また、公務員からの転職・起業・退職を目指される方のポータルサイト「公務員プラス 旧役人廃業.com 」の管理者としても活動中です。
20年ぶりのアートグレイス
20年前の大阪市役所勤務時代に結婚式を挙げた、当時流行りだしの大阪南港の邸宅風結婚式場「アートグレイス」で誰でも参加できるディナー会があったので久しぶりに奥さんと行ってきました。
比較的大学時代は派手な学生生活を送っていたことや、若気の至りから結婚式はとにかく盛大に派手にやるもんだろ!地味婚なんて恥ずかしいだろーという勘違いから両家合わせて150人ほどの盛大な式を挙げ、ありがちな結婚式の金銭感覚が麻痺していることから式場プランナーがお薦めしてくる1つ10万円単位のオプションを次から次へと採用し、その結果、自己資金とご祝儀だけでは全然賄えず多額の借金が残ったのは今となっては良い思い出です。
当時出席いただいた方には恥ずかしく言えませんでしたが、あれからしばらくは貧困生活となり、急に毎日手作り弁当を職場に持っていくようになりました笑
あの悲しき惨事が自分にとって大きな転機となり、身の丈にあった節約志向へと変わり、いま自分に必要なものか、本当にそれは必要なのかを吟味してから購入する性格へと変貌しました。
あの経験があったからこそ公務員から起業後も抑えるところは抑える、必要なものだけを買う、調子にのって散財はしないということを今でも徹底できているので今となってはとても良い経験をしたなと思っています。
今日は式を挙げた邸宅は残念ながら閉まっていましたが、懐かしい気持ちになれて良かったです。
また機会あれば行きたいなと思ってます。
久しぶりの高校同窓会
早いもので我が母校、初芝富田林高校(10期生)を卒業してから30年近くとなりました。
一応大阪の片田舎の高校では進学校という扱いで、当時は朝から夜まで勉強づくし、学園祭なんて勉強の邪魔だ!大学入試の前に卒業式をさくっとやるぞ!という高校だったので、8クラスありましたがけっこう横のつながりが希薄な関係の学校でした。
別に仲が悪いとかは一切ないのですが、みんな仲の良いごく一部の人とだけ今でも少し繋がっている程度という感じみたいで、実は卒業してからしっかりとした全体同窓会というものが一度も開催されたことがありませんでした。
クラス同窓会は一部開催されてたみたいですが、全体となると一度も開催がないと。
恐らくこのまま誰も開催しなかったらもう同窓会ないままみんなとサヨナラするんだろうなーと寂しい気持ちもあり、今回思い切って自分が主幹事として全体同窓会を開催することにしました。
そうは言っても30年間近く連絡を取っていない人も多数なので、なかなか集客には苦戦しましたが、最終的に50名ほどの方に集まってもらいました。先生方も3名お越しいただけました。
卒業以来30年近くぶりに会う人、実は今回がはじめましての人など色々な方がおられましたが、とにかく楽しい時間を過ごせました。
思い切ってやって良かったなと思いますし、参加いただいた皆さんも楽しんでもらえたようで良かったです。
「なんで開催しようと思ったん?」と何回か聞かれましたが、正直なところ、このまま再会しないまま人生の終わりを迎えても恐らく自分の人生に大きな変化やマイナスはないと思います。
でも逆にここで再会できたなら、そこから大きな変化や新しい人生の楽しみもできるかもしれないと思いました。
人生には常に新しい刺激や発見、喜びが必要だと感じています。
たった3年間の付き合いではありますが、個人的に濃厚な3年間だったと今でも懐かしくなります。
次回開催は早くても数年先かなと思っていましたが、お一人の先生からぜひ来年やろう、いや絶対に30周年ならやれ、という指示もありましたので、来年はより盛大に開催することになりました笑
初芝富田林高校10期生の卒業30周年同窓会は、2025年8月16日土曜日開催となりますので、もしたまたまこの記事を見られた方はぜひご連絡ください!
