川越style「ここ和 小さなゲストハウス&カフェ」ココア専門店カフェ 中原町 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の様々なまちづくり活動に従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

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川越がさらにワクワクになる。

川越の新たな魅力的なスポットになっていくだろう、川越市中原町に誕生した、ここ和。

2019年9月にオープン、その後、2021年12月31日でゲストハウスの営業が休止、ココア専門店カフェとしてリニューアルしたのが、「ここ和」さん。

 

ここ和があるのは川越市中原町、本川越駅より徒歩7分,川越市駅より徒歩9分ほどのところ。

県道川越日高線沿いで六軒町交差点からすぐ。六軒町交差点から連雀町交差点に進む途中。

場所としても面白い。駅からアクセスしやすく、一番街、川越昭和の街、大正浪漫夢通りからもすぐ。

そして周辺には新しいお店が点在し、それらを繋ぐ中継地点になる場所にある。県道の歩道が広く、歩きやすいのも長所。

外観は一軒家ですが、一歩中に入るとがらりと雰囲気が変わります。

「ここ和 小さなゲストハウス&カフェ」
川越市中原町1-10-6

営業時間

Cafe:金曜・土曜・日曜日・祝日 12:00〜18:00
ボードゲームカフェ:土曜日 18:30~22:00
男性1500円 女性1000円+1オーダー

049-211-5107
cocowa.guest@gmail.com

Facebook:

https://www.facebook.com/cocowa.guest/
Instagram:

https://www.instagram.com/cocowa_guesthouse/

Twitter:

https://twitter.com/cocowa_guest
 

ここ和さんは、ココア専門店カフェ。

カフェとしては、金曜・土曜・日曜日・祝日に営業しています。

築40年の木造2階建は、内装のイメージは北欧を意識したナチュラル系のインテリア。
玄関の間仕切りは構造上残してありますが、外からも店内が見え、イベント時にはその壁を利用して大型スクリーンを登場させます。

玄関の吹き抜けや上部に使われているステンドグラスはとても趣きがあり、中2階の部屋からはそれらを間近に見られる作りとなっているのが特徴です。

一階はテーブル席の他に、カウンター席、ソファ席もあります。

 

ここ和さん、カフェで主として提供しているドリンクが、ココア。

「ここ和」の店名に関連付けて「ココア」に着目し、川越では目新しいドリンクとしてココアを中心に提供しています。ココアの専門店というのが新しい部分。
カフェでは、ココアを中心に種類豊富なココアにキーマカレー、その他にドリンクやケーキを提供しています。

ココアを片手に、人と人の交流が生まれる場になっている。


■セットメニュー

◆ランチセットA
(キーマカレー、ポトフ、ソフトドリンク)
◆ランチセットB

(キーマカレー、ポトフ、大人のココア)
◆ランチセットC

(キーマカレー、ポトフ、お好きなココア)

※チーズトッピング+100円


〔ランチセットA〕
・ウーロン茶(ice)

・オレンジジュース
・ホットコーヒー

・紅茶(hot)

 

〔ランチセットC〕

・ココアラテ(ice)

・チョコバナナココア(ice/hou)

・ミントココア(ice/hou)

・ティラミスココア(hou)

・ロイヤルミルクティーココア(ice/hou)

・いちごのココア(ice/hou)

 

・ラムココア(ice)+50円

・ベリーベリーココアカクテル(ice)+50円

・オレンジココアカクテル(ice)+50円

 

◆ケーキセットA

(お好きなケーキ、大人のココア)

◆ケーキセットB

(お好きなケーキ、お好きなココア)

 

〔ケーキ〕

・おいものパウンドケーキ

・フォンダンショコラ

・バスクチーズケーキ

 

〔ココアメニュー〕

・ココアラテ(ice)

・チョコバナナココア(ice/hou)

・ミントココア(ice/hou)

・ティラミスココア(hou)

・ロイヤルミルクティーココア(ice/hou)

・いちごのココア(ice/hou)

・ラムココア(ice)

・ベリーベリーココアカクテル(ice)

・オレンジココアカクテル(ice)

 

〔ソフトドリンク〕

・ウーロン茶(ice)

・オレンジジュース

・ホットコーヒー

・緑茶(hot)


 

カフェスは、一階に加え、中二階もカフェスペースになっています。

 

ココアはテイクアウトに対応しており、お店の中に靴を脱いで上がらなくても玄関の小窓からテイクアウトができます。

タッチパネルで注文できる完全キャッシュレス決済の無人レジを設置し、非接触で購入することが可能。

注文後は、外のスペースが待合席として利用できます。

 

