川越style「シュトーレン食べ比べの会」happybreadbaking×音羽屋 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

冬のクリスマスの定番となっている、シュトーレン。

少しずつ食べながら、クリスマスを待ちわびる。

シュトーレンにまつわる、誰しもが思う夢の企画が実現しました。

2019年12月20日に川越のパン教室・販売「happybreadbaking」さん主催、「珈琲焙煎 音羽屋」さんを会場に開催されたのが、「シュトーレン食べ比べの会」。


「シュトーレン食べ比べの会」
12月20日(金)
10時30分より2時間程度
場所 音羽屋 川越市大手町7-16 
川越駅東口よりバスをご利用ください。
川越市役所前下車、徒歩1分
定員 12名様
 

『いろいろなお店のシュトーレン食べてみたいけど、
一本づつ買ったら食べきれないなあ~と思ったことありませんか?
私が気になってるお店のシュトーレンをご用意しますので、お好みの味を見つけてください♡
(都内の有名ベーカリーを中心に6、7種類くらいを予定してます)
お口直しにしょっぱいおつまみもご用意します。
音羽屋さんのコーヒーとのマリアージュをお楽しみください!
(コーヒーが苦手な方は紅茶にすることもできます)
終了後は川越の街並み散策も楽しいですよ🎵』

テーブルの上にずらりと並んだ全国各地のシュトーレン。

シュトーレンと一言で言っても、ベーカリーによって個性が異なり、こんなにも違うものかと圧倒されるよう。
色んなシュトーレンを食べ比べできる!と参加者は目を輝かせていました。

 

「シュトーレン食べ比べの会」を主催したのが、川越のパン教室・販売でお馴染みの「happybreadbaking」さん。

川越は個人のパン屋さんが多く、頑張っている街。

そういうお店が多いからこそ、手作りのパンが好きな人も多く、パン好きの裾野が広がって自分でパンを作ってみたいという人も多いのが、川越。

パン作りを習いたい、パン教室に通いたい、期待の受け皿として川越のパン教室にも目を向けたい。

遠くに行かなくても川越市内に身近にあり、少人数できめ細かい教室、大手パン教室では習えないようなパンを作ることができる教室です。

(川越style「happybreadbaking(ハッピーブレッドベイキング) 世界のパンからこんにちは ~おうちで気軽にパンを焼きましょう~」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12423342722.html

「happybreadbaking」

レッスンスケジュールなどはHPから
HP:
http://blog.livedoor.jp/happybread/
Instagram:
https://www.instagram.com/happy.breadbaking/
Mail:

happy.breadmaking@gmail.com

 

「happybreadbaking」

主宰 岡本潤子 プロフィール

『自分探しをしてきた会社員時代。パン作りに出会った時はこれだ!と直感。
さまざまな教室、学校、時には海外にまで足をむけパンの知識を吸収。
キャリアは今年で9年目を迎えた「大東ガスプチフラム志木」での講師よりスタート。
会社員をしながらダブルワークを続け、退職後、2012年より
「少人数制のレッスンで生徒さんの作りたいパンを作る」自宅教室を開く。
その後、本格的なフランスのパンを学ぶため代官山「ル・コルドンブルー」へ。
現在は更なる製パン技術の習得を目指すべく様々な講習会に参加。
今年9月に自宅教室をリニューアルオープンし、
「ワンランクアップするパン作りの提案」を目指す。
わかりやすい説明との評価が高く、親しみやすいキャラクターを自負している。
また、今後はパンの製造、販売にも力を入れていく予定。
理想とするパン作りは複雑なうまみのあるパン作りをすること。
ドイツのサワー種、フランスのルヴァン種など、
おだやかな酸味とマイルドさを持ったパンのおいしさが広がることを願っている。』
2008年 辻調理師専門学校通信講座(製パン)終了
2010年~現在 大東ガス クッキングスクール講師
2011年~現在 読売カルチャー川越講師
2011年~2015年 カルチャー深谷講師
2012年 食品衛生責任者資格取得
2014年 ル・コルドンブルーパンディプロマ取得
2016年 ル・コルドンブルーお菓子基礎講座終了
2018年 菓子製造営業許可取得