京都マラソンと大阪マラソン
もし、欲しいものを何でも一つあげるけど何がいい?と聞かれれば、いくら食べても太らない体が欲しい、というほどに食べることが大好きな自分です。
ホテルブッフェなど食べ放題に行けるなら週2-3回は行きたいと今でも思ってます笑
ただ35歳を超えてからは食べた分だけ体重に反映されるのはもちろん、さらに40歳を超えてからはたいして食べてもいないのになぜか太っていく、ということで、大好きなブッフェも制限していました。
でもやはり気にせず食べたいときに食べたい!好きなだけガツガツと食べたい!という思いが捨てきれず、いろいろ試した結果がやはり日々運動をしっかりと行うという結論でした。
そんな訳で40を超えてからは、マメにランニングするようになり、気がつけぼ昨年は5回フルマラソンを走るようになりました。
とりあえず走っておけば太らないだろうと。
特に運動が得意な訳でもなく、運動神経が良い方でもありませんが、継続的に走ることで新陳代謝が促進されているのか、今ではけっこうな量を食べても太らなくなり、シュッとしてますねーという関西人なら誰でも喜ぶ褒め言葉を言われる程度には体重をキープできるようになりました笑
これからもそれをできるだけ維持するために、早速今年も3回、フルマラソンを走ってきました。
1月 愛知県の西尾マラソン
2月 京都マラソンと大阪マラソン
↑2週連続で走ったら京都マラソンと大阪マラソンの完走メダル。さすがに2週連続はしんどかった。。
若い頃は健康なんて当たり前のこと、と特に気にもしていませんでしたが、今は健康の重要性をひしひしと感じてますし、社長は体が資本という言葉もまさにその通りだと思っています。
夏までにあと2回、フルマラソンを走る予定なので(ひわこマラソンと黒部名水マラソン)、これからもいくらでも食べられる体を極力維持し、健康維持に努めていきたいと思います!
ベリッシマのヨットクラブ体験記(乗船記)3/3 ~素朴な疑問集~
今までのブログではこれらを紹介してきました。
ベリッシマのヨットクラブ体験記(乗船記)1/3 ~客室紹介~
ベリッシマのヨットクラブ体験記(乗船記)2/3 ~サービス紹介~
最後となる今回は、これからベリッシマ、ヨットクラブに乗る人への素朴な疑問を集めてみました。
自分自身も今回初めてのクルーズの旅、ヨットクラブの旅でしたが、出発前は色々疑問に思うことだらけでした。恐らく同じような疑問を感じる人も多いと思いますので、自分が感じた疑問とその結果を用意しました。
※全て個人感想なので実際には違うこと、反論もあるかもしれませんがその点は了承ください。
◯フォーマルな服装って絶対必要?
正直これが一番面倒くさかった笑
別にフォーマルな装い着て、社交界のようなことをやりたくてクルーズに参加したい訳ではない上に、荷物も相当に増えてしまうので、できるなら持っていきたくありませんでした。
子供たちの服装も何もなかったのでわざわざ買ったくらいです。
で、結論としては別に準備しなくてもよかったかも、という感じかもです。
理由としては、フォーマルな格好をすべき日は船内新聞でその日の朝に告知されるのですが、実際にしているのは基本日本人だけ笑
今回も一日だけフォーマルデー(名称はエレガントデーだったので微妙に違うかもですが)があったのですが、律儀にやっているのは日本人だけで、台湾からの乗船客はほぼ誰一人やっていませんでした。
普通にジーパン客やスポーツウェアみたいな服装の人もいて、逆に綺麗な服装しているこっちが浮いてしまったくらいで、ここまで準備したのに、、とむしろ残念な気持ちにすらなりました。
ヨットクラブも台湾人のお客さんが半分くらいだったのですが、ヨットクラブだからといって特別な感じも特になく、別にあえてフォーマルを用意しなくても良かったかなーって今でも思っています。
逆にもう少しベリッシマ側はドレスコードを守らせるようにしてもらいたいかも。。
結論としては、コース料理を出してくれる正規レストラン以外にも船内にはブッフェレストランやほか有料レストランなどあるので、もうフォーマルな格好が面倒くさい人はその日はそっちに行ってしまうのもありかなと思います。
飛鳥やにっぽん丸などもっとランクが上なクルーズ船なら必須でしょうけど、カジュアル船ランクのベリッシマの短期間のクルーズで、日本人客がメインでないなら航路ならあえて不要だと感じましたので、次回乗ることあればもう持っていくのは面倒だし止めるのもありかなと思っています。
旅の思い出にドレスコードをやって楽しみたい人、そういう雰囲気を楽しみたい人はもう少し上位ランクのクルーズ船に乗った方がいいかもです。
◯英語がまったくの苦手なんだけど大丈夫?