そして、金曜日の夜、18:00~22:00は、ボードゲームカフェとして営業しています。


川越の新しい風、「ここ和 小さなゲストハウス&カフェの事業展開とは。

ここ和を運営するのがオーナーである、太田夫妻です。

■太田浩樹(企画・建築・営業担当)
『芝浦工業大学工学部建築工学科卒業。
建築意匠設計や都市計画を研究し、建築が街や社会に対して与える影響について学ぶ。
大学卒業後ハウスメーカーへ入社し、約5年間新築戸建て住宅を数多く手がけるも、人と密接した街づくりがしたい という想いから退職。
川越のゲストハウス「ちゃぶだい」にて修行を積み、自ら建築のノウハウを活用して夫婦でゲストハウスづくりに挑戦。』

■太田咲希(運営・経理担当)
『佐世保工業高等専門学校 物質工学科卒業。
高専生活5年間 女子寮生活だったこともあり、女子会やボードゲームなどみんなで集まることが好き。
度々女子旅で国内旅行をしていますが、「おしゃれ+安い+みんなで楽しく騒げる」そんな理想の宿を考案中。現在はチョコレートスペシャリストを取得し、ココア部部長として、ココアメニューの開発に力を入れている。』

 

ここ和は以前は、一階部分をカフェとして、階段を上がって上の階は宿泊スペースとなっていました。

宿泊は部屋貸しスタイルを基本とし、複数のグループが女子会を楽しめる場所として運営していました。近隣のホテルと比較しても圧倒的に安く、グループの利用であれば一人¥3,000代から宿泊できるのが特徴でした。

宿泊には3部屋あり、中二階が2人、二階の和室が3人、8畳の部屋が4人までで計9人が泊まることができます。

もともと建物は注文住宅で面白い構造になっていることが分かります。

コロナの影響もあり、宿泊営業は一旦休止に。

工事を経てココア専門店カフェとしてリニューアルしました。

 

「ここ和」さんが構想した展開、そしてこれまでの歩みとは。

 


小さなゲストハウス&カフェ「ここ和-cocowa-」

~ここで繋がる人の和~

■CONCEPT

川越の魅力を伝える

安く・気軽に女子会が出来る宿

・キレイ!

・おしゃれ!

・アメニティが充実してる!

・グループで利用しやし!

■FUNCTION

人との出会いを楽しむ

友達の家のように利用できる場所

・鍋パーティー

・スポーツ観戦

・ゲーム大会

・音楽会

■MENU

ココア専門のカフェ

カラタにもいいココアを様々にアレンジ!

・ティラミスココア

・ココアテュー

・ベリーココア

・アーモンドミルクココア etc...


「ゲストハウスは単に宿泊する施設ではありません。共有のラウンジでは出会った人たちが互いの故郷の話をしたり、地元の人とディープな交流を持ったり、そこを拠点に各地へ観光巡りをしたり…ホテルや旅館では味わえない体験ができる観光案内所のような宿泊施設です。

この場所は、安く気軽に女子会ができる宿としてゲストハウスをメインに、一階ではカフェを展開します。川越は観光が盛り上がっていて、2018年には730万人以上の観光客数であったにもかかわらず、宿泊施設がまだまだ少ないと感じていました」

 


川越市の観光客数は平成30年度には年間 730 万人を超え、近年ではSNSなどの影響により20〜30代の若年層の女性が急増しました。
着物や浴衣を身にまとって蔵の街並みを背景に写真を撮ることは、もはや街の景色と化しました。
川越は日帰りの観光地として知られており、日中は溢れんばかりの人がいた中心地も、17時ごろを境に引き潮のごとく観光客の姿は見当たらなくなります。
そのため、ゲストハウスのように地元密着型の体験宿泊施設は極端に少ないのが現状です。
駅の周辺には大手企業によるホテルがいくつかありますが、利用者の多くは観光目的ではなくあくまでビジネス利用が多く、金額面や施設的にも観光で宿泊施設を利用するにはハードルが高く、需要に対して供給が追い付いていないのは明白です。
そこでここ和が目指したいのは「女性グループが利用しやすいゲストハウス」です。
観光地として人気の一番街 と 多くの観光客が利用する川越市駅や本川越駅との間に位置します。

川越観光の中継地点として機能しながら、普段使いのカフェとしても人が集う場所になっていきそう。

 

ここ和を展開する太田さんは東松山市に住んでいて東武東上線沿線の川越は馴染みの街でした。

5年前に川越に引っ越してきて以来、さらに川越の街に惹き込まれていった。

同時に、「こんなにポテンシャルがあるのにまだ活かしきれていないのではないか」

という意識も沸いてきて、自分で行動を起こそうと思うようになる。

一級建築士としてハウスメーカーで働き、2018年9月に退職したのち、ゲストハウス立ち上げに本格的に動いていきました。

太田さんがこの建物を知ることに繋がるきっかけが、株式会社80%と川越市中心市街地活性化協議会が2019年2月に開催した、「川越空き店舗ツアー」に参加したことでした。

