春一番が吹き渡り、長い冬を越えて、ようやく桜の蕾が冬眠から目覚めるように膨らみ始めた頃、毎年春の風物詩となっている、川越春一番コンサートの季節がやって来ました。
2018年3月10日(土)ウェスタ川越大ホールで開催されたのが、「川越春一番コンサート2018 IMO楽団×怒髪天×ケラケラ」。
開場12:00 開演13:00
主催 川越いもの子作業所
東日本大震災を振り返るこの時期に開催している春一番コンサートは、「障がいのある人が安心して働き暮らせる街は、災害に強い街です。」を合言葉に、障がいのある人たち自身が地域の人たちと絆を作っていこうと開催しています。
川越いもの子作業のIMO楽団とメジャーアーティストの競演が見られる春一番コンサート。
毎年、あのアーティストが川越に来てくれるんだ!というあっと言わせる有名アーティストの川越招聘に成功しているのがこのコンサートの特色。
春一番コンサートに出演してきたアーティストは、ワンマンホールライブで充分客席を埋められる動員力がある人気・実力ともあるアーティスト。
川越でこれだけのアーティスト呼べる、しかもワンマンライブではなく対バンという形でできるのは、間違いなく川越を拠点にしているロックバンドでは、IMO楽団しかいないという事実がある。
コンサートの趣旨、IMO楽団の魅力、色んな要因から、毎年驚くようなアーティストが川越までやって来て、IMO楽団と対バンしています。
今年は人気ロックバンド、「怒髪天」さんと「ケラケラ」さんが春一番コンサートの舞台へ上がる。
どんな熱気溢れる対バンコンサートが繰り広げられるでしょう。
開場時間と共に来場者がウェスタ川越大ホールに詰めかけ、開演までの間、ロビーの川越いもの子作業所の出店を見て回っていました。
パンの出店は、川越いもの子作業所が運営する、ウェスタ川越一階にある「カフェ&ベーカリー どんなときも」さんです。
ロビーでは、障がい者の権利条約の署名活動も行われました。
川越の「IMO(アイエムオー)楽団」というロックバンドを知っているでしょうか。
川越いもの子作業所の仲間たち(利用者)、職員から成るロックバンドで、メインで活動するメンバーに加え、演奏者やボーカルはその時によって変わったりしている。6人が代表していますが、230人いる仲間たち全員がIMO楽団です。
オリジナル曲は、人前で演奏するもので15曲ほど、CDもこれまで多数制作しています。
曲は主に、川越いもの子作業所所長の大畠さんが作っているものです。
「川越いもの子作業所」という名称は、川越の人ならどこかで目にし、耳にしたことがあるだろう馴染みあるものだと思います。
見聞きする名称であっても、ではどこまでいもの子作業所のことを知っているかと問われたら、どうでしょう。高い知名度の割に内実が知られてないだろうというのも一方である。
IMO楽団というロックバンドは、川越いもの子作業所のことを知らずには語れないのです。
川越の笠幡にある社会福祉法人皆の郷が運営する「川越いもの子作業所」は、障害を持った仲間たちが働く作業所として1987年に生まれました。
『障害の重度、軽度または種別を問わず、埼玉県川越市の地域の中で、労働・生活・文化・経済、その他あらゆる場面で機会を得て、障害者も1人の人間として自立していけるよう支援していく」という理念のもと、各事業の運営を行っています。
【生活介護】
生活介護事業が必要な利用者に対し、
木工作業やリサイクル作業、公園清掃、花販売、製袋作業等を行い、
その人らしく生き生きと楽しく働けるように支援します。
【就労継続B】
就労や生産活動の機会を提供します。木工作業やリサイクル作業、清掃、花販売、製袋作業を通して、生産活動に必要な知識や能力の維持向上を図り、たくましく豊かな人生が築いていけるよう支援します。
【就労移行支援】 (20名)
一般企業への就職を希望する方に対し、必要な知識・能力を養いその人らしく働くことのできる職場への就労・定着を図ります。
給食施設を利用した周辺地域への給食の提供および配食サービス、
また市や大学、入所施設の清掃・メンテナンスなどを行います。
【生活訓練】
