ああ、これは当たらないな。
と思ってあきらめていたら・・・
当たっちゃった!!!!びっくり!!!
ナラティヴを学び始めて1年が過ぎようとしていて、
ひととおりいろんな理論背景とか
技法のようなものとかを知った後での
この機会は、
きっとナラティヴの神様が
プレゼントしてくれたに違いない
カウンセリングは普段は提供する側だけど、
ガチで受けるというのもとてもワクワク
昨年は、KOUさんに憧れて、なんとか言葉を交わしたい、
少しでもKOUさんのやっていることに近づきたい、
ちょっとでも教わりたいという思いで
必死に参加していたワークショップだったなぁ。
今では、ナラティヴの場に知り合いも増えて、
学びを助けてくれる先輩方とつながっていて、
私が一番安心して、私でいられる場所かもしれない。
KOUさんのセッションで話をさせてもらったことは、
最近ずっと悩んでいた仕事のバランスのこと。
副業と思って始めたカウンセリングルームが軌道にのり、
子どもたちの事情もあって、
在宅で仕事をしていきたいという思いが強くなったことを
お話しさせてもらいました。
ナラティヴのカウンセリングって、
話し手はこんな感じなんだなぁ。
常に自分と対話している感じ。
KOUさんはいろいろと
質問をその場に置いてくださるのですが
質問に答えているようで、
自分自身と対話している時間がとても長かったように思います。
話している途中で、
何を聞かれていたのかわからなくなることも多かった。
興味深かったのは、セッション後の振り返りで
KOUさんが
「あ、(質問の方向が)ここじゃなかったと思った」と
話していた一場面があったのですが
話し手の私は、全くそんなふうには感じずに
その質問を受けて、少し違う方向に頭の中で話が進んだので
そこの部分から話し始めてしまったのです。
話し手である私の頭の中では話はつながっていたんですよ。
これって本当に興味深くて、
私もセッションを提供する側のときは、
自分の質問とは少し方向の異なる語りが出てきたときに
「あ、そっちだったか!!」と思うことが多々あるんです。
でも、これももしかしたら、
話し手の方は、全然違和感なく、
頭の中でつながっているのかもな・・と思いました。
あと、これはナラティヴだけでなく、
どのカウンセリングでも同じかもしれませんが
話し手が大切にしたいと願っていること
何を大切にしようとしているのか
そんなことを聴こうとし続けることが
何より大切なんだと感じたし、
そこを粘り強く聴いていくことが
話し手のアイデンティティを認証することにつながるんだと
再確認できた体験でした。
貴重な体験すぎて
今日は寝付けないかもしれません
脳みそが興奮しています
野村涼子が書いた本です
自分の家庭での体験をたくさん盛り込みました。
読んでいただけたら嬉しいです!