もう長く、仕事や日常で英語を使う機会が全く無く、気がつけば自分の英語レベルは中学生程度もなく、もはや幼稚園時レベルです。
簡単な英語ですらこれはどう言うのだっけ?って分からなくなるほど劣化してしまっていますので乗船前は不安でした。昔は大学受験でバリバリ英語を使っていたのにここまで劣化するものかと悲しくなります。
英語なんて少しできれば大丈夫だよ!どうにかなるよ!という口コミが多いなか、自分の結論としては何かと大変すぎた、というのが本音です笑
英語できなくてどうってこなかったよ、どうにかったよ!と安心させたいところ山々なのですが笑
今回、ヨットクラブのレセプションには日本人クルーが1名と日本語を少しできるクルーが2名、計3名の日本語が分かる人がいましたが、常時はいないことと、客室担当のバトラーやラウンジ、レストランには一人も日本語ができませんでした。
超簡単な挨拶程度の日本語を話す人はいましたが、基本的には会話は全て英語です。
なので何か依頼ごとや確認ごとがある場合はレセプションに行って、運良く日本語が分かる人がそこにいればいいですが、いないときは「Is there anyone who can speak Japanese?」とお願いしていました。
残念ながら幼稚園レベルの英会話能力の自分には英語でやりとりを行うことは全く不可能だったので笑
情けなさすぎる話ですが・・・
そして部屋には頻繁にバトラーがやってきます笑
「◯◯(主にサービスのスイーツ)をもってきたぞ」
「ご飯は食べたの?夕食は何時にするんだい?」
「ハロォ~ ○×△☆♯♭○□△☆※(もはや何を言ってるのかすら理解できない笑)」
バトラーも「こいつら、英語を全く理解できてないぞ」とばかりに単語単語で超優しく言ってくれたりするのですが、自分も奥さんも英検10級レベルなので正直言って会話が大変でした笑
なので英語が話せなくても大丈夫だよ―というのは中学生くらいの英語は話せる人に当てはまるワードであって、幼稚園レベルの英語能力しかできない人には大丈夫とは決して言えません!笑
一応オフラインでも使える翻訳アプリも用意していきましたが、それを使い質問したあとに、バトラーが英語でざーーと回答してくるので使い物になりません笑
英語能力の低さに今回心底嫌悪感を感じましたので、もう一度中学生レベルの英会話ができるくらいまでには勉強し直そうと本気で思っています。
ある意味、自分の無能さを知ることができてよい経験となりました。
◯本当に子供も楽しめるの?