障害に関わらず地域生活に移行できるように、段階的に通所、訪問を組み合わせ支援を行います。食事・排泄・更衣などの日常生活動作、洗濯・掃除・炊事などの家事動作、買い物・金銭管理・公共交通機関の利用等、日常生活に必要なスキルの獲得を支援していきます。
1985年頃、当時の川越市は障害を持った人たちの働く場がほとんどなく、特に重度の障害を持った人たちは、学校を卒業してもどこも行き場がありませんでした。
「どんなに障害が重くても働きたい。生まれ育ったこの街で暮らしたい。」という願いのもと
「川越いもの子作業所」は誕生しました。
1986年2月川越いもの子作業所をつくる会発足。
1987年4月無認可障害者小規模作業所「川越いもの子作業所」を川越市下松原に開所。
木工作業を開始。「川越いもの子作業所をささえる会」に名称変更。
11月廃品回収、缶プレス作業開始。
第1回チャリティバザー開催。
1988年4月東田町の市有地に移転。
7月第1回チャリティコンサート。
1989年 9月 建設候補地決定 国に認可施設申請書提出。
11月反対運動起こる。
1990年2月住民の同意得られず、建設候補地断念。
7月笠幡に建設地決定 認可の内示おりる。
9月「3千円1万人運動」開始(1991年5月目標達成)。
1991年3月社会福祉法人「皆の郷」認可。
6月 「川越いもの子作業所」開所。
木工作業とアルミ缶のリサイクル作業を始める。
川越いもの子作業所は現在、第1、第2、第3作業所まであり、仕事としては、会社の下請けだけだとノルマに応えられないことも多々あるし、利益も小さい、自分たちが主となって仕事をしなければと展開して、設立の場所である笠幡では木工やリサイクルなどの仕事、今成にある第2作業所は煎餅やうどんなど、東田町にある第3作業所は手漉き和紙制作など、とそれぞれに特色があります。
しかし、ただいまいもの子のどの施設も定員が一杯です。特別支援学校から毎年卒業生が出ますが、一般企業に就職する人もいますが、その中で障がいの重い人は地域の障がい者の事業所に行きます。これがどこも一杯で空きがない状況。
川越いもの子作業所は、第3作業所まで生まれていますが、次に第4川越いもの子作業所の設立を目指しています。また、暮らしの場はさらに足りず、障がいのある人が親から離れて暮らすグループホームの設立も検討しています。
「川越いもの子作業所 将来構想」
■第4川越いもの子作業所
第3に続いて第4の多機能型作業所の建設
■グループホーム建設
第2川越いもの子作業所・第3川越いもの子作業所の近くに建設(各20名定員)
■第2川越いもの子作業所の改修
■川越いもの子作業所リサイクル棟の建替
他に、
・生活、相談として、川越市相談支援事業の委託地域生活拠点事業の委託就労支援の充実
・遊び、青春として、青年学級の拡充、主体的に取り組める文化活動の場づくり
・医療として、障がい者医療の充実
を構想しています。
いもの子作業所の定番となっているイベントといえば、「チャリティバザー」や「いもの子夏祭り」があります。チャリティバザーはすでに30回近く開催しています。
川越市駅近くの富士見中学校を舞台に、チャリティ品の出品、いもの子の出店、それに音楽にはIMO楽団が花を添えています。
(川越いもの子作業所チャリティバザー)
それに忘れてはならないのが、「チャリティコンサート」。
チャリティコンサートは川越いもの子作業所誕生とともに始まり、以来毎年開催しているもので、30回以上開催しています。
コンサートでは音楽演奏を通して、障害を持った人たちの働く場所、暮らす場所が少ないことを訴えてきました。
これまで、上條恒彦さんや夏川りみさん、岡村孝子さん、研ナオコさんなど、錚々たる顔触れがいもの子を応援しようとチャリティコンサートの舞台に立ってきました。昨年はウェスタ川越大ホールにて華原朋美さんが出演。2018年のチャリティーコンサートはMay J.さんが出演します。
実は、IMO楽団を結成する前も、いもの子の仲間たちと職員はこのチャリティコンサートで音楽演奏を披露していたのです。
毎年のように新曲を作りこの場で発表演奏してきたので、総オリジナル曲数としては30曲ほどにもなる。
つまり、IMO楽団を紐解くと、川越いもの子作業所として30年の音楽演奏の歴史があることが分かります。
