川越style「サロン・ド・ルポゼ」音楽をもっと身近に あけぼのホール | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真


音楽と共にまったりと午後のひとときを。

音楽をもっと身近に。

音楽を気軽に楽しむ。
2018年11月15日、あけぼのホールで開催されたのが「サロン・ド・ルポゼ」。


開場14:00 開演14:30
・ピアノ 酒井和代
・フルート 小串弘美

■プログラム

・エルガー 愛の挨拶

・江森孝之 Vals de Mayo

・グリーグ 抒情小曲集より

蝶々

小人の行進

・サティ ジュトゥヴ

・リスト 愛の夢第3番

・伊藤康英 チョコレートダモーレ、ジェラート コン カフェ

・(みなさんご一緒に)

赤とんぼ

故郷


おいしいお菓子と素敵な生演奏でまったりとしたティータイムを。
2017年から月1回ほどのペースでこれまでは浦和近辺で開催していたサロン・ド・ルポゼ、今回、川越の新宿町にあるあけぼのホールと繋がり、初めての川越開催となりました。今回で通算16回目の開催。サロン・ド・ルポゼ自体も久しぶりの開催で、いつにも増して期待が高まっていた。

音楽サロン「サロン・ド・ルポゼ」は、企画プロデュースする「デザイン工房まある」のまるやまいずみ」さんと料理プロデュースする「美味しい生活プロジェクト」の神原由美子」さんが運営している。

・企画プロデュース
「デザイン工房まある」
まるやまいずみ


『音楽の好きなあなたをサポートする、人と音楽をつなぐデザイン工房です。コンサートやチラシやプログラム制作、さいたま市イベントの野外ステージ出演者アレンジや、音楽イベントのお手伝い・企画をサポート致します。』
TEL:080-3151-6582
Facebook:https://www.facebook.com/design523maru/


・お料理プロデュース
「おいしい生活プロジェクト」神原由美子


『BIOKURA STYLE COOKING SCHOOLにてマクロビオティック料理を学ぶ。食育アドバイザー資格。2014年さいたま市ニュービジネス大賞の女性企業賞を受賞。』
おいしい生活プロジェクト 
HP:
http://oishi-life.com/
Facebook:
https://www.facebook.com/oishi.life/

小さい頃から合唱が好きで、学校でも合唱に携わり、そして今も「女声合唱団 彩(さい)」に所属し練習を積んでいるまるやまさん。

「女声合唱団 彩」

https://sai-femalechoir.jimdo.com/

音楽家との繋がりが広がる中で、8年ほど前から演奏会のチラシ制作などのお手伝いをするようになり、2014年に正式に「デザイン工房まある」を立ち上げて仕事にするようになった。

音楽が好きな人がたくさんいる、しかし大きなホールまで行くにはハードルが高い、そんな人たちのために気軽に身近に音楽を楽しんでもらおうとして、2017年1月に「サロン・ド・ルポゼ」を始めました。

アットホームな雰囲気の会場を選び、音楽だけではなく食事やお茶をしながら楽しんでもらおうとするのが、サロン・ド・ルポゼのコンセプト。

音楽家を社会と繋げて活躍の場を増やすことも大事にしている。
今年、2018年のサロン・ド・ルポゼは、11月15日のあけぼのホールで4回目の開催。

今年第1回が2月21日に開催。
<メニュー>

「あなた自身にも愛を 春の味覚で身体が目覚める デトックスメニュー」
<音楽>

愛にあふれた音色を奏でるピアニスト根岸友美さんの演奏


そして、2018年3月14日のサロン・ド・ルポゼは、
<メニュー>
「フルートといただく 春のホットパイプレート」
・春のホットパイ
・グリーンピースのコロッケ
・ハーブ香る雑穀胚芽米のピラフ

(予約者マシュマロ&ベリーアイスクリーム)
<音楽>

多彩で暖かな音色を奏でる、フルート田口琴巳さんの演奏。

 

