語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
フランクフルト
先日、軽い
ぎっくり腰になりました(-_-;)
自宅でただソファから
立ち上がろうと思った
瞬間にグキッ。
夜だったのでその日は
病院にも行かず、
普通に寝ようと思ったのですが、
痛みで何度か目が覚めました。
翌日の朝、
医者に行くか悩みましたが、
根性で(?)出社。
というのも、
ギックリ腰だと普段
病欠の多いドイツ人も
あまり休まないのです。
今の会社では、ぎっくり腰に
なった同僚が数名います。
でもぎっくり腰の場合、
医者に痛み止めの
注射をしてもらって
出社する人が多い。
ぎっくり腰は
ベットの上で安静にするより
動く方が治療の
効果があります。
なので私も先輩方を
見習って出社。
そして
仕事をしているうちに
確かに腰痛は
軽くなっていきました。
ギックリ腰は実はこれで2回目💦
でもドイツで働くと
ドイツ人は病欠が多いことに
気づく方も
いらっしゃると思います。
まあこれは、
日本人と比べると恐らく
断然多いでしょう(-_-;)
コロナ前の
2019年の数字ですが、
なんと病欠の日数は、
年間18.4日。
会社員なら3週間以上ですね。
病欠の一番の原因は
筋肉や骨などのケガや疾患で
24.3% (数字の出典はこちら)。
病欠が多い職業グループは
重機を扱う人や
建築材を運送する人たち。
交通事故もそうだし、
作業中に
思わぬ事故が起きたら、
大変なことになりそうです。
また肉体労働の
老人介護のお仕事も
ケガの多い職業グループとして
挙げられています。
ではもし万が一、
ドイツで
仕事中に事故に遭ったり、
ケガなどしたら、どうするか。
多くの会社では、
仕事中に負傷したら、
会社に報告する義務があります。
そして
3日以上会社を休む場合、
労災保険に連絡をする
義務があります。
労災保険に連絡するのは
重症の場合は即。
それ以外の場合は3日以内。
誰が労災保険に
連絡を入れるかは、
都度確認しましょう。
求職中はもちろん
お給料は支払われます。
長期的に仕事を休む場合。
6週間後以降は
会社ではなく、
健康保険(Krankenkasse)が
給与の80%を支払ってくれません。
ちなみにお医者さんは
PCでの作業による腱鞘炎は、
病気やケガ扱いになりません。
いずれにせよ、
仕事中にケガをしたら、
医者の診断書が必要です。
日本人は病気や怪我でも
無理して、仕事に
行こうとする人が多い。
でもドイツではこういう場合、
安静にして
しっかり体調を休ませるのが
「仕事の一部」。
無理に出勤すれば
逆に周りに心配をさせたり
迷惑をかける場合もあります。
休むべき時には、
しっかり休みましょう。
それがヨーロッパでの
働き方ですよ♡
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