川越style「COFFEE POST(コーヒーポスト)」本川越駅前店・三輪自転車 人が繋がる場 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

『街の POST の様な存在に

なりたいという思いを込めて、
「COFFEE POST」と名付けました。
人の思いを運んでくれるのが
POSTの役割だと思います。
だれかが誰かのために、
そして大切な人のために。
私たちは
コーヒー豆をつくる人、
運んでくれた人、
焙煎した人の思いを、
美味しさ最大限引き出したコーヒーで
届けたいと思っています。
そして街の人と人、
地域と人のつながりが生まれるような、
面白い「場所づくり」を目指しています。』


2019年7月に「COFFEE POST Honkawagoe」がオープンした、「COFFEE POST」さん。
COFFEE POST Honkawagoeがあるのは、西武新宿線本川越駅前スクランブル交差点付近。
クリーニングたんぽぽさんの隣です。

「COFFEE POST(コーヒーポスト)」
■[Honkawagoe]
川越市新富町1-1-5

営業時間 9:00~21:00
休みなし不定休

080-6045-0661
coffeepost.46@gmail.com
・Facebook:
https://www.facebook.com/coffeepost46/

Twitter:
https://twitter.com/coffee__post
・Instagram:
https://www.instagram.com/coffee__post/
・HP:
http://coffeepost.jp

 

COFFEE POST HonkawagoeはCOFFEE STANDとして、テイクアウト専門店。1.3坪のお店です。
COFFEE POSTさんと言えば、川越人にはすっかりお馴染み。
そう、あの三輪自転車です。
市内各地で見かけたことがある人も多いでしょう。ついに悲願の実店舗オープンとなりました。
これからは、COFFEE POST Honkawagoeを営業しながら、三輪自転車もその日により各所で営業するという複数スポット営業という形になります。
三輪自転車とHonkawagoe。

同じCOFFEE POSTですが、お店としての考え方が異なり、これまでの三輪自転車からの発展、広がりを見せるのがHonkawagoe。
Honkawagoeでは、なにより、カフェラテ・ソイラテといったラインナップが加わったのも実店舗ならでは。
さらに、COFFEEの豆の種類も三輪自転車と変えているのが特徴。
現在本川越駅前店では3種類、三輪自転車では7種類の豆を使用。
豆の種類は定期的に変わっていく予定。
また、三輪自転車ではハンドドリップが基本ですが、本川越駅前店ではハンドドリップもも
ちろんあるなか、すぐに提供できるCOFFEEも用意している。
駅前のCOFFEE STANDという立地特性上、スピードを大事にしているのだ。
対して三輪自転車の方は、三輪自転車の周りに椅子などを置いてそこで過ごしてもらうことも意識している。
同じCOFFEE POSTでありながら、異なる個性を見せているのでした。
そして。最も変わった変化といえば?
新しいスタッフが入ったこと。
COFFEE POSTと言えば、川島さんと関原さんという男性二人による運営が川越で浸透していますが、実店舗オープンにつき、新メンバーが加入。
ニックネーム「すずちゃん」、「まゆさん」です。


複数人体制となって、Honkawagoe・三輪自転車の両輪でCOFFEEの文化を発信していくCOFFEE POST。

COFFEE POST Honkawagoe メニュー

■Espresso
・Café Latte HOT/ICE
・Soy Latte HOT/ICE
■Specialty Coffee
・Cold Brew 水出しアイスコーヒー ICE
・Hand Drip Hot
[ethiopia]紅茶のような香り、熟したフルーツ系の甘み
[Colombia]バランスが良く飲みやすい味わい
[Toraja]赤ワインのような芳醇なコク、優しいビター
■Others
・Cold Brew Tonic ICE
(水出しアイスコーヒーをトニックで割り、フレッシュオレンジをトッピング)
・Cold Brew Coke ICE
(水出しアイスコーヒーをコーラで割り、フレッシュオレンジをトッピング)
・福島産ももジュース ICE
・熊本生姜のジンジャーエール ICE
・Milk Cocoa HOT/ICE
・MOMOCO ICE
(福島県産100%桃ジュースと浅煎りケニアの水出しアイスコーヒーのブレンド。ピーチティーのようなフルーティーなフレーバー)
・ICED GINGER MILK ICE
(熊本県産生姜と6種のスパイスを使用したジンジャーシロップをミルクで割っています。)



