「上司に聞きたいけど、聞いたら“楯突く”と思われそうで怖い」そんな不安から、曖昧な指示をそのまま飲み込んで、分からないまま仕事を進めていませんか?
実はこれ、自信がない人ほど悩みやすい職場の“あるある”です。
でも、分からないことを確認するのは、反抗でも失礼でもありません。むしろ、自分を守るために必要な行動なんです。
今回は実際にご相談いただいたAさん(※ブログ掲載の許可をいただいています)のケースと一緒に、「聞くことは楯突くことではない」という話をお伝えします。
「上司に確認=楯突く」と思い込んでいませんか?不安で聞けない理由
Aさんが抱えていた誤解とは?
Aさんは、上司から曖昧な業務指示を受け、どうすればいいか分からず困っていました。
ですが、確認する勇気が持てず、時間だけが過ぎていったそうです。
「分からないなら聞いてみては?」と声をかけたところ、Aさんはこう答えました。
「そんなことを聞いたら、上司に楯突くことになります。サラリーマンなんだから、黙って従うしかないんです。」
Aさんは「確認=反抗=評価が下がる」と思い込んでいました。
ですが、聞くことは相手に逆らうことでも、文句を言うことでもありません。「分からない」を放置する方が、よほどリスクが高いのです。
上司の機嫌で「正解・不正解」を決めないで。聞くことは反抗ではない
Aさんは「上司も本当は分かっていないのでは?」と感じていました。
でも、「それを指摘するように聞けば機嫌を損ねる。評価が下がるかもしれない」と、不安で行動できませんでした。
けれど、確認しないまま進めた結果、大きなミスにつながれば、上司の機嫌どころの問題では済みません。
何より、上司の機嫌で自分の行動を決めるのは、あなた自身を苦しめるだけです。
行動の是非は「相手の顔色」ではなく「自分の納得感」で決めていいのです。
確認しただけで上司が不機嫌に…でも、それはあなたの責任じゃない
たとえ確認した結果、上司が不機嫌になったとしても、その感情は「相手のもの」です。人の機嫌はコントロールできません。
だから、相手の反応に振り回されて、自分の行動を責めなくていいんです。
大切なのは「自分を守るために確認した」という事実。そこに自信を持ってくださいね。
聞くことで分かった!「楯突く」わけではなかったAさんの体験
実際にAさんは、勇気を出して上司に質問しました。
すると、上司自身も「詳しいところまでは分からないまま指示していた」と判明。
むしろ上司は「聞いてくれて助かった」と言い、一緒に対応策を考えてくれたそうです。
分からないまま一人で抱え込むより、確認した方が結果的に仕事もうまく進み、上司との信頼関係も少しずつ築けるきっかけにもなります。
相手の機嫌より、自分の行動を大切に。正解は自分で決めていい
仕事の悩みは、「相手の機嫌」に縛られやすいもの。でも、行動の正解を決めるのは相手ではなく「あなた自身」です。
不安を感じた時は、確認することが最善の選択。
相手の機嫌で自分を責める必要はありません。
もし「どうしても相手の反応が怖い」と感じるなら、自分の心の奥にある思い込みを見つめ直すことが、解決への第一歩です。
一人で抱え込むのが辛いときは、カウンセリングを使って気持ちを整理するのも良いですよ。
まとめ
分からないことを聞くのは、楯突くことでも反抗でもありません。自分を守り、ミスを防ぎ、安心して働くための大事な行動です。
上司の機嫌や反応ではなく、「あなた自身の安心感」を大切にしてくださいね。
あなたが安心して働ける毎日になりますように。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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