 

happybreadbakingとしてのパン教室は、現在大きく分けて2つになります。

■「自宅教室」
■「外部のクラス」
まず、happybreadbakingとして受け持っている外部のクラスは、以下の大東ガスのプチフラムと川越のよみうりカルチャーになります。
・「プチフラム富士見」
パンとなにかもう一つをコンセプトとした「パン+One」を展開しています。
月に1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/fujimi/index.html
・「プチフラム志木」
さまざまな国のパンの「世界のパン」をご紹介をしています。
月に1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/shiki/index.html
・「プチフラム川口・鳩ケ谷」
少人数制でできたばかりのキッチンでレッスンできます。
月1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/kawaguchi/index.html
・「よみうりカルチャー川越」
18時30分~のレッスンなので、お仕事帰りの方も参加できるクラスです。
第4木曜日開催、随時受付
http://ync-kawagoe.com/course/worldpan/

 

そして、もう一つのパン教室の柱が、岡本先生の自宅教室。

自宅教室で作るパンは毎月テーマが変わり、月替わりで色んなパン作りをレッスンしています。

今後の月のパン教室の内容や日時、募集は事前にホームページで案内され、常連の参加者から新規の参加者まで毎回席が埋まっていく人気ぶり。

(大体先々月の末にはこれからの予定が発表される。12月の教室なら9月末には募集スタート予定)

今のペースでは月に6回ほど自宅教室を開講している。時間は10時から始まり、13時~14時に終わる流れです。

教室のある場所は川越市民お馴染みの丸広百貨店川越店のすぐ近くにあり、レッスン開催時には外に看板が出るのが目印。

(レッスン申込者には住所がお知らせされます)

 

happybreadbakingとして、イベント出店して自身のパンを販売することもあり、ウェスタ川越・ウニクス川越で開催している「くらしをいろどるFarmer's Market」では、毎回好評を博しています。

(川越style「くらしをいろどるFarmer’s Market」2018年12月2日ウェスタ川越

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12431300862.html

 

happybreadbakingの岡本さんは、冬にシュトーレン作りの教室を開いていましたが、今年は趣向を変え、作るのではなく色々なシュトーレンを食べ比べてみようという内容を企画しました。


「クリスマスが近づくと食べたいのはシュトーレン。
シュトーレンというとバター、フルーツがたっぷり入った日持ちのするもの。
高価で一切れずついただくもの。いろんなイメージがあると思います。
私が初めてシュトーレンを作ったのが13、4年くらい前。
美味しい食べ物だなと思っていたのですが、その頃はまだそんなに知られてはいませんでした。
それから数年後、ドイツから帰る時、出始めのシュトーレンを購入して貴重なものが買えた!と思っていたら、後日カルディにおいてあったのを知り、日本ってなんでも手に入る国だとつくづく思ったものです。
その頃からシュトーレンが日本にもじわじわと広がっていって、今はパン好きな方ならシュトーレンを知らない人はいないと感じています。
毎年この時期になるとレッスンをやってくださいとか友人からも作ってとかクリスマスバブルがやってくるのですが、(笑)今年はシュトーレンってどういうものが美味しいのか、なにをもって美味しいというのかよくわからなくなってしまっていて、どうしても新しいレシピが作れませんでした。
なので今年はいろいろ食べてみよう!!と思い、1人でたくさん買っても食べきれないので「食べ比べの会」の企画を考えました。」

 

シュトーレンは今では冬に定番化していますが、シュトーレンを食べ比べするという切り口のイベントは川越でも珍しいもの。というか、他の地域でもあまり見られないでしょう。

しかも、パン好きにはよく知られる名だたる名店のシュトーレンばかりを集め、特別な会となっていたのが特徴。

今回は川越市役所近くの「珈琲焙煎 音羽屋」さんとコラボし、「シュトーレン食べ比べの会」参加者には、音羽屋さんの珈琲提供も含まれていました。

2019年10月にオープンした珈琲専門店が、「音羽屋(おとわや)」さん。

お店があるのは、川越市役所から目と鼻の先。

川越市役所庁舎の南側駐車場の脇道を入っていき道沿い。川越小学校道路向かいにあります。

(川越style「珈琲焙煎 音羽屋(おとわや)」エキス抽出法による珈琲 川越市役所目の前

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12546087047.html

珈琲豆に含まれる本来の旨味。

旨味を存分に感じられる抽出法を追求。

ワン・サード・メソッドで飲みやすい珈琲を提案しています。

 

