ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
Mainau
毎年この時期になると会社の仕事は
どどーっと、忙しくなります。
日本人の場合、
仕事が終わらないなら残業、
という考え方、働き方になりますよね。
私も以前勤めていた日系企業では、
朝の8時前から夜7時、8時まで
仕事をしていました。
同僚の不在中、
あまりにも仕事の量が多すぎて、
夜10時過ぎまで働いたこともありました。
今はドイツ企業で働いているのですが、
海外就職サポートのお仕事もあるので、
忙しくても5時過ぎには退社。
同時に日本企業では、
メンバーシップ型と呼ばれる、
人に仕事をつける考え方が一般的です。
だから、一つのことより色んなコトが
出来る人(ジェネラリスト)が重宝されるし、
その人が居ないと、他の人は何も
分からなくて困る、ということも起こります。
一方欧米の会社では、
ボトムアップ式の経営方針を
取り入れているところが多い。
ボトムアップ式というのは、
上層部、経営陣は現場からの
情報、報告に基づいて方針や
経営判断を下す方式のことです。
だから入社してある程度
業務や現場に慣れたら、
問題やトラブルを自主的に
解決できる人が必要とされます。
だから分析力とか、理論性、
問題解決能力がある人が、
重宝されます。
もちろん自分のスキルや権限内で
解決が難しい場合には、
上司や上層部に相談をしながら、
業務をこなしていきます。
さらに日本でも最近普及しているそうですが、
欧米では「ジョブ型」といって、
仕事に人を付ける考え方で
業務分担がされます。
だからジェネラリストよりは、
特定の仕事が出来る
「スペシャリスト」が求められます。
スペシャリストというと、
例えばエンジニアとか特別な
職業グループだと思われる方も
いるかもしれません。
だけどそうではなく、
ドイツでは例えば秘書だって
ある意味、専門職です。
だからジョブ型の業務分担の会社では、
仕事の仕方、ノウハウの共有され、
特定の人が居なくても、
仕事が回るようになっています。
日本人は与えられた課題を
言われた通りこなそうと考える人が多い。
だけれど、海外の企業が求めるのは、
自分で考えて答えを導くような人です。
あなたの強みが活かせるのは、
日系企業のような働き方?
それとも欧米型の働き方ですか?
海外就活はあなたに合った
企業タイプを見つけて進めると、
スムーズにいきますよ。
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