Cold Brew 水出しアイスコーヒーとHand Dripは3種の豆から選ぶことができます。
浅煎りから深煎りまでの3種類のグラデーション。

 

COFFEE POSTは実店舗を得て、本川越駅前交差点から、ますます楽しい発信をしていこうとしている。


もともとは三輪自転車から始まったCOFFEE POSTの物語。

■[三輪自転車]

三輪自転車の営業日と場所は概ね以下の通り
月曜日・火曜日定休

・水曜日 三番町ギャラリー12:00-20:00
・木曜日 川越八幡宮 12:00-20:00
・金曜日 三番町ギャラリー12:00-20:00
・土曜日 大学いもいわた 時の鐘店 10:30-17:00
文具のキムラヤ 11:00-17:00
・日曜日 大学いもいわた 時の鐘店 10:30-17:00
ひろ整骨院 11:00-17:00

販売場所・営業時間は事前にSNS等で確認してください。

 

コーヒーの味はもちろん、コーヒーが作り出す空間、人との出会い。そこに私のやりたいことが詰まっています。

人と人が繋がるコーヒー屋台。

川越では珍しい三輪自転車による移動屋台の珈琲屋さん。

川越の街で目にすることが多くなった三輪車、目にしたことがある人も多いでしょう。

2018年5月にスタートしたのが、「COFFEE POST」さん。

COFFEE POSTは、川島さんと関原さんという二人で展開している。


・川島 崇嘉
代表
『福島県いわき市出身です。
父が珈琲豆の焙煎をやっていたのをきっかけに、この世界へ入りました。
自転車コーヒー屋台はあまり見かけるものではないと思います。けれど、その街や住んでいる人にとって当たり前の存在になれたらと思います。
お話だけでも、お店に寄っていただけたら嬉しいです。』

・関原 洋文
副代表
『福島県いわき市出身です。
沖縄の大学を卒業後、単独タイへ渡航しました。
今年の暮れまでにタイの農園とのつながりを強め、その後帰国予定です。
コーヒーと共にいろいろなものをお届けしていきたいと考えています。
よろしくお願いします。』

 

COFFEE POSTさんは、5月のスタート以降あっという間に広がり、川越市内の出店場所それぞれに馴染みのお客さんがいて、代名詞の三輪自転車が根付き始めている。

あの珈琲を、あの人に会いに、あの場所に、それぞれのCOFFEE POSTがあるのだ。

 

COFFEE POSTさんの珈琲のラインナップは、その日により変わりますが、ある日は、


ブレンドが売りですが、シングルオリジンも味わいたいところ。
また、月替わりのスペシャルティコーヒーもCOFFEE POSTの楽しみの一つ。
1ヶ月ほどのスパンで珈琲豆が変わっていき、豆の持つキャラクターの違いを飲み比べることができる。生産国で高い評価を受け、厳しい品質管理のもと届けられたコーヒー豆は、更に贅沢なひとときを演出する美味しさです。
月替わりのスペシャルティコーヒーとしては、「ブラジル」、「バリ 神山ハニー」が登場しています。ちなみに読み方は 「カミヤマ」ではなく「シンザン」。栽培地はインドネシア、バリ島のキンタマーニ高原。焙煎は中深煎りです。HOTはアーモンドの香ばしさやカラメルの様な甘さを感じます。しっかりめのボディで、飲みごたえありました。ICEはプルーンやライチのような味わい。