音楽発表から、本格的ロックバンドへ。
IMO楽団誕生に辿り着くのに大きなきっかけとしてあったのが、2013年にいもの子作業所内で、
絵や歌やダンスで自分を表現する表現活動の場「Studio IMO(アイエムオー)」を立ち上げたことでした。
Studio IMOはいもの子内で制作するのみならず、外に出ていくことに積極的で、各地で絵画展を開催しています。
いもの子の利用者の人たちは、ずっと以前から絵を描いたりしていた人はいた、
でも発表する場を外に作ることで、いろんな人の目に触れ、評価され、描くことがまた楽しくなる。それが社会との接点で、やる気にもなっていくのだという。
Studio IMO発足を契機に、今までバンド名を付けずに演奏していた音楽の集まりに、正式に、「IMO楽団」という名前が付けられたのでした。
「Studio IMO」と「IMO楽団」はお互いにリンクしていて、
リンクすることで、IMO楽団のCDジャケットのイラストをStudio IMOのアーティストが描いたりして、そこにも仕事が発生するようにしている。
IMO楽団は発足から月日を経るごとに各地に呼ばれることが多くなって、今では毎月のように各地のイベント・コンサートに出演しています。
川越の中だけでも、昨年の春一番から今年の春一番を迎える間にも、数えきれないほどの出演を重ねてきたIMO楽団。
(2017年6月ウニクス川越にぎわいマルシェ出演)
特に、春一番コンサートが終わって次にやってくるのが、「世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」。昨年の開催時もIMO楽団が出演し、川越いもの子作業所としてもキッチンカーの出店などもしていました。
(「世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」2017年4月
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262975510.html)
Light it up blue 川越実行委員会の溝井実行委員長が、春一番コンサートに来ていました。
溝井さんの次男、英さんは織工房「英」の織職人で、春一番コンサートでは和太鼓「響」の一員として舞台に立っています。
今年のLight it up blue 川越の開催も決定しており、開催まであとわずかとなりました。
2018年4月7日(土)ウニクス川越。にぎわいマルシェとタイアップし、食・雑貨・音楽・パフォーマンスなど様々な出店が揃います。10時半と17時にウニクス川越~川越駅であおいろウォーキング。
「Light it up blue 川越」
https://www.facebook.com/light.it.up.blue.kawagoe2017/
この音楽ステージの舞台にもIMO楽団は出演予定です。
他にも、川越いもの子作業所として、「赤間川の灯籠流し」や「アースデイ・イン・川越 昭和の街」など、色んなところで触れる機会の多い川越。
(第二回「赤間川の灯籠流し」2017年8月19日 石原町一丁目自治会
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12305125470.html)
(「アースデイ・イン・川越 昭和の街」2017年10月蓮馨寺、熊野神社、川越昭和の街
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12316811613.html)
2017年の春一番コンサートから一年。
IMO楽団の晴れ舞台、毎年3月に開催している春一番コンサートの季節がまたやって来ました。
川越いもの子作業所の春一番コンサートは、災害弱者である障害のある人たちの地域理解と連携を深めるコンサートとして、毎年春の火災予防週間に行ってきました。
2015年3月の春一番コンサートは、「カイマナふぁみりー」さんをゲストに。2016年は大阪の人気ロックバンド「おかん」との対バン形式。そして、2017年にはあの「フラワーカンパニーズ」との対バンを果たしました。
(2016年3月春一番コンサート 「IMO楽団」×「おかん」)
