川越style「Laure'a@古民家」恵比寿屋2016年11月23日 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 


川越の菓子屋横丁から一番街から離れるように高澤通りを西へ、

 

赤間川を見下ろす高澤橋を渡ると、古い趣きある建物が残る石原町。

通りをしばらく歩くと、本慶寺があり、ひと際存在感の古民家が道沿いに現れます。

ここが石原町の新しいスポットであり、川越の可能性を広げる場所、恵比寿屋さんです。



 

外まで楽しさが漏れてくるような雰囲気に誘われて、引き戸から入ると、

恵比寿屋の中に所狭しと素敵な出展が並ぶイベントが開催されました。

建物の中の全部という全部を使いきり、他では出せないような雰囲気に包まれたイベント。

2016年11月23日Ⅱ開催されたのが「Laure'a(ラウレア)@古民家」。

Laule'aはハワイ語で、
幸せ  平和  友情を意味する言葉です。
イベントタイトルはLaure'aと「r」になっているのは、当初は表記ミスだったそう。

しかし、数秘で両方を比べたところ、

「r」の方が夢の実現、大きな事を成し遂げるという数字になったことで、
訂正することなくそのまま「r」が良いということで、訂正なしにして貫いたそうです。

よってここでも「r」表記にします。

10:00~16:00
場所;恵比寿屋 川越市 石原町 1-6-7

川越の蔵造りの町からすぐの古民家 
東武東上線 副都心線 川越駅 からバスで 札の辻下車歩いて5分。

『the guiding of NUMEROLOGY ・ASTROLOGY・ TAROTCARD

古代から伝わるツールであなたをガイドします。』
 

■生まれたときのお名前と誕生日から、あなたのの持つ才能、進むべき道を読みとく

☆数秘カウンセリング

☆星詠み 

☆ト-トタロットカード、インスピレーションタロットカード

☆愛犬の気持ちお伝えします。犬と飼い主の HAPPYLIFEカウンセリング

 

■MUSEの時間  12:40-13:30
☆ヒ-リングピアノライブ by RIE URABE
☆シークレットライブ 素敵すぎる歌姫が古民家に舞い降りて歌ってくれます!  

 

 

■クラフト系
☆恵比寿屋店主による機織り体験

 

☆ウッドビーズと天然石のブレスレットワークショップ アトリエノア 鹿乃子

☆ふわふわの未ざらしネルを使い
手縫いで作る小豆ピローのワークショップ 癒しの布 布良のタオルのカバ-付き

 

■お楽しみのFOOD!
☆まるでよし食堂    
マッシュルームクリームスープ、ケークサレ、おむすびランチ
オーガニックコーヒー、チコリコーヒー

 

☆ろはすいーつ
酵素ジュ-ス,販売 脳内断捨離といわれるアクセスバーズ体験

 

■販売
エプロンというにはもったいない クオリティの高い布で仕立てられたエプロンやバッグ!
MEDERUさんの作品をどうぞ会場でご覧ください。

 

☆エプロン、割烹着、エコバッグ、マスクなどbyMEDERU  

☆とても繊細で緻密なオリジナルマクラメアクセサリーbyWOKINI 

☆優しさあふれる繊細なビーズクラフトby at-coco 

 

恵比寿屋の土間から畳の部屋という部屋を使い、場の全てを使い切って会場としていました。

 

あの建物にこんなに出展が入るのかという驚きと、

やってみるとこれだけの出展数のイベントができると分かった驚き。

恵比寿屋の可能性をさらに広げたイベントと言えました。

古民家の中でゆったりと過ごす人たちの笑顔が印象的で、

出展者みな繋がりある人たちの一体感が作る空気と、恵比寿屋という場の空気、

アットホームのよう、というかまさにアットホームで、

家のパーティーにお邪魔に来たような楽しさ、心地良さを感じさせるのは、この空間だからこそでした。






このイベントは、大きなテーマとして「数秘」があり、

数秘の先生や学んだ人たちが中心となって出店し、のみならず、

雑貨や美味しい食とのコラボレーションで、川越に今までにないイベントを作り上げていました。

主催は、数秘の講師である齊藤さん(講師名Naomi)。

齊藤さんの「アイオンズの数秘」はただの占いに留まらず、

どうしたら本来の自分に気が付き、より自分らしい人生を生きられるか?