COFFEE POSTさんの珈琲豆は、福島県いわき市にある「自家焙煎珈琲&紅茶 ウェルハース」さんの焙煎による珈琲豆を使用している。


「自家焙煎珈琲&紅茶 ウェルハース」
いわき市泉町1丁目21-12
Twitter:https://twitter.com/welhearth358
2006年まで湯の岳で経営していた喫茶店「紅茶の店ウェルハース」が、2007年に泉町に移転し珈琲豆と紅茶の販売店として再オープン。
喫茶店の経験を生かして選びぬいた上質な珈琲豆と茶葉を使用。珈琲、紅茶セミナー☆喫茶店開業サポート等も行っています。
そして、ウェルハースというのが何を隠そう、川島さんのお父さんが営むお店であり、焙煎士であるお父さんの川島さん焙煎による珈琲豆をCOFFEE POSTでは使用している。


一杯一杯、心をこめて。

COFFEE POSTさんは、注文を受けてからその場で豆を挽き、ハンドドリップで珈琲を抽出していく。

真剣な眼差しに、一杯の珈琲ができるまでの流れるような所作がなんとも良く、やはり珈琲は、淹れている姿を含めて珈琲なのだと確信を深める。珈琲の特別感が増していくのだ。

ホットはもちろん、特筆したいのがアイス。アイスも事前の作り置きではなく、ホットを抽出してから氷で急速冷却して作っているもので、こうしたアイスコーヒーの提供は実は世の中少ないのが現実。濃い目に珈琲を淹れて氷が解けることで狙った味に落とし込むというバランス加減が絶妙。



水曜日・金曜日に出店している三番町ギャラリーは、川越駅東口から歩いて3分ほど。

アトレ川越横の三番町通りを川越街道に向かい、左手にあるギャラリー。「クラッセ川越」の向かいです。

 

木曜日は川越八幡宮。

 

土曜日・日曜日に出店しているのは、大学いもいわた 時の鐘店。

 

COFFEE POSTの二人、川島さんと関原さんは共に福島県いわき市出身。
福島県の二人がなぜ川越に辿り着いたのか、なぜ三輪自転車というスタイルで珈琲屋台を始めたのか、これまでの経緯を紐解いていきます。
川島さんと関原さんは、同じ福島県立磐城桜が丘高校時代には、野球部の主将・副将という関係で甲子園を目指し日夜練習に励んでいた。例年にない躍進で学校は秋、夏の大会共にベスト16まで進むという結果を残した。当時から「将来一緒に何かできたら面白いね」と話し合っていた。
高校を卒業後は、それぞれ別の大学へ進学して一旦道が分かれた。
関原さんは大学卒業後、大学の先生の繋がりから単独タイへ行きました。タイの東北地方で日本語教育に携わり、体育を教えていました。今までの日本の中だけで生きてきた関原さんにとってタイでの生活は刺激だらけ。
タイは喫茶店の数がとても多く、大半が大手ではなく個人経営によるものです。そのせいか、店主の趣味が反映された個性溢れる喫茶店が多くあります。
タイでは多くのものが移動販売されています。そこで特に注目したのが店主とお客さんとの交流。いつものように屋台に人が集まり、そこで店主と楽しそうに会話をします。

関原さん自身もよく利用する移動販売のおじさんと仲良くなり、タイ語を教えてもらったり、おいしいお店を教えてもらったりしていた。
ただ物を売り買いに来ているだけではなく、「人」に会いに来る感覚でお店に訪れていたのです。
きっとこの空気感は、壁のない屋台であるからこそ生まれるものだろう。
そのお店を訪れた人みんながパブリックスペースに滞在することができ、屋内のカフェでは決して出会うことのなかった人やモノに出会うきっかけになると考える。
この壁のない空間、ほっと一息つける空間が街の中、特に人と関わる場所が少ないような都市にもたくさん溢れたら面白いと思っていた。タイには川島さんも訪れている。

(タイのチェンマイ大学のコーヒー農園にて)

 

(チェンマイにあるアカアマコーヒーさんの焙煎所にて) 
自分が好きなものを自由に表現しているからこそ個性が生まれ、個性があるからこそ輝いてみえる。

新しい仕事のあり方、自分がワクワクできるような楽しいことを仕事にという思いから川島さんと「COFFEE POST」 を始める決心をした。
COFFEE POSTがなぜ自転車の移動販売にしたのか?という問いは、理由のひとつとして、タイの体験があったのです。

