職場で「いつも自分ばっかり」と感じることはありませんか?


面倒な仕事や理不尽な頼みごとが回ってきて、断りたいのに「相手が困るから…」と引き受けてしまう。そして、気がつくと当然のように役割を押し付けられている。

 

そんな状況に悩んだことがある人も多いのではないでしょうか?

 

 

この記事では、かつて『断れない自分』だった私が悪循環を断ち切るために実践した方法をご紹介します。同じ悩みを抱える方が、一歩踏み出すヒントになれば嬉しいです。

 

仕事を押し付けられる私の経験

私も以前は同じように、職場でいつも損な役回りばかりを押し付けられ、『断れない自分』を責め続けていました。

 

相手からの勝手な言い分を聞かされて、それが理不尽だと思いつつも引き受けないと相手が困るからと仕方なく引き受ける。

 

するといつの間にか、その役回りが当然のように自分に回ってくる。なし崩し的に毎回やらされているそんな状況でした。

 

 

都合のいい人にされる理由。先輩の言葉で気づいた現実

以前勤めていた会社の上司が何でも押し付けてくる、そんな感じの人でした。

 

誰もやりたがらない仕事、他の人に頼んだら断られると分かっている仕事は、たいてい私に回ってきました。

 

当時の私は、上司から言われた仕事を断るなんてとんでもないと、たとえそれが、理不尽だと思っていても「上司だし私には分からない事情があるはず」と思って引き受けていました。

 

業務量で無理をしていたけれど、上司からはいつも頼りにしてるよ。期待してるよ」と言われていたので、関係性は良いと思っていました。

 

 

でもある日、先輩から「また押し付けられたの?それかなり面倒な仕事だよ」と言われました。

 

「でも、上司は色々と忙しいから・・・」と私が言うと

 

「あのさ、あなただって忙しいんでしょ。何で上司が忙しい事は考慮するのに、自分が忙しい事には目を向けないの?」と言われました。

 

そんな風に考えた事もなかった私は固まり、言葉に詰まってしまいました。

 

「でも・・・きっと私より忙しいし、難しい仕事を抱えいてるはずだし・・・経験を積むためにもやった方がいいと説得されたから・・・」と言う私に

 

「あの人、難しい仕事なんか抱えてないよ。全部、人に振ってるんだから。」と言われ、初めて自分が置かれている立ち位置を知りました。

 

上司は私が逆らわないことを見越して、あえて私に押し付けていたのだと気づいた瞬間、悔しさと情けなさで胸がいっぱいになりました。

 

でも、それと同時に『このままではダメだ』と思うきっかけにもなったのです。

 

断れない理由と悪循環。『価値がない』と思い込んでいた私

そしてまた、私も自分自身のことを『理不尽な事を言われもて仕方ない存在だ』と、心のどこかで思っていたから、そのように扱われてしまったのでしょう。

 

実際、私のような価値のない人がするべき仕事なんだろうな・・・と自分でも思っていて、断れなかったというのも大きな要因の一つだったと思います。

 

 

仕事を押し付けてくる人が見抜いている『断れない人の心理』

仕事を押し付けてくる人は、断ることが苦手な人の心理を見抜いています。

 

更には「やらないなら、他の人に頼まなきゃならないけど・・・」と、私が断ることで、他の人が迷惑するかもしれないよ、的な裏メッセージを込めてきたりして。

 

今思うと完全に脅しですよねプンプン

 

でもここでも、先輩からのアドバイスが効いてきます。

 

「たとえあなたが断って、他の人がその仕事をすることになったとしても、責任を感じることはないよ。あなたが勇気を出して断るのと同じように、その人も自分で断ればいいだけなんだから。」

 

そう言われて、すごく気持ちが楽になったことを覚えています。

 

 

私が断って他の人がすることになったら、その人にどう思われるか、周りに悪口を言われたらいやだな。という気持ちも大きかったのですが、『そっか、誰にだって断る選択肢はあるんだ』と思うと、ストンと腹落ちしました。

 

『仕事を断ってもいい』と自分の中で納得できた私は、上司から頼まれた仕事を断ることを決めました。

 

絶対にNOと言うと決めた私。上司に断ったその結果は?

最初は怖くて声が震えているのが自分でも分かりました。上司は一瞬戸惑った様子でしたが、なんとか押し付けようと無理やり理由をつけたり、条件を付けてごり押ししてきました。

 

私はと言うと、他の仕事との関係でその仕事をするのは無理だという事だけを主張しました。

 

以前は相手が納得する理由を用意して、納得してもらわなければ断れないと思っていましたが、そんな必要はないんですよね。私が断ればいいだけの話。

 

すると苛立った上司から「何か勘違いしてない?」とまで言われる始末💦それって私が断れる立場にないと言いたいのかなと思いつつも、スルーしました爆  笑

 

 

そして、絶対に「YES」と言わない私にムッとしながらも上司はようやく諦めて面談は終了しました。

 

きっと評価を下げられるだろうなぁ。でも『下げられてもいい』と思って挑んだのだから怖くありません。しかし意外にも評価は変わらず。

 

私が断った仕事は別の人が引き受けていたので、上司はそれで良しとしたのでしょう。

 

仕事を断る勇気が私にもたらした自由と自信

それからは、上司が私から少し距離を取ったように思えましたが、必要以上に仕事を押し付けられることもなくなり、私も断れない自分を責めることもなくなりました。

 

実は仕事を押し付けられること以上に、断れない自分を責めている事が辛かったんだなぁと、後から実感しました

 

また、断れるようになった私は、少しずつ会社で自分を出せるようになり、それに伴い自信もついていったように思います。

 

 

仕事を断ることは、単なるわがままではないと私は思っています。むしろ、それは自分を大切にする第一歩でもあると。

 

自分を優先できるようになることで、自信を取り戻し、理不尽な状況から抜け出せるようになります。ぜひ、少しずつ挑戦してみてくださいね。

 

また、誰にも相談できずに一人で悩みを抱えているのなら、カウンセリングを使ってみるのも一つの方法です。いつでもお待ちしていますね照れ

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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