2018年4月25日のサロン・ド・ルポゼは、珍しいパーカッションソロ演奏。
「パーカッションで弾ける 春のエキゾチックプレート」。
・雑穀胚芽米の西アフリカ風ベジピラフ
・黒豆のチリシチュー&ひよこ豆フライ
・春のレンティルサラダ
予約者特典、レモンカスタード カップケーキ。
生演奏は、パーカッション 森本ミホ

パーカッションと言っても様々な演奏形態がある。また、色んなパーカッションを駆使して、

(2018年4月サロン・ド・ルポゼ)

2018年7月19日のサロン・ド・ルポゼは、新都心ビジネス交流プラザ4Fで開催。
ヴァイオリンの生演奏と朗読劇のコラボレーションを魅せました。

(2018年7月サロン・ド・ルポゼ)

サロン・ド・ルポゼとして、会場選定の大事な要素として、30名程度収容可能で、キッチン付き(利用可能)、生演奏OKという要件があり、演奏者と来場者の距離の近いアットホームな雰囲気は特に大事にしている。

川越開催を考えた時に、サロン・ド・ルポゼの世界観を形にできる場所として選んだのが、あけぼのホールでした。
あけぼのホールは川越では数少ない民間運営によるホールで、コンサートなどの会場や色々な用途で一般に利用することができます。
「あけぼのホール」 川越市新宿町5-21-6     
http://akebono-hall.com/access
あけぼのホールがあるのは、新宿町の住宅街の中。
川越駅西口から徒歩15分。川越駅西口正面をまっすぐ進み、16号を越えて市立川越高校手前の交差点を左折。ヤオコー新宿店の手前、米屋を右折(看板あり)して路地3軒目、左手奥に進むとあけぼのホールがあります。
バスでは、最寄のバス停から徒歩3 分。川越駅西口、本川越駅より「今福中台ゆき」で、市立川越高校前か旭町2丁目下車
川越駅西口より「南大塚駅南口行き」「新狭山南口行き」でも、市立川越高校前か旭町2丁目下車。

運営しているのが、ウェスタ川越で「こども川越コンシェルジュ」を企画していた、NPO法人アートバーブズフォーラムの小林さんです。

(川越style「こども川越コンシェルジュ」英語で川越を案内 ウェスタ川越
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12383411362.html

 


『川越にあるグランドピアノ常設で響きの美しいホールです。
地域にもみんながコンサートを開いたり聴いたり、またリハーサルや録音ができる場所があるとよいなと思い、父が残してくれた各種学校を再生してあけぼのホールと名付けました。2005年のことです。40年前は1000人近い規模の珠算教室として愛された学校を、大切に現代に私なりの方法で活かしていきたいとおもっています。
音楽活動に重要な条件の中に、響きの良い空間があります。そこで防音と残響を双方から研究工夫して、響きのよい、アコースティック音楽のための空間をつくりました。またフロアーの下に炭をはり、居心地の良い空間にしました。
そんな響きも豊かな40帖の空間にグランドピアノを常設したあけぼのホールは、防音性能が高く、自由な音楽&アート空間を演出します。キッチン付きの休憩室、10台ほどの駐車スペースも備えています
テーブルを囲み、お茶付きで音楽を楽しむこともでき、演奏会や発表会、大人のちょっとお洒落なコンサートを開くのに最適な空間として、みなさんにも利用していただけたらと思っています。
また、文化のビオトープ、コミュニティづくりをめざし、音楽をはじめ様々なイベントや講座を開催します。』

あけぼのホールの管理・運営のみならず、小林さんは自身も音楽家として活動し、2018年6月にあけぼのホールで開催された「中世音楽まつり~吟遊詩人の宴~」では、Villa della luce (ビッラ・デラ・ルーチェ)の一員として歌で参加していました。

(川越style「中世音楽まつり~吟遊詩人の宴~」2018年6月3日あけぼのホール

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12384439463.html

 

また、サロン・ド・ルポゼのまるやまさんは、イベント開催前、2018年10月にあけぼのホールで開催された「おとのわ主催 チャリティー afternoon concert」に足を運んで場の演奏者と観客が一体となる雰囲気を実際に体感していたのでした。

