私は「外で思い切り遊べない福島の子どもたち」という言葉が嫌いです。
それでも、
「外で思い切り遊べない福島の子どもたち」の為の屋内施設 とか
「外で思い切り遊べない福島の子どもたち」の為の県外保養プログラム とか
ありがたく思いますm(_ _)m
本当に、福島の子どもたちは、外で思い切り遊べないのでしょうか?
私の家の近所(郡山市)の児童公園では、乳母車を押したお母さんと赤ちゃんも小学生も普通に遊んでいます。
特に、今年の春ごろからは 県内各地で復興イベント・夏祭り・こでらんに博・・・と、震災前よりも多くの催しがあって、もちろん、小さなお子さんも来て、食べて、楽しんでいます。
そんな様子を見ていると「外で思い切り遊べない」とは、到底思えないけれど、「遊べない」お子さんは、そもそも そこに居ないのだから、もしかしたら、各ご家庭の家の中で過ごしているのかも知れませんね。
実際、私の町内のお祭りでは「子供みこし」が、放射線の影響を懸念して中止になりました。
一方、隣の町内では、双葉地区から避難しているお子さんも一緒にお祭りを楽しもう。。と今年は「25年ぶりに子供みこしを復活」させて、お祭り・飲食を楽しんだそうです。
それぞれ・・・・。
結局は、そういう言葉で表現するしかないのだな。。とは、思います。
だけれども、
「外で思い切り遊べない」=「外で遊ぶのは危険」ではないと私は考えています。そこんところ・・・。
郡山の屋内施設「ペップ・キッズこおりやま」の発案者である郡山市の小児科医・菊池信太郎先生と山本太郎氏のインタビューやり取りから、考えていただけることを期待します。
またまた、長いですが・・・・頑張って読んでいたたけれると嬉しい。
太郎君の必死さが ウザいです。(笑)
ドキュメンタリー番組の罠 片瀬久美子
http://fukkou-arena.jp/academic/?p=404/
山本:こういう屋内で遊べるような施設はこれから増えていくんでしょうか?
菊池:希望はしているんですが、お金がかかるので、国が出してくれれば出来ると思うんですが。
山本:この施設オープンはすばらしい動きですが、子どもが外で遊べないという状況が根本的に間違っていると思います。これを作らないといけないという現実が異常で。
菊池:そうですね。ただ現実、ここはそこまで危ない地域ではないんです。親の怖いという意識が前面に出ている状態で、なんとなく外で遊ばせるのが不安という状況だから、こういう施設で遊ぶ事で、ゆっくり不安を解消して外に出ようかという風になれば、改善されていくと思います。市も除染をたくさんやっているから、校庭の線量は低いんですね。親の気持ちが追いついていない。
山本:国が安全としている数値は医者としてどう思いますか?
菊池:私達の感覚としては、この地域は問題ないと思います。この地域の線量は0.2(μSv)とか、今日は0.063(μSv)でしたが、校庭だと0.1(μSv)切るか切らないかです。10時間いても1(μSv)にしかなりません。我々がレントゲンを撮れば50(μSv)いくのに比べれば何てことないです。それよりも外で遊べないことのストレスを強要する方が問題だと思います。
山本:レントゲンで50マイクロ。でもレントゲンはリスクを見つけるために進んでやるものですよね。そこは比べようがない。とにかく、除染がされているところは低いんですね。
菊池:こちらは動けない人、動きたくない人かいる、いろんな思い、金銭の問題、地域のしがらみ、皆悩んで、残っています。そういう人が居る以上、私たちで何かしないといけない。子どもが残っている以上、小児科は居ないと。
山本:国が決めている基準値には賛成できますか?
菊池:もともと放射線がある環境に我々はいる、医療放射線も浴びているんです。1とか20とかという数字が長期的にみて実際に影響が出るのかという答えはまだ分らないですね。
山本:医学的には分らなければ危険側によりますよね?
菊池:そうですが、ではレントゲンを受けた人がそれで影響は出ないのがほとんどです。今のこの環境では影響はないと思います。
山本:年間20(mSv)は問題ないと?
