語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ドイツはまだ朝晩は寒いですが、
日中はだいぶ温かくなってきました♡
先日行った
オンラインお茶会で、
参加者の方々から
興味深い話がありました。
中でも、
「ドイツでは
新入社員でも即戦力として
扱われるのが日本と違う」
というお話が印象的でした。
これって
本当にそうなんですよね。
私も今の会社に入った時、
もちろんシステムの使い方や
商品については
先輩が教わりました。
でも顧客対応については
「これ回答しておいて」
と最初から丸投げ(;'∀')
とはいっても、
もちろん分からない事だらけ。
結局先輩に
どう回答すればいいか
教えてもらいました。
先輩は機嫌が悪い時もあって、
質問するタイミングにも
気を使いました💦
ドイツ人は機嫌の良し悪しが分かりやすい(-_-;)
ドイツには日本のように
新卒一斉採用はありません。
ただ会社によっては、
新入社員をまとめて
採用する場合もあります。
そういう会社には
ある程度ちゃんとした
研修プランがあります。
私が以前勤めていた会社にも
一応研修プランはありました。
でも新入社員である私が
研修を行う人と
日程調整をしないと
いけなかったんです。
しかも研修プランとは別に
仕事の引継ぎがあって、
もちろん仕事が優先。
入社4日目から残業だったので、
研修プランの日程を
調整する余裕など
全くありませんでした(-_-;)
普通研修プランは
会社側が調整してくれると
思うんですけどね。
その会社は結局1年で
退職したのですが、
結局プランの半分ほどしか
研修は受けられませんでした(-_-;)
もちろんどの会社でも
入社したら、
商品やシステムについては
学ぶのは普通です。
でもドイツ人は学生時代に
インターンシップなどで
職歴を積んでいます。
だから逆に言えば、
商品やシステムについて学べば、
すぐに仕事をこなせる
能力が求められます。
日本人は個人に仕事を
与える考え方が強いですが、
ヨーロッパでは、
仕事に担当者を付けます。
日本人は、一人で
色々な業務をこなす
ジェネラリストとして
働く人が多い。
でもヨーロッパで
求められるのは
ジェネラリストではなく、
専門スキル。
だから例えば
会計業務が
「出来そうな人」ではなく、
「出来る人」を探す。
そういうとITのスキルや
教師などの資格を
思い浮かべる
人もいるかもしれません。
でもマーケティング、
品質管理や秘書業務だって
立派なスキルです。
だから
海外就職を目指すのなら、
あなたのやってきたことが
大切になってきます。
そのためには、
職歴やスキルの棚卸しが
重要です。
自分のスキルや
キャリアに自信がない人は、
自分が得意な業務が何か
考えるところから始めましょう。
仕事をしてきて、
「何も出来ない」人
というのは存在しませんよ。
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