そのツールとして数秘や占星術、タロットカードを位置づけています。
「今このような時代ですが・・より女の人が自分らしく生きる!

今はそれが本当に大切なことだと思うのです。
そのためのツールとして・・数秘や占星術タロットを使います」。

『私達が生まれる数千年も前から存在し、
人々の生きる智慧や
人生の指針として
日常生活の中に
取り入れられて来た数秘学
数にはひとつひとつ性質や意味がある
という考え方に 基づいています。
誕生日とお名前の持つ数字から
その方の才能 内面的な性質 進むべき道  学ぶべき課題など
数をとおして教えてくれる数秘学』

 

☆数秘カウンセリング

 

☆星詠み 

☆ト-トタロットカード、インスピレーションタロットカード
 

 

☆愛犬の気持ちお伝えします。犬と飼い主の HAPPYLIFEカウンセリング。

 

愛犬の誕生日と名前、飼い主の誕生日と名前から、愛犬との関係をみてもらえる。

このブースはどこにあるのか、と思ったら、

齊藤さん「この階段の上、2階になります」。

そう、恵比寿屋の2階には、まるで隠れ部屋のような場所があり、

その密室感がカウンセリングとマッチしていました。
 

 

さらに、☆ウッドビーズと天然石のブレスレットワークショップはなんとも恵比寿屋らしい。

 

講師、参加者が和室の炬燵に入りながらの制作です。

 


 
このワークショップを担当していたアトリエノアの鹿乃子さんが、

アイオンズ数秘の大元の先生。

鹿乃子さんの講座から、このイベントを主催した齊藤さんなどへ広がっていきました。
アイオンズ数秘講座代表の鹿乃子さんのブログ 
http://kejnomori.exblog.jp/22805453/   

 

Aeons Numerology Basic Class
アイオンズの数秘学クラス。
「一番最初に基礎を学んでいただくクラスも、2017年1月にはとうとう、
12期生さまをお迎えすることとなりましたキラキラ すごいことですね。。
感慨深くもあり、ほんとうに、たくさんの方々へ、感謝感謝の日々であります。
ありがとうございます。
此のたびの12期。数秘では、この12という数字は、
既存のパターン打破の数字なのでした。今まで変われなかった自分を変容させるために、
魂が新しい交流を始める・・・そんな波動です。
そして、来年は2017年。
年のナンバーは10です。全ての人が「自分の内なる世界(spirituarity)に目覚める。
または、目覚めることになる」・・・そんな年がいよいよ到来です。
その年の最初の生徒さまの期のナンバーがこの自分を大きく変容させ、
それを世の中に伝えて行こう♬とするヴァイブレーションというのも、
不思議ではないのかもしれませんね♬

 

さて、数秘学。昨今は流行ということで、
日本でもたくさんの場所で、学ぶことが可能ですが、
こちらアイオンズの数秘学クラスの特徴を記してみます。」

● 数秘学の歴史
● 1−9までの数字の意味を識る
● 個人のコアナンバーの意味とリーディングの方法
● マスターナンバーとカルミックナンバー
● 生命の木
● リーディングセッション実践練習 数回
● 自分史の作成 
● 数字の逆相
● ヌメロロジー計算ソフトの解読法
● 基礎科修了レポートの発表
 
1。専門的なリーディング・スキルが身につきます♪
数秘基礎科では、一般的な数秘学をセッション、カウンセリング形式の実践を含め、細かく指導してまいります。専門性を高めるために、回数も8回。宿題もあります^^ 修了までには、クライアントの人生の指針や、今が大きな流れのどのあたりにいるか?などを読み解けるまでのスキルが身に付きます。
最終回には、著名人のライフ・レポートを発表していただきます。
是非ご覧になってみてくださいね^^ 素晴しいのです☆
基礎科のみなさんの卒業レポートです。読み応えがあります。
http://ameblo.jp/kanoko-no-mori/   