菊池:それはちょっと高いですね。
山本:(さっきから)それが聞きたかったんです。
菊池:ずっとそれでは無理、一時的なものだと思います。例えば来年は15(mSv)、その次は10(mSv)という風にして1(mSv)になるならいいんですが、何十年もそれでいいとは思いませんね。
山本:年間20ミリとなっている今、子どもは逃げる必要はありますよね。
菊池:できるならそれに越した事はないけれど、できないから悩んでいるんです。できる人は既にしています。その結果、体重に影響が出る方が大問題です。
山本:(政府によれば)「ただちに影響はない」から、まだわからないですね、答えあわせはこれから。基準値を今までの20倍にして、子ども達を動かさない体たらくはありえない。国がバックアップしないから、動けない人がいて。
佐藤元知事:郡山は菊池君がいたからこうやって遊べるが、他の市ではなかなか。ここは条件が整って、一生懸命やったから。
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片瀬さんの この記事は
フランス国営テレビで放送された番組が、両氏のインタビューの一部を取り上げて、改竄されている事を訴えているものです。
↓片瀬さんの意見
『日本の福島が、こうしたドキュメンタリー番組の中で「悲劇の地フクシマ」として演出されることによって、現状とは違う誤った認識が海外で広められてしまっていることは、とても残念でなりません。』
私もそう思います。
話は 戻りますが、
「外で思い切り遊べない子供たち」のケアと同時に
「外で子どもを思い切り遊ばせられない親」の「心のケア」も必要なんですよね。
それには、正論のぶつけ合いではダメだとは分かっているんだけど…。
<菊池信太郎先生・郡山市の「菊池医院」の副院長>
菊池医師は、郡山市震災後こどもの心のケアプロジェクトマネージャーをされています。この施設を発案したのは、放射線の影響を心配して保護者が子ども達の外遊びを避けさせる傾向があるので、それによるストレスなどを心配してのものでした。とにかく子どもたちに遊んで欲しくて、そのためには誰もが安心して来られる施設でなくてはいけないと考えたそうです。オープンから半年間で20万人もの親子が利用しているのは、ただ外で遊ぶ場所がないからではなくて、この施設で遊ぶのが“楽しい”からこそでしょう。
<ペップ・ギッズこおりやま>
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=A6D1384225592365B7D3E3611592C853?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=25279
それでも、
「外で思い切り遊べない福島の子どもたち」の為の屋内施設 とか
「外で思い切り遊べない福島の子どもたち」の為の県外保養プログラム とか
ありがたく思いますm(_ _)m
本当に、福島の子どもたちは、外で思い切り遊べないのでしょうか?
私の家の近所(郡山市)の児童公園では、乳母車を押したお母さんと赤ちゃんも小学生も普通に遊んでいます。
特に、今年の春ごろからは 県内各地で復興イベント・夏祭り・こでらんに博・・・と、震災前よりも多くの催しがあって、もちろん、小さなお子さんも来て、食べて、楽しんでいます。
そんな様子を見ていると「外で思い切り遊べない」とは、到底思えないけれど、「遊べない」お子さんは、そもそも そこに居ないのだから、もしかしたら、各ご家庭の家の中で過ごしているのかも知れませんね。
実際、私の町内のお祭りでは「子供みこし」が、放射線の影響を懸念して中止になりました。
一方、隣の町内では、双葉地区から避難しているお子さんも一緒にお祭りを楽しもう。。と今年は「25年ぶりに子供みこしを復活」させて、お祭り・飲食を楽しんだそうです。
それぞれ・・・・。
結局は、そういう言葉で表現するしかないのだな。。とは、思います。
だけれども、
「外で思い切り遊べない」=「外で遊ぶのは危険」ではないと私は考えています。そこんところ・・・。
郡山の屋内施設「ペップ・キッズこおりやま」の発案者である郡山市の小児科医・菊池信太郎先生と山本太郎氏のインタビューやり取りから、考えていただけることを期待します。
またまた、長いですが・・・・頑張って読んでいたたけれると嬉しい。
太郎君の必死さが ウザいです。(笑)
ドキュメンタリー番組の罠 片瀬久美子
http://
山本:こういう屋内で遊べるような施設はこれから増えていくんでしょうか?
