こんにちは、
世界のどこにいても
自立していたいあなたの
キャリアとマインドをサポート
ドイツ会社歴16年
キャリア・コーチ
ジョブ・クラフティ・アドバイザー
ブットラー惠子です。
カッセル
ドイツも大分
寒さが増してきて、
いよいよ冬到来の気配です。
というわけで(?)今日は
ドイツで病気になって
会社に行けない時の話。
日本人なら
熱でもない限り
少しの病気の症状でも
出勤しますよね。
ドイツ人は割と
病気になったらすぐに
欠勤します。
理由は、いくつかります。
体調が悪くて仕事をしても
効率が悪い。
病気ならちゃんと休んで
早く治すべき、
という考えがある。
それに他人に
病気をうつさないため
という他者への配慮
(名目?)もあります。
ご存じかもしれませんが、
ヨーロッパでは、
病気でも
マスクを着ける習慣は
ありませんでした。
みながマスクをするように
なったのは、
今年コロナ感染が
広まってから(;'∀')
さて、体調不良で
会社に行けないと判断したら、
会社に連絡するのは
どこでも同じ。
ドイツでは、
電話以外にも
EメールやWhatsAppなどで
病欠の連絡をしても
法律上問題はありません。
直接の上司か
人事担当に連絡をしましょう。
ただ病気が
長期化してくると、
お医者さんの診断書
(Krankmeldungつまり、
Arbeitsunfaehingbescheinigung)が
必要になります。
たいていは
雇用契約書に
何日以上病欠の場合に
診断書を提出するべき
と、明記されています。
明記がない時は
3日目以上病気で休む際に
診断書の提出が必要。
ドイツのお医者さんは、
割と気前がいい?ので、
ちょっと風邪でも
1週間休むように、
と診断書を書いてくれます。
でも診断書は出来るだけ
早く提出するのが義務。
私も以前は診断書が
出せれたら、
一度家に持ち帰り、
(病気で辛いのに)
会社の宛名を封筒に書いて
また近くの郵便ポストまで
投函しに
いったりしていました(-_-;)
でも今はスマホで
写真を撮り、
メールで送っておしまいです。
ちなみに診断書は
①保険会社に送る分、
②会社に提出する分、
③自分用のコピーです。
保険会社に提出する分には
病名が書いてあるので、
間違えないようにしましょう。
診断書があって、
会社から普通に
お給料をもらいながら
休めるのは、
一つの病気やケガにつき、
最長6週間です。
その期間を過ぎたら
保険会社から
Krankengeldという
傷病手当金が出ます。
最大で
お給料の手取り額の
90%だとか。
とはいえども、
ドイツでもこれからは、
体調管理が出来る人が
重宝されます。
「体調管理も仕事のうち」
ですからね。
風邪などに気を付けて
過ごしましょう♡
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