川越style「happybreadbaking」川越のパン教室~世界のパンからこんにちは~ | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

川越は個人のパン屋さんが多く、頑張っている街。

そういうお店が多いからこそ、手作りのパンが好きな人も多く、パン好きの裾野が広がって自分でパンを作ってみたいという人も多いのが、川越。

パン作りを習いたい、パン教室に通いたい、期待の受け皿として川越のパン教室にも目を向けたい。

遠くに行かなくても川越市内に身近にあり、少人数できめ細かい教室、大手パン教室では習えないようなパンを作ることができる教室。

川越でパン教室を主宰しているのが、「happybreadbaking」さん。

パン教室がリニューアルし、再取材しました。


「happybreadbaking(ハッピーブレッドベイキング) 世界のパンからこんにちは ~おうちで気軽にパンを焼きましょう~」
HP:
http://blog.livedoor.jp/happybread/
Instagram:
https://www.instagram.com/happy.breadbaking/
Mail:

happy.breadmaking@gmail.com

 

「happybreadbaking」

主宰 岡本潤子 プロフィール


『自分探しをしてきた会社員時代。パン作りに出会った時はこれだ!と直感。
さまざまな教室、学校、時には海外にまで足をむけパンの知識を吸収。
キャリアは今年で9年目を迎えた「大東ガスプチフラム志木」での講師よりスタート。
会社員をしながらダブルワークを続け、退職後、2012年より
「少人数制のレッスンで生徒さんの作りたいパンを作る」自宅教室を開く。
その後、本格的なフランスのパンを学ぶため代官山「ル・コルドンブルー」へ。
現在は更なる製パン技術の習得を目指すべく様々な講習会に参加。
今年9月に自宅教室をリニューアルオープンし、
「ワンランクアップするパン作りの提案」を目指す。
わかりやすい説明との評価が高く、親しみやすいキャラクターを自負している。
また、今後はパンの製造、販売にも力を入れていく予定。
理想とするパン作りは複雑なうまみのあるパン作りをすること。
ドイツのサワー種、フランスのルヴァン種など、
おだやかな酸味とマイルドさを持ったパンのおいしさが広がることを願っている。』
2008年 辻調理師専門学校通信講座(製パン)終了
2010年~現在 大東ガス クッキングスクール講師
2011年~現在 読売カルチャー川越講師
2011年~2015年 カルチャー深谷講師
2012年 食品衛生責任者資格取得
2014年 ル・コルドンブルーパンディプロマ取得
2016年 ル・コルドンブルーお菓子基礎講座終了
2018年 菓子製造営業許可取得

 

川越のパン教室は数として限られていますが、多くのリピーターに支持されているのが、happybreadbakingさん。

「happybreadbaking」の岡本先生は、以前はhappybread『making』という名前で活動していました。

happybreadmakingのパン教室の様子は、以前記事にしたことがあり、パン作りを優しく丁寧に教える姿勢が伝わったはず。

一番街の小江戸川越バウムクーヘン ノリスケさんも岡本先生にパン作りを習いに来たことがある(本業とは違いますが楽しみとして)。

川越style

川越style

(2013年冬シュトーレン作り

 http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11725988379.html

その後、現在の名前happybreadbakingになり、以前はウェスタ川越南公民館でもパン教室を開催していて(南公民館でも教室は現在は終了。自主開催としては今は自宅教室がメイン)、その様子を伝えたこともありました。この時作ったのはパーカーハウスとコーンブレッド。

(「happybreadbaking」ウェスタ川越南公民館のパン教室)

その他にも、岡本先生とはパン作り以外の繋がりもあり、川越の読書会「川越読書旅団」の存在を教えてもらい取材に行き、一番街の「占いセラピー館みのり」も岡本先生の紹介・橋渡しで取材に行きました。

(川越style「占いセラピー館みのり」占い鑑定士 千尋さん 一番街にできたよろず占い相談所

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12293341173.html

上記、以前からパン教室の講師として活動していた岡本先生が、さらにパンの専門性を深めたいと通っていたのが代官山にあるル・コルドンブルー。ル・コルドンブルーはフランス人が教えるフランス料理、パン、菓子の学校として知る人ぞ知る場所。岡本先生はコルドン・ブルーにはパンを1年間習いに行き、技術の幅を豊かにしたことで、レッスンへのフィードバックも広くなりました。パン以外にもル・コルドン・ブルーにお菓子の勉強にも通っていた。

パン・お菓子の知識や経験を増やし、2018年9月に満を持して自宅教室を改装してリニューアルしました。

 

happybreadbakingとしてのパン教室は、現在大きく分けて2つになります。

■「自宅教室」
■「外部のクラス」
まず、happybreadbakingとして受け持っている外部のクラスは、以下の大東ガスのプチフラムと川越のよみうりカルチャーになります。
・「プチフラム富士見」
パンとなにかもう一つをコンセプトとした「パン+One」を展開しています。
月に1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/fujimi/index.html
・「プチフラム志木」
さまざまな国のパンの「世界のパン」をご紹介をしています。
月に1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/shiki/index.html
・「プチフラム川口・鳩ケ谷」
少人数制でできたばかりのキッチンでレッスンできます。
月1回開催、抽選制
http://www.daitogas.co.jp/petiteflamme/kawaguchi/index.html
・「よみうりカルチャー川越」
18時30分~のレッスンなので、お仕事帰りの方も参加できるクラスです。
第4木曜日開催、随時受付
http://ync-kawagoe.com/course/worldpan/