 

2。二桁のナンバーを扱う数秘学です
国内の一桁数秘の概念を超え、欧米で一般的な二桁の数秘学を基礎科修了後に学んでいただくクラスがございます。これにより、リーディングの幅が広がり、同じ数字でも多角的に読み取ることが可能になります。加えて、この二桁を導入した、数十種類にわたるナンバーを多角的に読み取れる数秘ソフトも、教材として提供しています。

 

 

3。ものごとの根本的な解決法を探る、カウンセリング能力を養います
基礎科を修了された方には、一般のリーディングやセラピー、占い等の枠を超え、そのお悩みや問題、トラウマや繰り返し起きてくるトラブルなどのパターンを根本から解決できるスキルや理論の実践をじっくりとお伝えしてまいります。

 

 

4。ほんとうの自分へ還るための理をお伝えします
私たちは皆、ほんとうの自分を生きていません。会社のため、家族のため・・・自分ではない誰かという属した世界の中で、たくさんのトラブルを抱えながら生きています。上級クラスでは、Universal Truth(宇宙の真理)を取り上げ、体験していきながら、もっと自分が自分の人生の主人公になり、輝いて生きていくこと。そして、その体験を次世代の人びとにシェアしていける器になることを一緒に学んでいきます。

 

 

5。女性の自立を応援します
生活のための仕事ではなく、ほんとうの自分らしさや経験を活かして、ライフワークに着きたいと思われる方々がたくさん学びに来ていらっしゃいます。今まで体験されてきたことは、どんなに辛いことであっても、その方がライフワークに目覚める時、それは財産に変わります。皆さんがそう在れるようサポートをさせて頂きます一環として、全課程とモニターセッション・ワーク、研修等を終えられた方には、数秘基礎科の講師資格を授与するプログラムもございます。お問い合わせくださいね。

 

 

6。人生を、あなた自身の波動を変えることを提案していきます♪
最も大きなテーマは「変わりたい♡もっと輝いた人生を送りたいキラキラ」と思っている方々と共に、創造の学びを推進していくことです。基礎科から最終課程まで約1年半。さなぎが蝶にかえるような体験を私たちと一緒にしてみませんか?

 

噂では、アイオンズの数秘クラスは厳しいと・・。そんな言葉も飛び交っているようです(笑)が、嬉しいことですね^^ なぜなら、一朝一夕にしてなるものは、
そこまで。本当に確かなプロフェッショナルの仕事の基盤を構築しようとされるならば、
それだけの時間をかけて、じっくりと自分と向き合いながら学んでこそ・・ですね。
どこの世界も同じです♪本物を掴むためには、それなりの努力も、やはり必要ですものね♡
Aeons Numerology system
アイオンズの数秘講座
http://ameblo.jp/kanoko-no-mori/entry-12220978176.html

 

これの埼玉・川越クラスの講師を務めているのがNaomiさん、齊藤さんです。
埼玉・川越クラス
場所:JR 川越駅付近
日程:隔週金曜日 13時から17時
金額:¥5000(全8回)
1月末にスタート予定♬
1回目 1月27日
2回目 2月10日
3回目 2月24日
4回目 3月10日
5回目 3月24日
齊藤さんのブログです。
http://ameblo.jp/petit-vegitarian/

 

 

占い・数秘以外にも魅力的な出展が揃ったLaure'a@古民家。

 

他の出展者もみな、縁あって繋がった人たちが集まっていて、

その、繋がっている、という感じが古民家の中に温かく溢れていました。

逆に言うと、こういう古民家は、繋がり合う人同士でないと心地良い雰囲気は作れないかも。

 

皆さんはどういうきっかけで知り合った人たちなのでしょう。齊藤さんが教えてくれました。

 

「今まで私は20年以上 食や自然 人と暮らしにやさしい生活を探究?してきました。
ただ好きなことだからです。そのつながりでできた素敵な友人たちが出展しています」。

