「おはようございます」と声をかけたのに、完全に無視された…。
職場でそんな経験をして、心がズキッと痛んだことはありませんか?
私は以前、同じ職場の人に挨拶をしても無視され続けた経験があります。
しかも、その人は私が他の人と一緒のときには普通に挨拶をするのに、私一人の時は完全にスルー。
最初は「気づかなかったのかな?」と自分に言い聞かせていました。
でも、何度も目が合っているのに無視されるたび、次第に「私、何か悪いことしたのかな?」「嫌われているのかも…」と、自分を責める気持ちが膨らんでいきました。
この記事では、職場で挨拶を無視されて傷ついた私が、実際に試して効果があった考え方と具体的な対処法をお伝えします。
挨拶を無視されるたびに「私が悪いの?」と自分を責めてしまった日々
思い当たることといえば、その人に質問された内容が私の担当外だったため、「私では分からないので○○さんに確認していただけますか?」と丁寧に伝えたこと。
もしかしたら、その言い方が気に入らなかったのかも…。
もしかしたら、私の態度が失礼だったのかも…。
そう勝手に解釈して、自分を責めるようになりました。
でも、どれだけ考えても、悪意を持って接した覚えはありません。むしろ、いつも以上に気を遣って接していたつもりでした。
それでも無視が続くことで、私はだんだんとその人に会うこと自体が憂うつになっていきました。
朝、職場に向かう足取りが重くなり、「今日も無視されるのかな…」と不安で胸がざわつく毎日でした。
「もう大人なのに、こんなことで悩むなんて情けない」と自分を責める気持ちも強くなりました。
職場で挨拶を無視されても、挨拶を続けた理由
私には「挨拶は最低限のマナー」「挨拶をしない人は非常識」という強い思い込みがありました。
だからこそ、無視されてもずっと挨拶を続けていました。
でも、心の中では「もうやめたいな…」と思うこともありました。
それでも、もしその人にだけ挨拶をしないと決めて、うっかり他の人にもしなかったらどうしよう…と余計な心配ばかりしていました。
「挨拶しないと非常識と思われる」 「大人として恥ずかしい」 「職場で孤立したらどうしよう」 「もう大人なんだから、人間関係くらい上手くやらなきゃ」
そんな思いが頭の中をぐるぐる回って、「無視されても挨拶しないといけない」という葛藤になって、本当に苦しかったんです。
もし今、「無視されているのにつらいけど、挨拶しなきゃ…」「職場の空気が気になる…」と感じているなら、そのしんどさは、決してあなただけではありません。
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挨拶を返さない人への私なりの対処法~自分の気持ちを最優先にする~
いろいろ考えた末に、「この人は私に挨拶を返さない人」そう割り切って、挨拶を続けることにしました。
ただし、相手の反応は一切期待しない、という条件付きで。
そう決めたら、気持ちが少しだけ楽になりました。
でも、次第に「この人にどう思われても関係ないんじゃないか」と思うようになりました。
だって、すでに嫌われているんですから。
そして、最終的には「挨拶を無視する人に無理に挨拶をする必要はない」と、考えるようになりました。
挨拶は本来、お互いを尊重して良い関係性を築くためのもの。一方的に無視する相手と良い関係を築ける訳がありません。
さらに、毎日不快な気持ちを抱え続けるのであれば、もうやめた方がいい。
相手に合わせて自分の心をないがしろにするのはやめよう。そう思ったのです。
挨拶をやめても何も起こらなかった現実
挨拶をやめた直後は、「人としてどうなんだろう」「職場で何か言われるかも」とドキドキしていました。
でも、実際に何か言われたわけでもなく、何も起こらなかった。
そして驚いたことに、数か月後、その人の方から挨拶をしてくるようになったんです。
「今さら?」と少しモヤッとはしましたが、不思議ともうどうでもよくなっていました。
私にとって大事だったのは、相手の態度が変わったことよりも、自分の気持ちを優先して行動できたという実感でした。
「もう大人なんだから我慢しなきゃ」という思い込みから、「大人だからこそ、自分を大切にしていい」という考えに変わった瞬間でもありました。
この体験を通して気づいたのは、私たちが想像するほど、周りの人は私たちのことを見ていないということ。
そして、自分を大切にする選択をしても、実際には何も悪いことは起こらないということでした。
相手を気にするより、自分を大切にすることを学んだ
挨拶は確かに大切な礼儀です。
でもそれ以上に、「自分がどうしたいか」を尊重していいんだと気づきました。
私は長い間、「挨拶しないと非常識と思われるかも」「嫌われるかも」「職場で浮くかも」といった思い込みに縛られていました。
でも本当に大切だったのは、「私はどうしたいのか?」と自分に問いかけること。
挨拶をやめるときは、起こりうる怖いこと(=デメリット)を受け入れる覚悟が必要でした。
私自身、はじめはその覚悟ができず躊躇しましたが、時間をかけて決断しました。
そして、「挨拶をやめても、特に問題は起きなかった」という現実に出会いました。
さらに、自分の気持ちを大切にしたことで、心がふっと軽くなり、不思議と相手との関係も自然に変化していったのです。
もしあなたが職場の挨拶のことで悩んでいるなら
もしあなたも同じような状況で悩んでいるなら、一人で抱え込まないでください。
挨拶を無視されて辛い思いをしているなら、選択肢があることを知ってください。
- 挨拶を続けて、相手の反応は期待しない
- 挨拶をやめて、自分の心を守る
- 必要最小限の業務的なやり取りに留める
どれを選んでも正解です。大切なのは、あなたが自分で選ぶこと。
あなたの心を大切にしてください。
挨拶をしても無視されると、自分が否定されたような気持ちになることがあります。
でも本当は、その人がどう反応するかは相手の自由であって、あなたの価値とは全く関係ありません。
「挨拶をしないと非常識と思われるかも」 「嫌われるかも」 「職場で浮くかも」そう思って我慢するより、「私はどうしたいのか?」と自分に問いかけてみてください。
年齢を重ねるほど「周りにどう思われているか」が気になるもの。その優しさや責任感が、あなたを苦しめているかもしれません。
でも、真面目で責任感の強いあなただからこそ、「べき思考」に縛られすぎないでください。
「もう大人なのに、こんなことで悩むなんて」と自分を責める必要はありません。
大人だからこそ、自分の気持ちを大切にしていいんです。
最後に
挨拶をする・しない、どちらを選ぶにしても、あなたが自分で選んだなら、それが正解です。
相手の態度に振り回されずに、自分の気持ちを大切にすること。
無理せず、少しずつ自分を大切にする選択をしていけますように。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
相手の態度に振り回されて、心がしんどくなっているなら、一度、安心できる場所で気持ちを整理してみませんか?
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