これは意見分かれるところかもしれません。
結論的にうちの子(高校生と小学高学年)は微妙でした。
キッズクラブという高校生くらいまでの3つの年齢に分けられた子供専用スペースがあり、そこに入れば色々なゲームが無料でできたり、新しい友達もできたりするようですが、人見知り、場所見知りをする我が子にそこに行かすのは不可能な高次元な話なので、無理して行かせませんでした。
しかも2月のこの時期は日本人の子供乗客はほぼおらず、いるのは春節休みの台湾人の子どもたちばかり。
これはハードルがさらに高すぎです笑
自分も今でこそ誰とでもすぐに話せ、打ち解けられるようになりましたが、子供のころは人見知りが激しく、引っ込み思案気味だったので知らない人や知らない場所に放り込まれる子供の気持ちはよく分かります。。
キッズクラブに入らないとなると、ショーやプログラムは基本的には大人向けの内容ですし、冬の寒さでプールもまだ寒いですし、スパに行ってリラックスなんて子供にとっては楽しい訳もなく、インターネットにも繋がらない毎日は結果的にクルーズはそこまで楽しめるものがなく、子供としてはちょっと暇だったようです。
ヨットクラブもサービス内容は明らかに大人を想定した内容なので、子供にとっては特に魅力に感じるものはなかったようです。
そして(子供たちにはある意味で恐怖だったらしい)頻繁に英語しか話さないバトラーが部屋にくるので、子供としてはそれがとても恐怖だったようです笑
基本部屋に一人で残ることはけっこう嫌がっていました笑
なので親が楽しめそうだから子供もきっと楽しいだろう!子供もなにかきっと楽しみを見つけるよ!と決め込むのは親のエゴかもしれませんので、思春期前後のセンシティブな年頃の子供をクルーズに参加させるならば、予め楽しめそうかどうか、キッズクラブに入りたいのかどうかなど子供と予め相談した上で申し込みした方がよいかもです。
まだ未就学児なら何やっても楽しめるかもですが、思春期前後の子供にとっては、知らない人に囲まれた食事も苦痛でしかなかったようで、あまり楽しみのない5日から10日のクルーズ旅行は本音では地獄のような苦しみだったのかもしれないなーと感じています。
なので、今のところは子供たちに「もう一度クルーズに行きたい?」と聞いても、「ノー!2人(両親)で行ってきていいよ」というオチになっています。
◯揺れないってほんと?
ベリッシマは巨大船だから揺れが少なくて安心!
という広告をよく見ますが、嘘です嘘。
めちゃ揺れます。
特にヨットクラブがあるのは船首部分なので、揺れが最も大きいと言われる船首の部屋は外洋に出ると日によってはけっこう揺れます。
この揺れで我が家の子どもたちは酔ってしまい寝込んでしまった日もありました・・
なので酔い止めは必須ですし、ベリッシマだからといって揺れないことは決してないと思ってもらうのがいいと思います!
◯寄港地は降りたほうがいいの?
なんとなく寄港地では降りたほうがいいのかなと思っていましたが、実際には降りないで船内で楽しむ人もまあまあいました。
自分も石垣島に何度か行ったことがあったので、今回は下船せずに船内で楽しみました。
寄港地日中は船内の人がぐっと減りますので、スパやプールなどガラガラになりますので、あえて降りないのもありだと思います。
◯深夜まで船内は盛り上がってるの?参加したほうがいいの?
自分は寝るのが早いです。毎日23時には寝ていますので、毎晩毎晩パーティーノリでヒャハーーなんてもう無理だぜーと思っていましたが、何の問題もなくこれはクリアできました。
というのも深夜0時をまわると徐々に人が減り始め、気がつけば毎日、6階のメインエリアもこんな感じで人がまばらです。
外には清掃スタッフ以外、誰もいません。
バーも一番遅いところでも深夜2時でクローズします。
意外と健全な?クルーズです。
◯冬でもプールは営業してるの?
デッキ広報には大きなプールがあるし、スライダーもあるし遊んでみたいけど、2月のクルーズはさすがにクローズされてるでしょー
と思っていましたが、なんと普通に営業していました。
沖縄ですらまだ海開きしていないのに笑
ただ、今回天候がずっと悪いこともあり、那覇17度、石垣島15度、基隆13度となぜか南にいけばいくほど天候も温度も悪くなっていきましたので、なかなかな苦行ではありました。
一応プールの温度は温水ではありましたが、とにかく寒かったです。
さらにヨットクラブ専用プールがある19階船首は思いっきり海風が当たるエリアなので、さらに寒いという条件でした。
肌寒いなか、震えながらも遊んでいる家族連れが何組もいたので、我が家もせっかく用意を持ってきたし、一度だけ気合でプールやらスライダーに挑戦しましたが、誰一人後日にもう一度遊びたい、という声は出てきませんでした笑
以上、ベリッシマのヨットクラブ体験記でした。
ヨットクラブに参加しようかどうか悩んでいる皆様の参考になれば幸いです!