(川越style「おとのわ主催 チャリティー afternoon concert」あけぼのホール

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12412020792.html

サロン・ド・ルポゼとしては、音楽家とのネットワークだけでなく、場とも繋がっていきたいと話し、あけぼのホールと繋がったことで、小林さんとの連携でこれから川越での展開の構想も膨らんでいく。


2018年11月15日に16回目にして川越初開催となった、サロン・ド・ルポゼ。

あけぼのホールには、サロン・ド・ルポゼのファンが各地から詰めかけ、また、地元川越からの来場も多く見られた。

(これまでサロン・ド・ルポゼに出演した音楽家のプロフィールカード)

 

サロン・ド・ルポゼが川越開催で考えたのは、川越の演奏者に出演してもらうこと。

その土地その土地の音楽家と連携し、輪を広げていこうとし、今回のステージに出演したのが、酒井和代さんと小串弘美さん。

・酒井和代

『川越市出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。2007年まで、ピアノ講師、声楽伴奏助手として音楽教室に勤務。福光声楽セミナー日本歌曲特設コース(ピアノ専攻)に3年間参加。

2007年からは、地元川越で、親子のための声楽レッスン、ちいさなうたのつどいを開催。年に数回、親子のためのちいさなコンサートを企画している。』

・小串弘美

『千葉県旭市出身。尚美学園短期大学フルート科卒業。日本フルート協会主催「フルートデビューリサイタル」出演。フルートを増永弘昭に師事。

在学中から東京、埼玉、神奈川で音楽教室フルート講師を務める。

その後育児に専念。10年ほど前から活動を再開。エオリアフルートカルテットメンバ。中学校の吹奏楽部フルート講師。読み聞かせとのコラボなど活動を行っている。』

 

サロン・ド・ルポゼの象徴と言えるものが、上記、過去の開催写真の中にあるルポゼツリー(メッセージボード)。

毎回観客に感想などのメッセージを書いてもらい、大きなツリーを創り上げようというもの。

これまで書いてもらったメッセージを積み重ね、見上げるような大木になっています。

 

演奏前には、お菓子を担当した、おいしい生活プロジェクト神原由美子さんによる主に豆乳を使ったプリンが提供。うぐいす餡が添えられています。

 

お茶とお菓子と共に、ゆったりとした雰囲気の中で、演奏が始まりました。

 

■プログラム

・エルガー 愛の挨拶

・江森孝之 Vals de Mayo

・グリーグ 抒情小曲集より

蝶々

小人の行進

・サティ ジュトゥヴ

・リスト 愛の夢第3番

・伊藤康英 チョコレートダモーレ、ジェラート コン カフェ

・(みなさんご一緒に)

赤とんぼ

故郷

酒井さんと小串さんの見事なアンサンブル、それぞれの独奏でも世界観に惹き込み、観客を魅了し続けたのでした。

最後は会場全体で、赤とんぼと故郷を合唱して一体に。

 

川越初開催となったサロン・ド・ルポゼは、あけぼのホールらしいアットホームな雰囲気でゆったりとした時間が流れるイベントでした。

今回は、音楽とお菓子でティータイムを楽しむという内容でしたが、サロン・ド・ルポゼとしては、これからも様々な「音楽×○○」の展開は続けていく。

音楽と食事・お菓子、音楽と花、雑貨に焦点を当てるなど色々な構想を秘めています。

あけぼのホールオーナーの小林さんリサイタルなども計画中。
 

音楽をより身近に。もっと楽しく。

今回の開催でも観客にメッセージカードが渡され、書き込んでもらい、ルポゼツリーがまた少し成長した。

 

サロン・ド・ルポゼが、音楽を楽しむ文化を細く長く育んでいく。

 

「サロン・ド・ルポゼ」

『デザイン工房まある』
まるやまいずみ
TEL:080-3151-6582
Facebook:https://www.facebook.com/design523maru/

『おいしい生活プロジェクト』神原由美子

HP:
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Facebook:
https://www.facebook.com/oishi.life/