 

そして、もう一つのパン教室の柱が、岡本先生の自宅教室。

自宅教室で作るパンは毎月テーマが変わり、月替わりで色んなパン作りをレッスンしています。

今後の月のパン教室の内容や日時、募集は事前にホームページで案内され、常連の参加者から新規の参加者まで毎回席が埋まっていく人気ぶり。(大体先々月の末にはこれからの予定が発表される。12月の教室なら9月末には募集スタート予定)

今のペースでは月に6回ほど自宅教室を開講している。時間は10時から始まり、13時~14時に終わる流れです。

教室のある場所は川越市民お馴染みの丸広百貨店川越店のすぐ近くにあり、レッスン開催時には外に看板が出るのが目印。

(レッスン申込者には住所がお知らせされます)

この看板を見て、お!と気付く人はすぐに気づくはず。

そう、「kawagoe coffee festival」のフライヤーのイラストやオリジナルのミニマグカップのデザインを手掛けている人気アーティスト「harunachico」のデザイン。

(kawagoe coffee festival2018のフライヤー)

今回、happybreadbakingさんのためにオリジナルイラストを特別に書き下ろしてくれたのでした。

happybreadbakingのアイコンとして、今後色んな方面で使っていきます。


happybreadbakingさんはリニューアルオープンして、それまでのレッスンと体制変更点があります。
・自宅のレッスンのコンセプトの強化
 自宅のレッスンではワンランクアップしたレッスンを展開していきます。
少ないイーストで使る方法
高加水
天然酵母など
ぐんと美味しくなるパン作りを提案していきます。また、初心者の方向けの気軽に作るクラスも設ける予定です。
・1回3~4人様でのレッスンになります。
こちらから開催日を提示しますので、ご希望の日に予約をとっていただくスタイルに変更。これによりお一人でも参加できます。
・1回のレッスンでパン2種類を焼いていただきます。
これまではオーブンの関係でパンとちょっとしたお菓子などを提供してきましたが、パン2種類になります。
・土日のレッスンを行う予定です。
これによりウェスタ川越南公民館での定期レッスンは7月が最後となり、以降は不定期の開催になります。
2018年9月の自宅教室では、「フォカッチャ」、「ジェノベーゼリュスティック」、「かぼちゃあんぱん」、「ソルティーロール」をレッスン。

(9月レッスンのパン、「フォカッチャ」、「かぼちゃあんぱん」)

2018年10月のパンは、「ピーカンナッツとブロンドチョコベーグル」と「プレッチェル」、11月は「クグロフ」、「カンパーニュ」、12月は「シュトーレン」と続いていきます。

岡本先生のパン作りの考えは、「そのパンが一番美味しく作れると思う酵母を使うことです。なので、天然酵母をご紹介することもあれば、微量のイーストでパンを作ったり、いろいろなパンの作り方を自宅教室でご紹介していけたらと思っています。その上でできるだけ簡単に作りやすく、そしておいしく!をモットーに。」。

 

個人パン教室の良いところは、大人数ではなく少数精鋭で教えれもらうことができ、さらにhappybreadbakingさんの特徴として、申し込みは長期契約ではなくその月に作るパンに興味があればその都度申し込めばいいというスタイル。参加の敷居が低く、気軽にパン作りを学べる教室というのが大きな個性。

スポット的に通えるというスタイルでありながら、結果毎月のように通うリピーターが多いのは、季節や参加者の声を聞きながらパンのテーマを決めている姿勢もあるでしょう。

大東ガスのプチフラムやよみうりカルチャーに参加した人が、さらにパン作りの奥に進みたいと自宅教室にやって来るパターンもよくある。遠方からやって来る生徒が多いのは、外部クラスを受け持っているというのが大きい。外部クラスの場所柄、東武東上線沿線からの参加が多いという。

外部クラスより手間をかけて作るようなパンが自宅教室で学ぶことができる。

 

この日の自宅教室には、岡本先生がパン教室を始めた当初から通う生徒さんたちが。

長い間通い続けている人がいるというところから、どれだけ支持されているか伝わってくる。

10月のレッスンで作ったパンは、「ピーカンナッツとブロンドチョコベーグル」と「プレッチェル」。
『プレッチェルとは三つ穴のあいたドイツを代表するパンです。
ビールのおつまみやサンドウィッチやもちろんそのままでもおいしくいただけます。
おなじみのベーグルのフレーバーはブロンズチョコレートとピーカンナッツです。
ドライイーストで作った時との違いを感じていただけるとうれしいです。
また、酵母のおこしかた、イーストに置き換えた場合などもお伝えする予定です。』

レッスンの冒頭は、先生から今日の流れが説明されます。

 