一方、川島さんがコーヒーの世界に入るきっかけは紛れもなく父の影響。
珈琲に目覚めたのが「ウェルハース」の珈琲豆で淹れた珈琲、美味しさに感動し珈琲に惹き込まれていく自分を自覚した。
思い立ったら即行動。大学時代、「cafe TAKIBI」という名で大学近くや街中のシェアスペース、地方のイベントにて珈琲やホットサンドを提供するカフェを開くこともあり、珈琲の道を突き進んでいった。TAKIBIは焚火、人の集まる場所は当時から強く考えていたのだ。
しかし、カフェは楽しくはありつつも、仕事にするべきか、そこに1歩踏み出す勇気をなかなか持てずにいた。
そんな時。
千葉県の勝浦で自転車コーヒー屋台を営む人の存在を知り、心が動くままに車を4時間走らせ会いに行った。それが、SPAiCE COFFEEの紺野さん。紺野さんと出会い、「自分も好きなことを仕事にできるように、本気チャレンジしてみよう。」と決心したのだった。
タイでの経験も甦り、気軽に営業を始められる形態として自転車に目をつけ、探して至ったのが、所沢の「サンリン自転車生活社」さん。COFFEE POSTの三輪自転車を制作依頼し、納得の、象徴となる三輪自転車が完成した。

ここで埼玉県と繋がり、サンリン自転車生活社さんの紹介で川越の「株式会社80%」の荒木さんと繋がり、川越に足を踏み入れる。福島県いわき市から川越へ、なんというダイナミックな流れでしょう。
2018年5月に六軒町でCOFFEE POSTをスタートした。
 

川越の「橋渡し文化」「紹介文化」。

それはもう、川越人のDNAに刻まれたもので、気質として持っているもの。今や文化としてあるとまで言いたいもの。

川越の横の繋がりは、気づいたら想像もしていなかった場所まで押し出していくことがある。。。

COFFEE POSTさんが、短期間でここまで営業場所が増えたのは、一体なぜなのか。

本人の努力もさることながら、本人の思惑を超え、川越でしかありえない動き・現象がCOFFEE POSTさんの背中を大きくいったのだ。

COFFEE POSTならでは、川越ならではの奇跡のような展開がここに。

お客さんとしてCOFFEE POSTに通い、その面白い営業形態と人柄に惹かれ、常連客で飽き足らずCOFFEE POSTの展開を自分のことのように考えようとする。

お客さんが、いや、お客さんとしてという意識ではなく、個の場合川越市民としての意識と表現した方がいいでしょう、市民がCOFFEE POSTさんの出店できる場所をあれこれと考え、考えて挙げるのみならず、あそこも出店していいって、あそこ知り合いだから聞いてあげる、なんとその場所と調整までして出店場所を確保していったのだ。

 

気付いたらあれよあれよと出店する場所が増え、COFFEE POSTさんがこれまで出店した場所は、本人が見つけた場所・人の繋がりから得た場所含め10ヵ所以上。

なぜ、川越市民はこんなことをやってしまうのか??

それは、川越人ならみなうんうんと頷いて共感するところですが、川越は地元愛が強い人が多い街であることはご存知の通りで、市民一人一人が、主体的に川越のまちづくりに参加しているという意識を持っている。

川越はSNSなどを通じて横の繋がりも強く、知り合いの知り合いの知り合いのと辿っていけば大体川越内でほぼ繋がるという川越コミュニティ。

主体的なまちづくり意識と横の繋がりの広さという二つが絡み合い、「あの人に話しをしてあげる、あの人に聞いてみてあげる」と現場は想像を超えてグルーブしていくことがある。

市民が風を起こして、三輪自転車を後ろから後押ししているようだった。

 

ただこれは、常に川越人がこうした反応を起こすものでないことはもちろん。

川越人が今までみたことない三輪車での営業、それになにより二人の応援したいと思わせる人柄、これが最も重要なこと。川越人独特の気質が見事に反応・発揮されたのがCOFFEE POST。川越style的には川越らしい現象がここにもと見ていますが、それにしてもCOFFEE POSTさんの場合は、あっという間にというスピード感が凄まじい。