『空き店舗活用の実践者のお話しを聞いた後、実際の空き店舗と活用事例とを数件めぐり、その後は質疑応答や活用相談の時間も有り、半日ですがかなり内容の濃いツアーです。』
〇 味のある空き店舗を活用して事業をしてみたい!
〇 川越での開業に興味があるのだけど・・・
〇 空き家・空き店舗を所有していてどうしたら良いかわからない
〇 何か面白そうなので参加してみよう
などなど、理由はさまざまかもしれませんが、興味本位のご参加も歓迎です!
【開催内容】
日時:2019年2月16日(土)13:30~17:00
集合場所:川越商工会議所(川越市仲町1-12)
共催:株式会社80% http://80per.net 

川越市中心市街地活性化協議会 http://www.k-machinaka.jp/about
内容:レクチャー、空き店舗及び活用事例数件見学、感想・質疑応答等(その後、近隣の飲食店にて希望者による懇親会有り)

(2019年2月「川越空き店舗ツアー」)

ツアーに参加したことで80%と繋がり、今のこの物件を紹介されるに至ったのでした。

ここ和と株式会社80%の連携は今後も継続し、ここ和の設計は太田さん自身が行い、工事施工に関わるのが株式会社80%。

株式会社80%は、ここ和と目と鼻の先にある県道川越日高線沿いにある「旧大工町長屋」をリノベーションしてお店として生まれ変わらせたことで知られる。

(「株式会社80%(エイティーパーセント)」連雀町の交差点長屋のリノベーション

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12288585222.html

 

ここ和の太田さんは、ここ和の展開を街の人に知ってもらおうと、各方面へ積極的に出て行っている。
2019年5月6日には霞ヶ関で開催された「かすみがせき100円商店街」に出店。
ここ和の出店では、北欧雑貨の「ヒンメリ」やフェルトなどを使った手作り雑貨などを出品し、中でもヒンメリの製作体験は大人気。順番待ちが出るほどの盛況ぶりでした。

(川越style「かすみがせき100円商店街」かすみがせき昭和レトロすとりーと実行委員会

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12417146114.html

 

2019年7月10日には、ここ和を展開する建物の解体工事が開始し、9月下旬のオープン予定に向けて、着実に前に進んでいきました。
解体直後の今しか見れない現場で2019年7月21日にここ和で開催されたのが、物件の「工事中 内覧会」。

これからここ和になっていく建物内の様子が一般公開されました。


 

ここ和のグランドオープンが9月28日に決まり、着々を準備が進んでいる中、カフェで提供するココアメニューの試飲会が8月25日に開催されました。
ここ和を切り盛りする太田夫妻が、ここ和で提供するココア開発の参考にすべく開催した試飲会。
この日用意した5種類は、どれも個性溢れる創作ココア。
川越でここでしか飲めない飲み物になることは間違いありません。
実際のカフェではどんなココアが提供されていくでしょう。
オープンまで3週間弱となりました。


オープンを間近に控えた、9月7日〜9月8日に開催された、「壁塗りdiyワークショップ」。
ここ和さんは、完成までの過程を、街を巻き込みながらみんなで場を創り上げようとしました。



二日間とも大勢の人が駆けつけ、みんなで一斉に壁を塗っていく。
施工に関わっている株式80%の面々も参加していました。
そして、ひと段落したところで参加者にここ和さんからカレーが振る舞われました。
ここ和は、カフェとしては「ココア」が売りのお店で、食事はカレーを提供していく。
試作中のキーマカレーはトマトをたくさん使い、食べやすいもので参加者に大好評でした。


ここまで、完成までの道のりを街を巻き込みながら進めてきたここ和。
オープン直前、9月22日、23日に開催したのが、「プレオープン&記念パーティ」。
『「小さなゲストハウス&カフェ ここ和」の第1期工事が完了となり、お店としてオープンの目処が立ちましたので、プレオープンのイベントを企画させて頂きます。』
・企画者ご挨拶とメンバー紹介
・1期工事完了報告(内覧会)
・宿が出来るまで と 設計趣旨の説明
・関連者さまご紹介
・クラウドファンディングの結果報告と返礼品の贈呈
・ミニイベント
・閉会の言葉
オーナーの太田夫妻の事業説明やここ和のスタッフ紹介があり、参加者共々ここまで来た道のりを振り返って祝しました。

 

そして、無事に2019年9月28日にグランドオープンを迎えた「ここ和 小さなゲストハウス&カフェ」。

2022年、新しい形にり、もさらに魅力的な場になっていきます。

 

川越に新しい魅力スポットができ、川越がまた面白くなっていく。

 

ココアを片手に、人と人の交流が生まれる。

 

「ここ和 小さなゲストハウス&カフェ」
川越市中原町1-10-6

営業時間

Cafe:金曜・土曜・日曜日・祝日 12:00〜18:00
ボードゲームカフェ:土曜日 18:30~22:00
男性1500円 女性1000円+1オーダー

049-211-5107
cocowa.guest@gmail.com

Facebook:

https://www.facebook.com/cocowa.guest/
Instagram:

https://www.instagram.com/cocowa_guesthouse/

Twitter:

https://twitter.com/cocowa_guest