語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
フランクフルト・旧オペラ座
昨日も書きましたが、
私たちは日本語が母国なので、
どんなに外国語を頑張っても
ネイティブにはなれません。
もちろん頑張れば頑張ったなりの
上達はします。
だけど昨日も書いた通り、
語学力というのは、翻訳や通訳の
お仕事でもない限り、あくまで
コミュニケーションの道具。
そこにばかり重点を置いても
海外就職は叶えられません。
だから他の何に重点を置いて
どこにポジショニングを取るか、
どこにポジショニングを取るか、
自己アピールにつなげるか、
ということも考える必要があります。
私の言うポジショニングというは、
海外の労働市場において
自分の価値を最大化すること。
人には色んな職歴、スキル、
強みというのがありますが、
私たちに共通しているのは、
日本人であることです。
なので今日は日本人であることを
どう海外就職に活かすか、
について触れていきますね。
日本人としての強み、メリットを
海外就職で活かすと言われて、
最初に思いつくのは、海外の
日系企業への就職ではないでしょうか。
日系企業では日本語が必要だったり、
日本式の働き方が求められることも
よくあります。
私の言う日本式の働き方というのは、
上部からの指示に従いながら仕事を行い、
仕事が終わらない時には
残業もできるような心構え、働き方。
残業に関しては、ドイツでは
法律で週１０時間までと規定があり、
現地採用の人はそれに従って
働くことが多い。
だけど、どうしても仕事を仕上げない時に
仕方ないから残業しよう、と思えるのは
欧米人よりも日本人なんですよね。
とはいえ私は複数の日系企業で
働いてきましたが、日系企業でも、
日本の会社そのもののような会社もあれば
現地化したような会社もあります。
私は幸い駐在員がいなくて、
日本人社員も全員現地採用だったり、
トップが現地人など、割と
現地化した会社で自由に働いてきました。
残業もしたけれど、日本で働いている方とは
比べ物にならないぐらい少ないものです。
では日本人としてのメリットを
活かせるのは日系企業だけなのか、
と言われると、そうではありません。
日本で働いていると、
周りも日本人が多いから
気が付きにくいかもしれませんが、
日本人は優秀で働き者です。
私が日本人だからそう
言っているのではなく、ドイツで
色んな国の人と働いてきた経験から
そう感じています。
責任感の強さ
「ホウ・レン・ソウ」
健康管理能力
業務遂行能力などなど
日本では当たり前のことが
海外では当たり前ではありません。
日本人の仕事に対する姿勢、
働きぶりは欧米人にはあまり
見かけられないものです。
ドイツでは急ぎの仕事を後回しにしたり、
しょっちゅう病欠する人だって
稀ではありません(-_-;)
日本人の優れたところは、
海外の現地企業でも十分アピール
ポイントになります。
例えば私は日系企業勤務時代に
営業業務、サポートをしていました。
直接営業に関わる業務では
なかったけれど、
正確に仕事をこなして
発注、出荷管理をしていました。
そのおかげで、
フランスやイタリアのお客様から
「ケイコのサービスが受けられるなら、
商品を買い続けるよ」
と言っていただいたことがあります。
こんな風に会社に貢献できたことは、
ドイツ企業への転職活動でも
アピールポイントになりました。
普段当たり前にしていることが、
実はアピールポイントになるとは
ピンとこないかもしれません。
だけど自分が当たり前に
やっていることこそ、あなたの強みです。
あなたの強みは、
どこでより役に立てるか、
ポジショニングをしっかり考えましょう。
１１月のセッションは
11/5（金）からLINEにて
募集開始です。
LINEでは、海外就活で役に立つ
ワンポイントアドバイスや
ビジネスドイツ語・英語を
毎週月曜日に配信中です。
さらにご登録いただくと、
志望動機書のサンプルと
ワンポイントアドバイスのPDF
『ドイツでの就活に役立つ
履歴書のポイント』を
プレゼント中です。
LINEのご登録は
ID検索の場合は
@188fathc
関連記事
アメトピ掲載記事
① ドイツ警察に囲まれる
② 空港で呼び出しされる
③ とある女性のドラマのような誤算
④ 海外就職の面談で焦らないための方法
⑤ ドイツで解雇された話と解雇手当
⑥ ドイツのスーパーで毎回焦ること
カテゴリー上位更新中♡
こちら↓をクリックいただけると
励みになります。