レッスンはまず、ピーカンナッツとブロンドチョコベーグルから。

生徒が作る前に、先生が手順を説明するデモを見せるので、初めて作る人でも安心。その後に生徒が実際に作っていく。

ピーカンナッツとブロンドチョコベーグルは先生が一次発酵させた生地を用意してあるところから、分割・まるめ・成形・焼成などの工程を体験していきます。

 

そして、次のプレッチェルは、計量・ミキシングというパン作りの最初の行程からレッスン。

先生が最初にデモを見せることは同じです。

小麦粉をこねていくことで、粉がだんだんとまとまって粘土のようになっていく。

さらに「こねたら手についた粉を丁寧に取ることが、手ごねパンならではの大事な部分です」と先生が話す。

生地をこうして叩いてください、と見本を見せる先生の手つきはさすが。

生地がごぼごぼした状態からツルンと滑らかになっていくのが一目瞭然。

そして、自分がこねる時に、周りの人の生地の具合がどうなっているか見比べてみてくださいという話しも。
みんな同じ分量で同じように作っても、それぞれ全く違う生地になるので、そこが手作りならではの面白さだと言います。
例えば手の温度が高い人と低い人では生地を同じ時間こねても、温度の高い人の方が先に出来たりする、手でこねることでその人にしか作れない生地が生まれます。
パン作りにはまった参加者は、やはり手ごね独特のふんわり食感や香ばしさがたまらない、と魅力を口々に語ります。

発酵が終わった生地は、同じ時間発酵させても出てきた時の大きさがそれぞれ違い、その違いが手作りらしい良さ。

その後も、分割・まるめ、ベンチタイム、成形、二次発酵と続いていき、最後に焼成、香ばしい香りとともに綺麗なプレッチェルが焼き上がりました。


この日の参加者のパンが全て焼き上がり。

美味しそうなパンが並んでいます。


上記では、ピーカンナッツとブロンドチョコベーグルとプレッチェルを順番に紹介しましたが、実際の手順は一方のパンの発酵を待つ間にもう一方のパンを作り、と合間の時間を有効に使って進められています。
また、途中にティーブレイクもあったりして、ゆったりと和気あいあいとした雰囲気に包まれたレッスン。

最後は先生のパンとスープでランチタイム。

パンは先生がデモで作ったものが提供され(自分で作ったパンは持ち帰れる)、さらにスープも合わせたランチでこの日のレッスンを振り返り、話しに花が咲くのでした。

 

happybreadbakingの今後の自宅教室の予定としては、ホームページの自宅教室のメニュー&日程から。

12月は「シュトーレン」

http://blog.livedoor.jp/happybread/archives/34574812.html

今や冬といえばシュトーレン。残席少なくなっています。

 

2019年1月は「湯種食パン」と「トロペジェンヌ」。

http://blog.livedoor.jp/happybread/archives/35100412.html

季節を意識し、他ではなかなか体験できないような内容を考えているのが特徴。


『湯種って聞いたことはありますか?
なんとなくおいしそうに感じるこのワード。
この種を使うともちもちになるんです。
粉はたっぷり300g使って、大きめの1斤型で焼きます。
新年からしっかりこねましょう!!
トロペジェンヌはフランスの甘いクリームパン。
南仏を訪れたブリジットバルドーが大好きだったパンと言われてます。
卵とバターたっぷりのブリオッシュ生地のなかにクリームをはさんであります。
こちらは成型からやっていただきます。
日程
1/7(月)、10(木)、13(日)、22(火)、27(日)、30(水)
10時より3時間程度、1回5000円。
ご希望の日程がございましたら、happy.breadmaking@gmail.com まで
初めての方でもお気軽にお問い合わせください。
特に手ごねの練習をしたい方、パン作りに慣れてない方もぜひ!
場所は川越丸広の近くにあります。
お申込み時に詳しい場所をお伝えいたします。
また、駐車は1台のみスペースがありますので、ご希望の方は事前にご連絡ください。
ご参加お待ちしております。』

 

また、岡本先生は、パン教室講師としてだけではなく、パン職人としての活動もしており、市内外のイベントにhappybreadbaking名で出店し、自身の作品としてのパンを販売している。

2018年10月14日には川越ハウジングステージで開催された、「ほっこり~のプレゼンツ ファミリーフェスタ!」に出店。


また、2018年11月10日大宮ソニックシティで開催された、「Women Bizフェスタ」に出店。

Women Bizフェスタは2017年はウェスタ川越で開催されていたもの。岡本先生は今年の開催に初出店。輝く女性起業家ということで招待されました。

さらに、川越を代表する一大イベントにも出店したことは記憶に新しい。
2018年12月2日ウェスタ川越・ウニクス川越で開催された「くらしをいろどる」
サワー種の天然酵母を使ったドイツパンを中心に、バゲットなどを販売しました。

 

これからも、パン作りの楽しさを多くの人に伝えていく。

川越のパン教室として、不動の位置を確立していくことでしょう。

 

happybreadbaking!

世界のパンからこんにちは。おうちで気軽にパンを焼きましょう♪

 

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