そうしていろんな場所に出店し、今の営業場所へと固まっていった。

今でも営業場所は模索し、川越市駅近くの「六軒町炭火やきとり もとはし 2号店」さんや、不定期で川越氷川神社などに出店していたこともあります。

川越氷川神社という川越的に重みのある場所に出店できていることが通常ならあり得ないこと。応援したい、そう思わせるものがCOFFEE POSTさんにはあるのだ。

(川越市駅近くの「六軒町炭火やきとり もとはし 2号店」)

さらには、市街地のみならず、霞ヶ関まで出張することも。
マツモトキヨシの向かい、内田住宅さんの隣にあの自転車が出現。
COFFEE POSTがなぜ霞ヶ関と繋がったのかと、川越の人は驚くでしょうが、これも人の縁によるもの。
川越内の縁結びは市街地に留まらず、霞ヶ関まで繋がってしまうから恐ろしいというか面白い。
今後も霞ヶ関に出店する日は設けていく予定です。

他にも、川越市内様々な場所に出店してきたCOFFEE POST。

 

COFFEE POSTの川越浸透のもともとのきっかけは、川越で出店場所を探して三輪自転車で回っていた時に、セブンイレブンのある六軒町交差点の空いている敷地を偶然にも紹介され出店することができたのだった。

ここがCOFFEE POSTとしての川越第一号の初出店の場所、創業の地。


・川越市六軒町2-2-7空き地 県道沿い駄菓子屋あらいさん向かい

 https://goo.gl/maps/qTjq6dUneVP2
川越市駅より徒歩7分、本川越駅より徒歩9分

2018年5月にここでCOFFEE POSTは初出店し、一ヶ月ほどオープンしている間に、「もとはし」さんに声をかけられ、「うちの店先も使っていいよ」と出店に繋がっていった。さらに街の人の尽力で札ノ辻の「辻の吉野屋」さんの場所を使えるようになりと、急激な展開を迎えていった。

六軒町に出店する日は少なくなりましたが、COFFEE POSTとしては創業の地であるこの場所は今後も大事にしていきたいと話し、引き続き出店する日を作っていきます。

これまでの軌跡を振り返ると・・・やはり、と思い至ることがある。

この六軒町の県道沿いの地が発祥だったことが特に大きかったと言え、他の場所で展開していたとしたらここまで市民の間で応援が広がっていただろうかと考えると(いや、広がっていなかったかもしれない)、COFFEE POSTと六軒町の地が繋がった縁がなんとも不思議で運命的なものを感じずにはいられない。

人通りがあれば商売は上手くいくのか、とは別のベクトルで、地元の人のネットワークが濃い場所というのがあり、今の川越で面白い人が集まるあの近辺は人が繋がりやすい。六軒町の地で始めたから、ここまで大きく広がったのだ。

COFFEE POSTはそれを、意図せず六軒町のあの場所に入っていったのが、やはり何かを感じさせる。

六軒町交差点のその場所は、県道川越日高線沿いで人の目につきやすい場所でもある。そしてなにより、あの長屋とは目と鼻の先にあって必然的に繋がっていった。

県道を連雀町方面に進んだ交差点にある、株式会社80%の長屋です。

(川越style「すずのや おやさいとくだものとお酒と」リノベーションによって生まれ変わった長屋
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12290108171.html

三輪自転車を制作するサンリン自転車生活社さんと株式会社80%の荒木さんが知り合いだったという意外な縁。

そして、80%が運営する「coworking space ダイクマチ」などを会場にしている、「川越蔵端カイギ - Kawagoe KURA BATA Kaigi -」で、川島さんがゲストとして登壇し、自身の活動を紹介するという展開を遂げていく。
2018年6月20日『川越蔵端カイギ #4 - 「探求」アートの持つ可能性』