両者の連携は、音羽屋さんで提供している焼菓子を製造しているのがhappybreadbakingさんです。

スコーンなどの焼菓子は店内で珈琲と共に味わうこともでき、テイクアウトもできます。

 

また、音羽屋の野口さんとhappybreadbakingの岡本さんの繋がり。

野口さんと岡本さんは、以前から川越で連携して活動を続けており、これまでのストーリーは伝えています。

連携して活動しているのが、霞ヶ関の角栄商店街にある「にこにこ食堂」。

こちらで月に一度、飲食に携わる三人のユニット、「ハーモニー」を結成して食事、パン、コーヒーを提供しています。
にこにこ食堂は、東武東上線霞ヶ関駅から角栄商店街の中ほどにあります。

「にこにこ食堂」
川越市霞ヶ関北4ー22ー22
11:30~14:00(売り切れ次第終了)

☎049-234-8233
東武東上線霞ヶ関駅下車、徒歩10分ほど
車の場合はスーパーたいらやさんの駐車場をコインパーキングとして利用可
HP:
https://niconicosyokudou.jimdo.com/

 

角栄商店街にあるにこにこ食堂は、川越の中でも独特な形態のお店。
毎日日替わりでランチメニューが変わる、のみならず、毎日日替わりでコックさんが変わるというユニークな飲食店。
霞ヶ関北自治会が運営しているのも独特。
みんなの食堂、みんなのというのは、地域の人みんなのという意味であり、コックさんみんなが使える場所という意味でもある。
にこにこ食堂では随時コックさんを募集していて(厨房設備あり、食器類使用可)、調理人からすると、この場をシェアキッチンとして、一日コックさんとして運営することができる。様々なテストキッチンの場としても活用できる。
川越市内、意外と少ないのがシェアキッチン。
シェアキッチンを通常の飲食店と同じく営業できるというのもにこにこ食堂の大きな売りです。
にこにこ食堂の月間カレンダーを見ると、日替わりで違う屋号の飲食店がランチメニューを提供していることが分かる。予定メニューも書かれ、カレンダーを見ながらこの日に食べに行こうと予定を立てることができる。

 

ハーモニーの特徴は、川越をはじめ各地で活躍する三人がコラボレーションしたユニットで、それぞれの持ち味を活かし、それぞれが役割を担って一つのランチメニューを提供していること。

ハーモニーを構成するのが、この三人。


■食養スクール「Holon ホロン」 主宰 ローフードマイスターの松野貴子さん
■珈琲エキス抽出法 コーヒーマイスターの野口哲男さん
■パン教室「happybreadbaking」主宰の岡本潤子さん

にこにこ食堂のコックさんは、基本、調理は一人で担当することが多い。

それに比べハーモニーは、一つの食事を三人の分担によって作り上げていた。

珍しい形の飲食店にこにこ食堂の中でも、珍しい運営をしているコックさんユニット、ハーモニー。

役割は、メインの食事を松野さん、パンを岡本さん、そして珈琲を野口さんと分かれている。

まさに三人がハーモニーを奏でメニューを作り上げて提供している。

言い替えれば、シェフズコラボのような特別感とも言えました。

ランチは現在、コーヒー付き800円、コーヒーなし100円引きで提供している。

にこにこ食堂では、和食が多い中で洋食を提供しているのもハーモニーの売り。

 

(川越style「ハーモニー」三人のコラボレーション にこにこ食堂 角栄商店街 霞ヶ関北自治会

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12446689088.html

 

その後、にこにこ食堂で展開するのみならず、ハーモニー名義でイベントに出店することも増えていき、ハーモニーとして初出店となったのが、2019年5月川越水上公園にて公益社団法人川越青年会議所主催で行われた「「ドリームフェスタ2019」。

飲食エリアに出店し、三者のパン・お菓子・コーヒーは好評を博しました。

(川越style「ドリームフェスタ2019」川越水上公園 川越青年会議所 2019年5月18日

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12480069131.html

 

その後も、2019年11月ウニクス川越にて開催された「小江戸川越お芋festival !!」に出店。

それぞれの拠点で活躍しながら、ハーモニーとしての展開も大事にしている。

こうした普段の繋がりから、今回のコラボイベントが実現していったのでした。

 