☆まるでよし食堂さん(マッシュルームクリームスープ、ケークサレ、おむすびランチ
オーガニックコーヒー、チコリコーヒー)。




ストーブで温めるケークサクレ♪
「よしさんは 日高市にあるアリサンカフェの初代シェフ。
その時に友達になったのでした。2001年か2002年頃だったと思います。
http://blog.goo.ne.jp/kashinomori

 

☆とても繊細で緻密なオリジナルマクラメアクセサリーbyWOKINI 


 

 

 

☆エプロン、割烹着、エコバッグ、マスクなどbyMEDERU  

 


「私のワークショップに参加していただいたことからつながったみきさん。
良い生地を使いエプロンを作られています」

http://mederu.blog.jp/  

 

☆優しさあふれる繊細なビーズクラフトby at-coco 


 

https://atcoco.handcrafted.jp/?frm_id=v.jpameblo&device_id=149247f59e064760b52948c3939eabb0

 

☆ろはすいーつさん(酵素ジュ-ス,販売 脳内断捨離といわれるアクセスバーズ体験)は、
「石鹸を使わなくても顔が洗える布がご縁で、7年ぐらい前に知り合いました」。


 

ろはすいーつさん
http://ameblo.jp/lohasweets/


☆Otani Bee Farmさん


Otani Bee Farm

https://www.facebook.com/otanibeefarm/

 

主催である齊藤さんが、Laure'a@古民家というイベントを立ち上げようとするまでには、

 

いくつかの思いの織り成しがありました。

それは、この後登場してくれるアーティスト「もみちゃんの音楽ライブをどこかでやりたい」ということと、
「数秘のクラスをやる場所を探していた」ということ。

占い・数秘で出店していた講師は、アイオンズで数秘や占星術、タロットカードを学ぶ仲間たちです。
「学んだあとになかなかアウトプットする機会がないので、

そのアウトプットをする機会があったらいいな!と思ったのです」。

 

イベントにとってなにより重要なのは、会場。

 

自分が思い描くイベントを実現できる場所は・・・。

その後の恵比寿屋の引き寄せは、今振り返ると伏線は着々と張られていたのかも。

齊藤さんと直接会って話したのは、このイベントの時が初めて。

しかし、今振り返ると、あのイベントでニアミスだったことが判明し、

確かに同じ空間に居た。

ここに至るまでの時間を、少し振り返ってみます。

 

齊藤さんは2016年7月、シボネボルケで開催された

 

「かみ吹丘のウラカミ市」にも訪れていました。

Laure'aに流れる空気とシボネボルケの空気が少し似ているのは、

あの雰囲気が好きという感性が恵比寿屋にも現れているからかも。

 

 

(「かみ吹丘のウラカミ市」7月24日シボネボルケの林で

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12184343402.html

これに留まらず、齊藤さんはシボネボルケで、ボサノバ歌手のライブやイベントなどを3回開催している。

それに対し、こちらは川越Farmer’s Marketとして、

2016年11月20日にシボネボルケにて、「実りのごはん会」を開催したばかりです。

(2016年11月20日にシボネボルケ「実りのごはん会」)

 

シボネボルケ。

 

これが一つの伏線となって、本命の引き寄せが起こる。
齊藤さんがイベントの会場に恵比寿屋のことを知ったのは、2016年6月、

恵比寿屋が正式オープンする少し前のことでした。

オープン前になぜ恵比寿屋のことを知った??