『蔵端カイギは、川越に住む人・働く人・通う人、川越が好きな人・関わりたい人が集う場所。蔵端人(ゲスト)と参加者、参加者と参加者が緩やかにつながっていくトークイベント型コミュニティです。「川越」をキーワードに活動する方々をゲストにお迎えし、自らの仕事や取り組みについてお話いただきます。』
* 今回の蔵端人 *
【プロジェクトコーディネーター 舩橋和花さん】
【造形作家 佐藤伊智郎さん】
【COFFEE POST 川島崇嘉さん】

川越蔵端ラジオ - Kawagoe KURA BATA radio -
では、川島崇嘉さんの話も聞くことができます。
https://soundcloud.com/kawagoe-kurabata/12-coffee-post

 

2019年2月17日にウェスタ川越南公民館で開催された、「エリアリノベーションシンポジウム in 川越 2019」&「第5回かわごえデザイン会議」では、デザイン会議のゲストとして川島さんが登壇し、COFFEE POSTの取り組みを紹介しました。

(2019年2月「エリアリノベーションシンポジウム in 川越 2019」&「第5回かわごえデザイン会議」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12440702573.html
 

出店場所が広がるのみならず、COFFEE POSTさんにはさらなる追い風がやって来ている。

各地のイベントにぜひ出店して欲しいという依頼が相次いでいるのだ。

9月30日(日)ウニクス川越・ウェスタ川越で開催される尚美学園大学のイベントに出店決定、その後も10月末の尚美学園大学の学園祭、所沢の「暮らすトコロマーケット」、「KAWAGOE COFFEE FESTIVAL」など、まさに引っ張りだこの存在なのだ。

(川越style「昭和だヨ!全員集合『東北の元気が出る うんめぇ祭(フェス)』in川越昭和の街」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12428312533.html

 

COFFEE POSTは、実店舗オープン前に、じっくりと街の人に認知してもらうために、三輪自転車の営業は有益だった。

いきなり実店舗をオープンするよりも三輪自転車の出店は、街の人を巻き込む力が大きく、実店舗オープンまでの軌跡を街の人と共有することができる。

何かそれは、川越の新しい店舗オープンのモデルケースになる予感も秘めていると感じる。

考えてみれば、80%の長屋だって工事を街の人を巻き込みながら進めていた。ゲストハウス「ちゃぶだい」オープンまでの道のりだってそう。

 

例えば、飲食や雑貨店でもネイルサロンでも、街の中で三輪自転車のような形態で気軽に街の人に知ってもらう場を作る。その反応を見ながら実店舗へと進むか検討する。ダメだった場合でもいきなり実店舗より三輪自転車なら怪我が浅く済むのだ。
COFFEE POSTが新しい形を示していると思う。

 

「ポスト」は手紙や郵便物を送る、受け取るためのもの。

どこの街にも必ず1つはあります。
大切な人に届けるため、時には見知らぬ誰かに届けるために利用されるポスト。

電子メールや携帯アプリ「LINE」が普及した現代にも、街にはポストが残っている。


人と人が交差し、新しい出会いが生まれる場所をつくりたいという思いを込めた、「COFFEE POST」。

 

人と人が繋がるコーヒー屋台。

実店舗、三輪自転車の展開はまだまだ始まったばかり。

 

「COFFEE POST(コーヒーポスト)」

■[Honkawagoe]
川越市新富町1-1-5

営業時間 9:00~21:00
休みなし不定休

080-6045-0661
coffeepost.46@gmail.com

 

■ [三輪自転車]

三輪自転車の営業日と場所は概ね以下の通り
月曜日・火曜日定休

・水曜日 三番町ギャラリー12:00-20:00
・木曜日 川越八幡宮 12:00-20:00
・金曜日 三番町ギャラリー12:00-20:00
・土曜日 大学いもいわた 時の鐘店 10:30-17:00
文具のキムラヤ 11:00-17:00
・日曜日 大学いもいわた 時の鐘店 10:30-17:00
ひろ整骨院 11:00-17:00

販売場所・営業時間は事前にSNS等で確認してください。

・HP:
http://coffeepost.jp
・Facebook:
https://www.facebook.com/coffeepost46/

Twitter:
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