2019年12月20日に開催された「シュトーレン食べ比べの会」。

happybreadbakingさんのホームページで募集が行われ、やはり、反響が大きく、すぐに定員に達しました。

一つのシュトーレンを少しずつ食べていくのが楽しいものですが、こうして色んなシュトーレンを少しずつ食べ比べるというのももう一つの楽しみ方。

今回、happybreadbakingの岡本さんが紹介するシュトーレンは、7種類。

岡本さん自身が好きなベーカリー、気になるベーカリーを全国から集めました。そして全国区の人気を誇る有名ベーカリーばかりでもあります。


「それぞれのお店に思い入れがあり、尊敬するシェフたちのお店をシュトーレンを集めました」

 

超人気店のシュトーレンは簡単に手に入るものではなく、岡本さんが苦心して入手したものもありました。

数が少ないのに加え、全国的な有名店では注文が殺到するのが必至。
近郊のお店は直接購入に奔走し、京都のお店は知り合いに買ってきてもらったという。

取り寄せのシュトーレンでは限定50個の超貴重なものもあり、サイト上で募集開始の時間を待ち構えなんとか入手したシュトーレンもありました。

そうまでしても、有名店のシュトーレンはどういうものなのか、それを参加者にも食べてもらいたい、と今回の奇跡のラインナップが現実のものとなりました。

シュトーレン食べ比べの会自体が珍しいですが、この有名店をずらりと揃えたシュトーレン食べ比べの会というのは全国でも見られないかも。

各地のベーカリーのシェフが、どんなシュトーレンを作っているのか。

 

「どれも一度は食べておきたいシュトーレンです」

用意したシュトーレンのリストは以下の通り。
◆「シニフィアンシニフィエ」(東京)
◆「たまき亭」(京都)
◆「みやび亭」(埼玉)
◆「ベッカライ徳太朗」(神奈川)
◆「BREAD AND CIRCUS」(神奈川)
◆「ベッカライビオブロート」(兵庫)
◆「パレスホテル」(東京)

テーブルに並んだ有名ベーカリーのシュトーレンが集まった光景は圧巻の一言。

まさにシュトーレンの夢の競演。見ているだけでも見惚れる壮観の図でもありました。

 

シュトーレンに合わせる珈琲はもちろん音羽屋の野口さんが一杯一杯丁寧に淹れる。

 

参加者は全種類のシュトーレンと音羽屋の珈琲のペアリングを楽しみます。

シュトーレンも、お店によって個性が異なり、こんなにも違いがあるものかと圧倒される参加者。

バラエティ豊か、個性があるものばかり。

岡本さんがお店ごとの説明をしていきます。

シュトーレンというとドライフルーツがメインのものが多いですが、和風にアレンジしてほうじ茶だったり黒豆を使ったりのものもあります。
材料はあまり変わらないのに、あるちょっとしたところに美味しさのヒントがあったり、有名ベーカリーはやはり工夫を凝らしていた。

岡本さん自身も食べていて勉強になるとコメント。
どのお店もハイクオリティであることは間違いないですが、食べ比べてみると、自分の好みというのが見えてきて、私はこれが好き、私がこれ、とそれぞれ気に入ったシュトーレンが違うものまた食べ比べの会ならでは。

加えて、音羽屋さんの奥様からモン・プレジール(埼玉)のシュトーレンの用意も。
モン・プレジールさんはお菓子屋で、パン屋のシュトーレンとは趣の違ったものが感じられました。


happybreadbakingさんは、2019年はシュトーレン食べ比べの会を主催し、自身色々な学びを得つつ、2020年冬にはまたシュトーレン作りのレッスンを開催しようと予定しています。
 

一体、どんなシュトーレンのレッスンになるでしょう。

 

今後もパン作りの楽しさ、パンのある暮らしの豊かさを提案しています。

 

「happybreadbaking」

レッスンスケジュールなどはHPから
HP:
http://blog.livedoor.jp/happybread/
Instagram:
https://www.instagram.com/happy.breadbaking/
Mail:

happy.breadmaking@gmail.com

 

「珈琲焙煎 音羽屋(おとわや)」

川越市大手町7-16

10:00~17:00

木曜日・日曜日休み、不定休あり

049-299-6004

owlstetsu@Yahoo.co.jp