ベリッシマのヨットクラブ体験記(乗船記)2/3 ~サービス紹介~
ベリッシマ体験記(乗船記)前編 ~ヨットクラブの客室~ の続きです。
【ヨットクラブのサービス】
ヨットクラブは何が一般客室と違うか?と聞かれたら、自分ならこう答えます。
「それは最高のバトラーたちがいるかいないかだ」と。
チェックイン時からまずは驚きから始まります。
一般客室は手荷物検査や乗船手続きに行列ができていましたが、ヨットクラブの乗客だと分かると、さあさあこちらに、と別入口から臨時テント内に設けられたところに案内され乗船手続きがいきなり優雅に始まります。
写真を撮り忘れたのですが、豪華なソファーセットに案内され、ウェルカムドリンクは何にする?と。
テント内でその空間だけは乗船列の喧騒とは別世界のようでした。
ヨットクラブが何かを理解していない子供たちはいきなりの事態で混乱したようで、「え?なになに?いきなり何?パパ急に偉くなったん!?」とあたふた。
自分もいきなりのラグジュアリー乗船手続きが始まりけっこう驚いたので、子供たちにとっては衝撃だったかもしれません。
そしてチェックイン時にはヨットクラブの人だけが許される証、何でも無料の免罪符とも呼べるこのリストバンドが渡されます。
バトラー(日本人)が言うには「このリストバンドは常に付けておいてくださいね。これがあればどこでもヨットクラブのサービスを受けられますので。また、一般のお客様は乗船カードを持ち歩いていただいておりますが、ヨットクラブの皆様はこのリストバンドだけで大丈夫です」と。
ちなみにこれは少し過大表現かもです。
実際にはけっこうあちこちでカード提示を求められるシーンも多かったので、カードも念のため持ち歩いた方が無難です。
では、ヨットクラブで受けられるサービスです。
1)ほぼ何でも飲み放題
16ドル以下の飲み物は船内全てが飲み放題です。16ドル以上の飲み物を見つけるほうが大変なのでほぼ何でも飲み放題です。
ベリッシマの飲み放題はプレミアム飲み放題1日101ドルと日本人感覚ではボッ◯クリ価格なので、価格を気にせず飲めるところはありがたいところです。
ちなみにこの飲み放題、一般客室の人が申し込みする場合、1日だけ設定することはできず、セットするなら乗船中は全日程、しかも同室の人全員が申し込みしないといけないようです。
イージーパッケージはお酒はないらしく、プレミアム飲み放題を選ぶ人が多いようですが、1日15,000円はよほどの大酒飲みじゃないと、元を取るのは至難の技だと思います。
あと船内で提供されるソフトドリンクは船内どこでもけっこう適当な内容です笑
プールサイドバーに「フルーツミックスジュース」といういかにも南国トロピカルなフレッシュミックスジュースを出してくれそうなメニューがあったので、「南国と言ったらフルーツミックスジュースだな!」と期待して注文したらでてきたのがこれ笑
瓶かよ!
しかもそのまま瓶渡しかよ!
さらに大阪の味って書いてますやんこれ!
