語学力ゼロでもヨーロッパ就職は叶う♡
ドイツ在住歴約２０年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
ヴィースバーデン
セッションにお申込みくださる方の中には、
これから海外就活を始める方も
多くいらっしゃいます。
こういう方からは、
海外就職を叶えるために、
どれぐらいの語学力が必要か、
とよく質問を受けます。
私は普段、クライアント様のために
ドイツの求人募集をチェックしたり、
定期的に求人情報に目を通しています。
そして思うのは、求められる
語学力は業界や職種、そして
会社によって異なるということ。
例えば今私がしているような
営業・営業業務職でも
ネイティブ並みの英語力が
求められる場合があります。
かと思えば応募条件として
「コミュニケーションが取れれば可」
と、書いてあることもあります。
だから、どれぐらいの
語学力が求められるか、というのは
会社、業務ごとで変わってくるワケです。
だから、どんなレベルを
求められても対応できるように、
ネイティブ並みの語学力が
必要なのかといえば、そうではありません。
私が今会社で担当している
営業、営業業務職だって、
ドイツ語がネイティブの人で
経験がある人は山のようにいます。
それでも今から４年前、
私はドイツ企業就職を目指して就活して
有難いことに、数社から内定を頂きました。
別に日本語が必要でもない、
外国人を探していた訳でもない
ドイツ企業からです。
なぜだと思いますか。
それは私が面談で
何か特別なことではなく、
単に人や会社員としての信頼性を
アピールしたからです。
私は今の会社に入る前、
前の会社を一年で辞めています。
私一人で会社の売り上げの
３分の１のお客様を担当し、
９人の同僚が残りを分担していました。
おかげでとにかく仕事が多く、
残業続きでダウンしたのが
一年で退職した主な理由です。
どの面談でも当然、
一年で退職した理由を聞かれました。
私は当時の仕事分担の状況と
残業の多さでダウンしたことを
正直に伝えました。
そして、たった一年で
退職したにも関わらず、
前の会社からの高い勤務評価が、
私の後押しをしてくれました。
海外就活だと、つい語学力や
ITなど特殊なスキルの習得ばかりに
注目が行くけれど、
それだけでは足りません。
採用するかどうかの決め手は、
常にシンプルで、
「仕事を任せられるか」。
つまり、採用側に信頼感を与えられるか。
そのため必要なのは、
ネイティブ並みの語学力でも
ITのような特別な能力でもなく、
仕事に対して誠実な人柄であること。
例え今の仕事が自分の天職でなくても、
一生懸命に取り組むことが
大切なのではないでしょうか。
どんな優れたＩＴエンジニアでも
信頼できなければ、
誰も仕事を任せたくはないでしょう。
そもそも私たち外国人は
どんなに外国語を頑張って勉強しても、
ネイティブには叶わない。
翻訳とか通訳などを除いて、
多くの仕事では、言葉はあくまで
コミュニケーションの手段。
その言葉に現れるのは、
あなたの人柄と仕事ぶりですよ。
１１月のセッションは
11/5（金）からLINEにて
募集開始です。
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