;)、
ワークライフバランスが取れて
楽しい日々を送っています。
海外就職のサポートを
始められたのも、
今の会社に入社して
残業なく帰宅できているおかげです。
ドイツの現地企業には、
ITやWebなどのスキルが
あれば英語でも
働くことができます。
ドイツの顧客との接点が
多い仕事になればなるほど、
求められる語学力と
コミュニケーション力は上がります。
私のドイツ語は、
未だに完璧ではありませんが、
働きながら上達しているのを感じます。
日系企業ではチャンスが少なそう、
という方は、
現地企業への
就職を狙うのも手です。
そのためのサポートが必要、
という方は、お気軽に
LINEからお問合せくださいね♡
LINEでは、
海外就活で役に立つ情報や
ワンポイントアドバイスを
配信中です。
さらにご登録いただくと、
志望動機書のサンプルと
ワンポイントアドバイスのPDF
『ドイツでの就活に役立つ
履歴書のポイント』を
プレゼント中です。
2月のセッションは、
1月中旬にLINEにて
3名様限定で募集開始です。
LINEのご登録は
ID検索の場合は
@188fathc
関連記事
アメトピ掲載記事
① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
カテゴリー上位更新中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。
