ドイツ在住歴約20年
海外キャリアデザイン・アドバイザー
ブットラー惠子です。
フライブルク
今週は語学学習のテーマが
続いたので、今日は
私がドイツに来た頃の
語学学習の話を書こうと思います。
何度も書いていますが、
私がドイツに来た時は
ドイツ語力はほぼゼロ。
なので最初の3か月間は、
フライブルクという
さて、私はなんせ
ドイツ語初心者。
家での会話は当然英語でした。
語学学校が始まって
少し経った頃、
帰宅すると家の中は
台所から料理のいい匂い。
私は台所で料理する
ペトラに英語で
「いい香り!」と言いました。
すると彼女はドイツ語で
何かを言いました。
「?」となった私に
彼女は笑顔でこう言いました。
「『いい香り』は
ドイツ語で
"Es riecht gut"と言うのよ」。
ケイコはドイツ語を
勉強しているのだから、
これからは英語じゃなくて
ドイツ語をしゃべらなくちゃ、
と彼女は付け加えました。
私もその通りだと思って、
教えてもらったこのフレーズを
暗唱して覚えました。
実は私はこの時、
はっとしたんですよね。
英語でだったら
コミュニケーションには
困らない。
だけれど、
いつまでも
英語に頼っていたら
ドイツ語は上手くならない。
英語に甘えていたら
いけないと思ったのです。
それから語学学校でも
極力英語は
使わないようしました。
もちろん
語彙力がないので、
話をするのは何かと大変。
それでも私同様、
ドイツ語初心者の
アメリカ人やスウェーデン人の
と仲良くなりました。
習った文法と
知ってる単語を駆使して、
コミュニケーションは
取れていたんです。
人間って不思議なものです。
そうやってドイツ語に
集中している期間、
今度は英語を話そうと思っても
出てこなくなりました。
まるで一つの外国語しか
でもちゃんと使えば
どちらももちろん、
戻ってきます。
日本語はなんといっても
母国語ですしね(;'∀')
その甲斐もあってか、
3か月経った頃には
簡単でもちゃんとした
文章は話していました。
3か月のコースが終わって
私は一度日本に帰国しました。
その飛行機の中で
隣の席の女性がドイツ人で、
雑談を少ししました。
すると、
「あなたはドイツで生まれ?」
聞かれて
嬉しかった記憶があります。
ドイツ語が分からず、
落ち込んだことも
困ったことも沢山ありました。
本当に上達したい、と思えば
短期間でもグッとレベルアップは
可能ですよ♡
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