ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
モーゼル
先日クライアント様から
「就職が決まりました!」
と嬉しいご報告がありました。
実は、クライアント様はドイツではなく、
英語圏の現地企業への
就職を目指していらっしゃいました。
多くの会社に履歴書を送り、
面談にも呼ばれていましたが
採用には至らないという
ご相談をセッションでは頂きました。
英語圏で現地企業への就職というのは、
専門のスキルや
高度の英語力が求められ、
かなり高いハードルです。
クライアント様はその点はクリアしていたので、
いかにどう履歴書、志望動機書に
自分の何を強みとしてアピールするか
アドバイスさせていただきました。
「アドバイスが的確で参考になった」
とお言葉も頂き、
私のセッションが少しでも
お役に立てたのならら嬉しく思います。
入社先でのご活躍をお祈り申し上げます♡
さて、私はドイツの日系企業で
チームリーダーを務めていた時、
人事選考に関わっていました。
ドイツ人、日本人、その他の国籍所有者、
ドイツと日本人とのハーフなど、
多くの方との面談を行いました。
でも今考えてみると、
最終的に採用した人には
共通点があります。
それは面談で「この人いいかも」と
印象に残る一言を言っているんです。
例えばと実際に採用したとある候補者は、
こう言いました。
「お客様に提出する書類は3回見直します」
もしくはドイツ人なのに、
日本でバイト経験があった方は、
「体育会系の職場で働いていたので、
厳しい職場環境には慣れています。」
ドイツ人の口から「体育会系」という
日本語の言葉が出てきたのが
とても新鮮だし、
高い日本語力を感じさせました。
営業職のように実際に
自分の実績を語れるような職種なら、
自己アピールは、
あまり難しくないはずです。
売り上げや顧客獲得数など
数字という客観的な目安があるから。
もしくは、エンジニア系の
お仕事も大抵はスキルや出来ること
というのが採用の目安になります。
でも経理や営業業務、
もしくはサービス業だと、数字で
自分の実績をアピールすることは
難しい場合が多い。
だからアピールをするのは、
大した業績とか
そういったことでなくていいんです。
それでも、
自分の「人とは違う強み」を言えると、
採用側に「この人は何かある」と
思わせることが出来ます。
でも自己アピールって意外と
難しいんですよね(-_-;)
私がドイツで就活を始めた頃の
履歴書を見ると、
実際、大した自己アピールは
書けていませんでした。
でもそんな時ヒントにしたいのは、
「高いコミュニケーション力」が
求められている仕事なら、
それに関連した
エピソードを思い出してみる。
社内やお客様やサプライヤーなど、
社外との交渉で結果を残したことや、
上手く調整した案件、
やり取りのことだっていい。
「 問題解決のスキル 」が応募条件なら、
自分が問題解決して
会社に貢献したことを思い出してみる。
そしてその実績が採用側に伝わるように
言語化することが大切です。
どんなに大変なことを解決した話だって、
その大変さが分からないと、
採用側の印象には残りません。
それよりも人よりちょっと頑張ったこと、
セッションでは、
あなたの強みの再発見、
チェックも行っています。
11月のセッションは
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