これで7ドル(確か)は高すぎ!(ヨットクラブの人は無料)
2)専用ラウンジや専用レストランが利用できる
16階と18階の船首にある専用ラウンジが使えます。
また朝食も希望すれば無料で部屋まで持ってきてくれます。
申し込み方法は部屋内にある用紙に欲しいものを書いて、深夜2時までにドアノブにかけておくだけです。
英語が苦手な自分にもこれなら安心でした笑
※写真に映ってるテントは那覇の乗下船テントです。右が入国、左が出国です。
ラウンジやレストランは船首だけあって眺めは最高ですし、頻繁に生演奏がされていて雰囲気も最高です。
料理も使用している食材やコックのレベルが一般客席とは違うようで、バトラーにそんなに違うのか?と自分でも何を言っているのかよく分からない意味不明な英語で質問してみたところ、「何言ってるんだ、こっちの方がうまいに決まってるだろ、VIPのためのレストランだぞ」と真顔で言われたくらいの自慢のレストランのようです。
牛フィレ肉のステーキ。
ここまで柔らかく美味しいステーキを出してくれるレストランはそうそうないと思います。
あまりにうますぎて自分は昼も夜も頻繁にこれを食べました。
春節の新春特別メニューで出てきたロブスター。
こんなに大きいロブスターは初めてみたかもしれない。
デザートに選択できるチーズ盛り合わせ。
デザートにチーズはキツいでしょ、と思った方にもぜひ一度試して欲しい。
チーズがうますぎて頻繁にこれをチョイスしました。
これは朝食。
日本食+好きな卵料理などが選べます。
焼き鮭も一般客席とは異なるクオリティを使っているからうまいだろう、と自慢されました(よく分からなかったが恐らくそんな英語だったと思う)。
ちなみにこの日は、「みんなお腹へってないから(昨晩食べすぎて)一人で行ってきていいよ」と言われ、一人でレストランで食べました。
まさか家族でクルーズ旅行に来たのに、一人寂しく朝食を食べることになるとは笑
以上、ヨットクラブの料理紹介です。
結論としては、総じてヨットクラブのレストランの味は何を食べても最高でした。
正直なところ、ベリッシマってカジュアル船だし・・、ホテルレストランって高いばかりでそんな美味しいところもないしねーと全く期待していなかった自分の過ちを認めます。
奥様も大変ご満悦でした。
英語が苦手なので何言ってるのかよく分からないことが頻繁でしたが笑、最終日にもなると毎日顔を合わせているレストランスタッフの人とも仲良くなりました。
ちなみに事前情報では、レストランの来場時間は指定され、席も相席で固定という情報を得ていたので、そうなんだろうと思っていましたが、ヨットクラブのレストランは、
・来場時間は営業時間内ならいつでもOK
・席は自由席
・席はグループごとで相席にはしない
という感じなのも助かりました。
特に子供たちは人見知りが激しい年頃(高校生と小学高学年)なので、相席にならなかったのは良かったかなと思います。
3)さっさと降りられ、さっさと乗船できる
ヨットクラブの人たちは乗船下船時にバトラーが先導して行列の横をすいすいと移動させてくれます。
時には荷物検査の大行列にも何食わぬ顔でいきなり検査台直前に割り込み、さあこちらへ、と笑顔で割り込ませようとしてくれます。
いや・・・さすがにこの割り込みは・・・並んでいるお客さん(台湾の人)ちょっと怒ってるやん・・と思っても、バトラーにとっては一般客とヨットクラブ客は明確な違いがあるようです。
自分たちには最高の笑顔で接してくれるバトラーも、一般客から何か聞かれると急に仏頂面に戻って、無言で指差しだけで教えるシーンやおれに聞くな、あっちで聞けがあったりと、ヨーロッパ的な階級社会のリアルを感じることも時々ありました(汗)
日本ではなかなかここまであからさまに客室クラスで接客内容に差をつけられることはまずないので、階級社会の一端を見られたことはある意味興味深い体験でした。
4)インターネットが2台まで使える
一般客室のネット使用は有料ですが、ヨットクラブは2台まで使えます。
実際の使用に際しては、どうやら使用する端末を専用アプリから紐づけしないといけないらしく、同時にその瞬間2人まで好きなデバイスで使えるという意味ではなく、2つの端末までが使えるという意味合いのようです。
