語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
コブレンツ
私は欧米での就職を目指している方に
アドバイスを行っていますが、
先日、日本で転職活動中の方から
ご相談を頂きました。
海外就職の面談では笑顔も大事ですよ、
とちょうど先週お伝えしましたが、
この方は逆。
面談でよく面接官の方から、
「優しそうな雰囲気だけど、
いざ、という時に厳しい態度を取れますか」
と質問されるそうです。
確かに見るからに温和そうな
お顔の方というのはいるものです。
中身は表情に出るので、
そういう方は中身も大抵
仏様のように温和そのものだったりします。
私はその点どういう訳か、
実際にはボーっとしても何か真剣に
考えているような顔つきに見られます。
かと思えば、打ち合わせ中
話を聞きながら考えていると、
「話、理解できてる?」と言われる。
考えている時といない時の
表情が人と逆!?(;'∀')
これがいいのか悪いのか、
時と場合によりますが、
実際に海外就職では
役に立ってきたかもしれません。
例えば履歴書の写真
↓
しっかりしてそうに見えるはず?
実際にしっかりしていて、
それでも優しそうな雰囲気の方も
いらっしゃると思います。
普段はそれでも良くても、
「その雰囲気では、うちではやっていけない」
と、人事選考で落とされてしまうのは、
悩ましいですよね。
面談に呼ばれたというコトは、
スキルや職歴は求められる基準を
満たしていたということだから、
なお更悔しいはずです。
とはいえ表情や雰囲気は、
変えるのが難しい。
だから見直すとしたら、
話し方や所作でしょうか。
面談で話をただ聞くのか、
メモを取りながら聞くのかで
与える印象は変わります。
また質問をされて考えながら
「そうですね…」と言う時も、
語尾を伸ばすかそうでないかで
変わってきます。
でも私から言わさせていただくと、
変えるべきは、
雰囲気や話し方ではなく、
探すべき会社です。
「優しそうな雰囲気が合わない」
という会社に入社できたとしても、
優しい人はそういう職場では、
きっと何かと苦労するでしょう。
優しくて穏やかな人を求めている
会社はきっと別にあります。
優しそうとか穏やかに見えるのは、
あなたの美点。
その美点を理解してくれる
会社に巡り合えるまで、探しましょう。
ちなみに日本の求人にはあまり
書いていないと思いますが、
ドイツの求人ではたいていの場合、
自社についても明記があります。
これは扱っている商品や
自社の事業、福利厚生だけではなく、
会社やチームの雰囲気についても
書いてあります。
例えばこんな感じ。
familiaere atmosphaere
「家庭的な雰囲気」
dynamische Atmosphaere
「勢いのある雰囲気」
Eine internationale Unternehmenskultur
「インターナショナルな社風」
多くの人が業務内容ばかりに
注目しがちですが、
入社後のことを考えると、
社風というのはとても大事です。
昨日も書きましたが、
海外でも、そして日本でも
転職というのはゴールではなく
再スタートです。
だから業務内容だけではなく、
自分に合った会社探しをすることが、
海外・国内転職の近道ですよ。
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