(2017年3月春一番コンサート「IMO楽団」×「フラワーカンパニーズ」)
そして、2018年3月の春一番コンサートで、IMO楽団と対バンするのが、2組。
どちらもコアなファンを抱える全国区のメジャーアーティストで、まさか川越のコンサートにやって来るなんてという驚きがありました。
「ケラケラ」
MEME(VO)、ふるっぺ(BA)、森さん(DR)からなる3人組POPバンド。
2013年シングル「さよなら大好きだったよ」でメジャーデビュー。続いて発売された2ndシングル「スターラブレイション」がドラマ「ラスト・シンデレラ」主題歌に抜擢され、同年の新人最多ダウンロードを記録し、一躍ブレイク。ストレートに表現された飾らない歌詞を、切なくも力強いポップなメロディーに乗せて真っ直ぐに届けます。
・ケラケラ「スターラブレイション」
https://www.youtube.com/watch?v=JQowMIY2bOw
「怒髪天」
増子直純(VO)、上原子友康(GTR)、清水泰次(BASS)、坂詰克彦(DR)1984年札幌で結成。自らの音楽性をJAPANESE R&E(リズム&演歌)と称し、独自のロックンロール道を確立。2018年3月、京都磔磔でのライブ全58曲を収録した超レアLIVE DVDの発売が決定。メンバーそれぞれの抜群のキャラクターを活かして楽曲提供、映像作品/舞台出演、アイドルとのコラボなど、通常のリリース&ツアーやロックバンドというイメージにとらわれることなく、自分たちの好奇心を最優先にした怒髪天流の活動で、飄々と颯爽さまざまな垣根を越えて活動を続ける。
・怒髪天「オトナノススメ」
https://www.youtube.com/watch?v=m8ZIW_01zdo
「ご来場いただきありがとうございます。熊本震災から2年、東日本大震災から7年がたちましたが、いまだ元の生活に戻れずに不自由な環境で暮らしている人が多くいます。わたしたちはこのコンサートに向けて、チラシを配ったり、みんなでいろいろなことを決めて準備してきました。被災地の復興がすすむことを願って、このコンサートの売り上げ金の一部を寄付させていただきます。」
オープニングアクトとして、IMO楽団が、「笑顔いっぱいありがとう」を、和太鼓響が太鼓演奏、そしていもの子の仲間たちと合わせて多彩な曲を演奏していきます。
♪「雨ニモマケズ」
『2011年3月11日、東日本大震災が起こり、死者行方不明者が18,000人を超えました。また、2016年4月11日には熊本地震が起こり、震度7を記録し死者247名、現在でも42,000人の人たちが仮設住宅で暮らしている。7年前の東日本大震災の仮設住宅には、いまだ7万1千人の入居者がいます。』
♪「働いているんだ嬉しいよ」
『「今日も仕事がんばろー!」「おー!」』
♪「君の夢 僕の想い」
『小学校のとき、ぼくはクラスでいじめにあった。誰かに相談しようとしたけど、うまく話せなかった。自分が全否定されているような気がして気が付くと頭の中が真っ白になってしまうんだ。』
春一番コンサートで、毎回のように見られる場の様子というのがあります。会場には、IMO楽団のファンや川越いもの子作業所の関係者ばかりでなく、怒髪天さんやケラケラさんのファンも多数駆けつけていて、コンサートスタート時は、IMO楽団のことを知らない人も多くいるだろう中で、IMO楽団の演奏が始まる。
怒髪天・ケラケラの登場を待つ人にとっては、おそらくそんなにIMO楽団に意識を向けていないだろう。確かにはじめの1、2曲は会場の反応は薄い。
しかし、曲が進むにつれ、明らかに様子が変わっていくのだ。
それは、あたかも水が徐々に温度が上がっていって沸騰していく過程そのままを見るようであり、4曲目の「君の夢 僕の思い」の頃になるともう来場者の目が変わってきてステージ上に釘付けになっていく。身を乗り出し、手拍子をし、一緒にノッている。それまで知らなかった人を、数曲のうちにぐいぐい惹きつけてしまう。
これは、「おかん」の時もそうだったし、「フラワーカンパニーズ」の時も同様だった。
これが、IMO楽団の力。
なぜこんなことが起こるのか。