実は、このブログで記事にしたのを見てくれ、

「自分たちのイベントに合うのではないか」と興味を持ち、

実際に見に行ったことから話しは始まっていったのだそう。

恵比寿屋のことは、最初に記事にしてからも、何度も引用しているのは、

それだけ川越の中で大事な場、大きな存在感を発揮していくだろうと考えているからです。

齊藤さんは偶然にもその記事を読んでくれた。

日が違っていたら見逃していたかもしれない、

その日、恵比寿屋の記事に引き寄せられることになったのは、

きっと、シボネボルケから始まっていることだったのだ。

 

あの記事から、実際に恵比寿屋に見学などに来る人がいるという話しは溝井さんから聞きましたが、

 

ついに、この場所をイベント会場にする人が現れて感無量です。

齊藤さんは夏の終わりに恵比寿屋の雰囲気を見て、「ぜひここで開催したい」と決めたのでした。

もちろん溝井さんも快く了承。

イベント当日の様子だと恵比寿屋自体のことは分からないかもしれませんが、

以下の記事にこの空間の雰囲気が分かります。

 

 

 

 

 

 

(「恵比寿屋」築130年の古民家が川越の新スポットになっていく

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12173192354.html

 

・・・と、ここで少し話しを脱線させますが、そしてとても重要なポイントですが、

 

今回のイベントが画期的で、川越に一つの突破口を示したと感じたのは、

恵比寿屋の全部を使って、持てるポテンシャルを引き出し見せたことで、

川越のイベントの可能性を広げたことです。

古民家という、古い建物が醸す独特の雰囲気に惹かれる人は多いと思います。

今回の主催の齊藤さんにしても出店者にしてもお客さんにしても、

恵比寿屋のこの雰囲気をとても気に入り、浸っていた。

 

川越で、古い建物を会場にしたイベントと言えば、

 

川越の人ならまっ先に旧川越織物市場で行われている

「アートクラフト手づくり市」のことを思い浮かべるかもしれません。

今年も2016年11月19日、20日の二日間に亘って開催され、多くの人で賑わいました。









(2016年11月アートクラフト手づくり市in川越織物市場より)

あのイベントが人気なのも、まず、あの織物市場という建物がほぼ手付かずの状態で残され、

古い建物と手作り品の温もりが作り出す、なんとも言えない心地良い空気が、

訪れる人の心を惹き付けているから。

 

川越には古い建物はたくさんある、だけれど、

 

その場を全部使ってイベント会場にできるようなところはほぼなく、

だからこそ、織物市場のイベントは貴重なものだったんです。

しかし。

現在、川越織物市場は市の所有となり、

2017年春に改修工事に入ることが決まって、二年間立ち入り禁止となります。

東京オリンピックまでには完成させようと計画が進んでいる。

アートクラフト手づくり市は、織物市場を会場にできなくなるので、別の形で開催しようと画策しています。

新しくなる織物市場は、現在の趣きは残すでしょうが、

きっと今のような辛うじて建っている感、ボロボロだがそれがいい感はなくなって、

ピカピカの綺麗な状態になって姿を現すはず。。。

いいのか悪いのか、いや、川越にとって新しくなって残り続けるのはいいこと、だが、

あの独特の雰囲気のイベントが好きだった人にとってはどうだろう。

 

そこで。

 

 

一つの提案を、今回「Laule'a@古民家」が見事に見せてくれたのでした。

 

そうだ、恵比寿屋がある。

織物市場のような、長屋が二棟建つ規模ではないですが、

その建物の内部は広く(内部を使えるというのが魅力!織物市場は軒下までしか使えなかった)、

部屋という部屋を使えば今回のイベントのように結構な出店数が入ることができる。

今回のイベントの様子を見て、あ、そういう使い方素敵、と続いていく人がいるのではないか、

そんな予感を会場に居てひしひしと感じていました。

 

なにより、恵比寿屋の溝井さんが乗り気なのがいい。

 

溝井さんがいいと言えばあっという間に進み、なんなら一緒に盛り上げようとしてくれる。

機織りワークショップで参加みたいに。

☆恵比寿屋店主による機織り体験

この古民家が市の施設だったら、こんなフレキシブルには使えない。そこもポイントです。

 

恵比寿屋は、こうした場所貸しも行っていますが、

 

もう一つ、ホームステイ型民泊を推し進めている古民家であることにも触れておきます。

建物の道路面は土間が中心ですが、裏側に回ると宿泊施設としての立派な門が観光客を迎えてくれる。

お風呂やキッチンも完備され、古民家宿泊という異文化体験を提供しています。

今回のイベント会場と宿泊設備が、全て同じ建物内にあることが信じられるでしょうか。

不思議な建物です。。。

 

