語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ワイマール
ドイツでは夏時間も終わり、
日本との時差が8時間になりました。
夏時間が終わると一気に、
冬の気配を感じます。
さて、ドイツではワクチン接種が進み、
9月に特別に設けていた
ワクチン接種会場の大部分を閉鎖しました。
閉鎖以降、ワクチン接種は
病院や町医者などで継続され、
現時点でドイツのワクチン接種率は
80%を超えるようになりました。
ただし春に接種を終えた
年配の方々の間でワクチンの
免疫力が下がってきているのが
顕著のようです。
そこでドイツ政府は、
70歳以降の方と疾患を持っている方に
3回目のワクチン接種を
推奨するようになりました。
ところがここ数週間、
コロナの感染者が毎日増えていて、
ここ数日は2万人を超えています。
ドイツでは現在各州で免疫措置が
定められていますが、
各州で指標になるのは、コロナ感染による
入院患者数と集中治療病床の数。
この数が一定の数値を超えると、
再び免疫措置が厳しくなります。
今は措置が厳しくなる数値の少し手前。
なので政府は、先手を打つために
方向転換を図るようです。
つまり70歳以上でなく、60歳以上の人に
3回目のワクチン接種が推奨され、
再びワクチン接種会場の再開を
各州に呼びかけるようです。
というのも病院や町医者では、
すでにワクチン接種に
対応しきれない状況。
うちの会社のバイトさんも
1回目のワクチンを受けようと
先週かかりつけ医に電話したら、
予約は来年1月だと言われていました。
そもそもワクチンの免疫力は
時間と共に低下するのは分かっていたこと。
それなのにドイツでは
「ワクチン接種済み、回復者は感染しない」
という前提で3Gルール、2Gルール
というものを導入しました。
レストランの室内、美術館、
映画館や室内の観光施設に
ワクチン接種済み、回復者しか
入れないのが2Gルール。
それに加え、テストの陰性証明を
提出すれば入店、入館できるのが
3Gルールです。
私が住むヘッセン州では各お店、施設で
2G、3Gルールの選択ができますが、
お隣のラインラント・プファルツ州では
2Gが義務化されています。
2Gルールを採用すると店内でも、
マスク着用が不要だったり、
マスク着用が不要だったり、
テーブルの距離を開けなくてもよくなります。
だけど実際には、ワクチン接種で
重症にならなくても感染はするから、
2Gルールは感染を
許容するようなものです。
Bayerという製薬会社の社食では、
ワクチン未接種者のみ、
マスク着用、ソーシャルディスタンス確保
衝立などが義務。
ワクチン接種者、回復者は
これらの措置なく、他の社員と
一緒に食事をすることができると
報道されていました。
ドイツ政府は、接種の義務化はしないと
と公言していたけれど、
圧力が強くなってきたのは、
間違いありません。
でも感染防止のためだったら、
免疫力が低下している可能性もある
ワクチン接種者も
同じように気を付ける必要があります。
ワクチンの目的は
コロナ感染拡大を防ぐためであって、
全員に接種させることではないはず。
手段が目的になっては、
本来の目的が達成できなくなるのでは
ないでしょうか。
ドイツはワクチンを過信しすぎず、
引き続き一人一人が
気を付けることを思い出してほしいものです。
11月のセッションは
11/5(金)からLINEにて
募集開始です。
LINEでは、海外就活で役に立つ
ワンポイントアドバイスや
ビジネスドイツ語・英語を
毎週月曜日に配信中です。
さらにご登録いただくと、
志望動機書のサンプルと
ワンポイントアドバイスのPDF
『ドイツでの就活に役立つ
履歴書のポイント』を
プレゼント中です。
LINEのご登録は
ID検索の場合は
@188fathc
関連記事
アメトピ掲載記事
① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
カテゴリー上位更新中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。