そこに、音楽の本質があるのではないか。演奏力・ストレートな楽曲の力に加え、ストレートに音楽に合わせてノる仲間たち。そこには、表現、というものの以前にある感情の爆発。感情のままに身体を動かす様子に、音楽とは、という根を見るようで、今の「音楽」というものに身を沈めれば沈めるほど遠くなってしまうもの。であるから、IMO楽団・いもの子の仲間たちのパフォーマンスに、忘れていた何かを思い出させてくれるようで、感動するようでした。
IMO楽団を観るなら断然、春一番コンサートのウェスタ川越大ホールで。
ここに至るまで、川越市内外の様々なイベントステージに立っているIMO楽団ですが、屋外ステージもいいですが、本当の魅力が伝わるのが、ホールコンサート。
大きなホールコンサートでは小さく見えてしまうバンドもある中で、IMO楽団はホールコンサートでこそ大きく見える稀有なバンドで、大きなホールでむしろポテンシャルが発揮される。
仲間たちの朗読や縦横無尽なパフォーマンス、スクリーンに投影される仲間たちの表情も合わさり、音楽という枠すら超えた総合舞台となっている春一番コンサート。断然ホールです。
手拍子をしつつ、思うのだ。
私たちは、まだまだ障がい者へ偏見を持っているのではないだろうか、と。
日常空間における、障がい者と規定される人たちは、確かに生活に困難を持っている。
しかし、今、ステージの上で歌い、叫び、踊り、駆け回る人たちの姿はどうだろう。
(職員にやらされている感など微塵もない)こんなにも感情豊かに音楽している光景に、障がい者と規定される人たちへの誤解に気付かされるようでした。
そして、IMO楽団・川越いもの子作業所のパフォーマンスが終わる頃には、こちらがむしろ元気をもらっていることに気付き、これが音楽の力なのだと感じ入りました。
IMO楽団の楽曲は、障がいを持っている人を励まそうとしているのか、
健常者に知ってもらおうとしているのか、両者を兼ねながらも、障がいを持っている人自身の気持ちを歌詞にストレートに出しているという、障がい、において他では見られない切り口の楽曲が多いことにも触れたい。
♪「青い屋根の家」
『お母さんが亡くなるとき、何度も「入所施設に入れるの?」って聞かれた。ぼくは「大丈夫だよ。入所施設で暮らしていくよ」って答えた。お母さん、笑っていた。僕も今、笑っているよ、お母さん。』
♪「君のままでこの場所で」
『どうか分かって欲しい。障害があるということは決して自己責任なんかじゃない。障害があっても、差別することなく、僕のままで、私のままで、生きていきたい。母の思い出のあるこの街で、ずっと暮らしていきたい。』
♪「うつむかないよ僕たちは」
『障害のあることは不便だけど、不幸だとは思わない』
♪「ありのままに夢を歌にのせて」
『いつか輝け!ぼくらの思い』
♪「君のジャンプ」
『僕がどうして生まれてきたのか。僕がどうして生きているのか。』
♪「川越ここがわたしの街」
『私たちの願い』
IMO楽団・川越いもの子作業所に続いて、ケラケラさんと怒髪天のLIVEがスタート。
両バンドとも、出演前のIMO楽団たちのパフォーマンスは楽屋のモニターで見ており、音楽とは何かを気付かされるよう、と触発されるものがあったと口にしていました。プロのミュージジャンに毎回そう言わせてしまう力がIMO楽団たちにはあった。IMO楽団たちからもらったエネルギーを自分たちのパフォーマンスに発揮し、いつも以上の演奏に昇華させていくケラケラさんと怒髪天さん。
以下、両者とも主催者・事務所の許可を得て撮影しています。
「ケラケラ」
「怒髪天」
2018年の春一番コンサートも大盛況の内に幕を閉じ、次回の春一番コンサートは、2019年3月9日(土)ウェスタ川越で開催予定です。
IMO楽団のファンは年々増えていて、来年はまた熱狂的なコンサートになっていきそうです。
次回に向けたIMO楽団、川越いもの子作業所の一年がまた始まっていく。
「障がいのある人が安心して働き暮らせる街は、災害に強い街です。」
社会福祉法人 皆の郷「川越いもの子作業所」
〒350-1175
埼玉県川越市笠幡後口4063-1
TEL:049-233-2940 FAX:049-234-2940
http://www.imonoko-1.jp/index.html