菊池:希望はしているんですが、お金がかかるので、国が出してくれれば出来ると思うんですが。
山本:この施設オープンはすばらしい動きですが、子どもが外で遊べないという状況が根本的に間違っていると思います。これを作らないといけないという現実が異常で。
菊池:そうですね。ただ現実、ここはそこまで危ない地域ではないんです。親の怖いという意識が前面に出ている状態で、なんとなく外で遊ばせるのが不安という状況だから、こういう施設で遊ぶ事で、ゆっくり不安を解消して外に出ようかという風になれば、改善されていくと思います。市も除染をたくさんやっているから、校庭の線量は低いんですね。親の気持ちが追いついていない。
山本:国が安全としている数値は医者としてどう思いますか?
菊池:私達の感覚としては、この地域は問題ないと思います。この地域の線量は0.2(μSv)とか、今日は0.063(μSv)でしたが、校庭だと0.1(μSv)切るか切らないかです。10時間いても1(μSv)にしかなりません。我々がレントゲンを撮れば50(μSv)いくのに比べれば何てことないです。それよりも外で遊べないことのストレスを強要する方が問題だと思います。
山本:レントゲンで50マイクロ。でもレントゲンはリスクを見つけるために進んでやるものですよね。そこは比べようがない。とにかく、除染がされているところは低いんですね。
菊池:こちらは動けない人、動きたくない人かいる、いろんな思い、金銭の問題、地域のしがらみ、皆悩んで、残っています。そういう人が居る以上、私たちで何かしないといけない。子どもが残っている以上、小児科は居ないと。
山本:国が決めている基準値には賛成できますか?
菊池:もともと放射線がある環境に我々はいる、医療放射線も浴びているんです。1とか20とかという数字が長期的にみて実際に影響が出るのかという答えはまだ分らないですね。
山本:医学的には分らなければ危険側によりますよね?
菊池:そうですが、ではレントゲンを受けた人がそれで影響は出ないのがほとんどです。今のこの環境では影響はないと思います。
山本:年間20(mSv)は問題ないと?
菊池:それはちょっと高いですね。
山本:(さっきから)それが聞きたかったんです。
菊池:ずっとそれでは無理、一時的なものだと思います。例えば来年は15(mSv)、その次は10(mSv)という風にして1(mSv)になるならいいんですが、何十年もそれでいいとは思いませんね。
山本:年間20ミリとなっている今、子どもは逃げる必要はありますよね。
菊池:できるならそれに越した事はないけれど、できないから悩んでいるんです。できる人は既にしています。その結果、体重に影響が出る方が大問題です。
山本:(政府によれば)「ただちに影響はない」から、まだわからないですね、答えあわせはこれから。基準値を今までの20倍にして、子ども達を動かさない体たらくはありえない。国がバックアップしないから、動けない人がいて。
佐藤元知事:郡山は菊池君がいたからこうやって遊べるが、他の市ではなかなか。ここは条件が整って、一生懸命やったから。
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片瀬さんの この記事は
フランス国営テレビで放送された番組が、両氏のインタビューの一部を取り上げて、改竄されている事を訴えているものです。
↓片瀬さんの意見
『日本の福島が、こうしたドキュメンタリー番組の中で「悲劇の地フクシマ」として演出されることによって、現状とは違う誤った認識が海外で広められてしまっていることは、とても残念でなりません。』
私もそう思います。
話は 戻りますが、
「外で思い切り遊べない子供たち」のケアと同時に
「外で子どもを思い切り遊ばせられない親」の「心のケア」も必要なんですよね。
それには、正論のぶつけ合いではダメだとは分かっているんだけど…。
<菊池信太郎先生・郡山市の「菊池医院」の副院長>
菊池医師は、郡山市震災後こどもの心のケアプロジェクトマネージャーをされています。この施設を発案したのは、放射線の影響を心配して保護者が子ども達の外遊びを避けさせる傾向があるので、それによるストレスなどを心配してのものでした。とにかく子どもたちに遊んで欲しくて、そのためには誰もが安心して来られる施設でなくてはいけないと考えたそうです。オープンから半年間で20万人もの親子が利用しているのは、ただ外で遊ぶ場所がないからではなくて、この施設で遊ぶのが“楽しい”からこそでしょう。
<ペップ・ギッズこおりやま>
http://