 

(恵比寿屋内の設備)

 

恵比寿屋だけでなく、手付かずの古いものが残されているのも石原町の魅力で、

 

恵比寿屋の並び、高澤橋の袂にある中正屋さんの蔵も見逃せない。

2016」2016年11月13日~23日の「プレ・蔵と現代美術展」でも会場の一つとして使われていました。

 

(「プレ・蔵と現代美術展2016」2016年11月13日(日)~23日(水・祝)

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12219553772.html


恵比寿屋を運営している溝井さんは、

ここからすぐ近く、赤間川沿いの「もっこ館」で、

Maple Leafというレストランを経営していることはもうご存知のことと思います。
レストランの方は長男・英一朗さんや母・啓子さんが中心となっていますが、

お互いに行き来し、このイベントの時も啓子さんが恵比寿屋の様子を見に来ていました。

 

 

 



(「カナディアンバー&レストランMaple Leaf(メープルリーフ)」溝井家が織り成す物語

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12155565381.html

 

いよいよ、この時間がやって来ました。

 

齊藤さんがイベントを主催した大きなきっかけとして挙げていた、

「もみちゃんの音楽ライブをどこかでやりたい」。

もみちゃんというのは、大江友海さんというアーティストのこと。

彼女のライブを開催する場所として、恵比寿屋の雰囲気はぴったりだと思ったのでした。

MUSEの時間  12:40-13:30
☆ヒ-リングピアノライブ by RIE URABE
☆シークレットライブ 素敵すぎる歌姫が古民家に舞い降りて歌ってくれます!  



ヒ-リングピアノライブ by RIE URABEさん。



 

澄んだ歌声、芯のある歌詞、

他にはない世界観にぐいぐいと観客は引き込まれ、涙を流す人もいたほど。

大江友海さんは、千葉純平さんと夫婦で、

「うたのアトリエ輪と和」を運営しています。

 http://atelierwatowa.blogspot.jp/p/about.html

 

大江友海さんと千葉純平さんは、実際に歌ってみて恵比寿屋の空間が気に入り、

 

「今度は自分たちの音楽イベントをここで開催したい」と話していました。

さらに、齊藤さんも、

「また密かにもみちゃんのライブを恵比寿屋さんでやらせていただこうかな?と思います」と思いを抱いている。

 

 

 

この日のイベントを振り返って、溝井家の母・啓子さんがこのようなことを綴っていました。

 

「美味しくて身体にやさしい料理。クラフト、手作り、アクセサリー、さをり織り体験、占い、

素敵な演奏と歌。酵素ドリンク、川越の蜂蜜、恵比寿屋全体を使って

様々な方の特技を融合させ一つの空間を作りました!!

小さな子は土間で焼き芋を頬張りニコニコして、それを見守る大人たちも幸せそう。

全ての講師は女性です。女性は子育てや家事をこなしながらも、自分自身を磨き高めて来ました。」
その力を人々のためにおすそわけすることで、自分の誰かのためにお役に立てて、

他人の幸福に貢献できる喜びを受け取っている。とっても素敵です。

阿倍政権の言う所の総活躍とは一味違う形の女性の社会参加の新しい形を見た気がします。

既存の会社にパートタイムで働くのではなく、

自分のフィールドを期間限定、時間限定で仲間とシェアして、
自分の特技や学んだ事を社会に還元していく。

それは、とても高いパフォーマンスの力を発揮します。

傍らには安心した顔の子ども達がわらわらいて、ママの活躍のお手伝いをしていました。

女性はコミュニケーション能力や順応性、応用力に長けています。

今日の恵比寿屋の新しい女性によるカルチャーは川越をダイバーシティの街にするきっかけになるような気がします。」


それぞれの個性という糸を持ち寄り、

色とりどりの時間を紡ぎ、

素敵な生地が出来上がったイベントになりました。。。♪