てっきりその瞬間に最大2台迄使える(端末はその瞬間に使うもの)と勘違いしていた我が家はどの端末を登録するのかプチ喧嘩になりました笑
自分は仕事で使うパソコンかスマホは登録したいし、子供らもスマホやipadも登録したいと。
事前にもしやを想定して、子どもたちは動画をたんまりダウンロードさせていたので、結果的に自分と奥さんの端末を登録しました。
ネット速度は動画は見られませんが、ネット閲覧やSNSの利用には何ら問題ないレベルです。
まるで使い物にならない新幹線Wi-Fiより遥かに安定した繋がり具合ですし、ANAやJALが提供している機内Wi-Fi程度の使い勝手と思ってもらえたらと思います。
5)航海中に誕生日を迎えた
今回の航海中、2月8日は自分の誕生日でした。
奥さんや子供の誕生日なら何かサプライズでもしようかなとなりますが、今やもう40も超えて普通にいいおっさんになってしまったので、誕生日だからと言って特に何かする訳でも、家族に何かサプライズを期待する訳でもなく、いつもの1日として過ごすようにしています。
平穏が一番です。
しかも旅行会社から予めメールで
「今回のMSCベリッシマのご旅行は、お誕生日のクルーズになるかと思います。おめでとうございます。
MSCベリッシマにつきまして、様々なお祝いのリクエストが有料となります。
無料のお祝いはございませんので悪しからずご了承いただきますよう御願い申し上げます。
有料のお祝いとなりますと、大きなケーキを夕食にご用意する形となります。
有料のお祝いご希望の場合は、船内にてお祝いのプランをお申込み下さいませ。」
とご丁寧なメールが笑
「せっかくのお祝いの日なのに何もサプライズがなかった!ひどいわベリッシマ!!」というようなトラブル?いちゃもん?になったことがあったのかもですね笑
予め何もサプライズはねぇから期待するな、祝いたければ予め申し込みしな!ということなのでしょうけど、なんだかわざわざ予め言われると寂しいし、自分で自分の誕生日サプライズケーキを申し込みするのもさすがに寂しすぎる笑
ということで何も申し込みもせず、別に普段の1日ということで乗船しました。
お誕生だからと言って何か特別なことをして喜ぶ年でもないですしね、、
し、しかし誕生日の朝、ベットメイキング終了後になんとお祝いの誕生カードが!
もうこのカードだけで最高に嬉しいよおれは😭
ありがとう、バトラーのみなさん!(実際に誰が手配しれくれたのかは知らないけど)
誕生日カードをもらえただけでとても幸せな気持ちで過ごせたのは言うまでもありません。
バースデーカード一枚でここまで嬉しくなるとは、おれもまだまだ幸せ者だぜ!と嬉しい気持ちです。
ところが、な、な、なんとその日のディナーの最後にさらなるサプライズ登場・・・
しかもホールスタッフ勢ぞろいでハッピーバスデーの唄まで全力熱唱してくれました。
もう久しぶりに泣きそうなくらい嬉しくなりました。
こりゃヨットクラブを愛さずにはいられない。
すごいぞヨットクラブ!!
恐らく旅行会社から来たあのメールは真実で実際には本来は何もなく、ヨットクラブだからこそこのサービスがあったのだと思いますが、とんでもなく嬉しいサプライズで忘れられない誕生日になりました。
※お誕生日に乗る人全員にこのサービスがあるのかは分かりませんのでその点はご了承を。
以上ヨットクラブのサービス紹介でした。
結論としては、ヨットクラブは最高のサービスと最高のバトラーがいる極上のサービス空間だと言えます。
クラブフロア付きのホテルでもここまでのサービスを受けられるのはごく僅かだと思います。
一般客室の2.5倍ほどの価格はかかりますが、それでも飛鳥やにっぽん丸などラグジュアリー客船と比べたら高くありません。
久しぶりに良いサービス、良い接客、感動のサービスを受けられて、自分自身も大変勉強になりました。
自分の事業にもこの経験を活かしていきたいと思います。
ヨットクラブのみなさん、ありがとう!!
次で最後です。
ベリッシマのヨットクラブ体験記(乗船記)2/3 ~素朴な疑問集~