一昨日書いた枚方市の文化財防火デーのブログ。
旧田中家鋳物民俗資料館の建物で消防訓練でした
で、この旧田中家鋳物民俗資料館、
枚方市にある江戸時代の舟宿の鍵屋資料館と同じく
市内の資料館なのですが
気になりつつも
来たことがなかったのです
こんだけ全国の資料館巡りしてるのにね(笑)
今回の文化財防火デー消防訓練を見たかった、
と同時に
旧田中家鋳物資料館の見学!
これも目的の1つなのでした。
旧田中家鋳物民俗資料館
↑のサイトより
田中家は、古くから、河内国茨田(まった)郡枚方村で鋳物業を営んでいました。
田中家は、江戸時代を通じて、近隣の人々が日常生活に使う鍋・釜や農具のほか、寺院の梵鐘なども鋳造しました。明治以降、日本各地に近代的な工場がつくられてからも、伝統技術を守って営業を続けましたが、昭和35年頃に廃業しました。
枚方市では、貴重な文化遺産である鋳物工場と主屋の寄贈を受け、両建物を移築・復原し、全国でも珍しい鋳造関係の専門資料館として整備しました。
田中家は、江戸時代を通じて、近隣の人々が日常生活に使う鍋・釜や農具のほか、寺院の梵鐘なども鋳造しました。明治以降、日本各地に近代的な工場がつくられてからも、伝統技術を守って営業を続けましたが、昭和35年頃に廃業しました。
枚方市では、貴重な文化遺産である鋳物工場と主屋の寄贈を受け、両建物を移築・復原し、全国でも珍しい鋳造関係の専門資料館として整備しました。
とのこと。
江戸時代だけでなく昭和まで稼働してたのか
では全国でも珍しい鋳造資料館へ
たたら場まであるっ!!
母と大興奮です
移築前の鋳物工場の様子
なんと江戸時代中期の建築!
江戸時代やの家屋はあっても鋳物工場って珍しい!
昭和59年に資料館として開館とのこと。
こういう資料館って小学校時代社会科見学に来そうだけど記憶がないのよね。私が小学生のときにはOPENしてたはずなのに。姪っ子に聞いたら「社会科見学で行ったことある」とのこでした。時代的なもの?私の記憶が飛んでるだけ!?(笑)
たたらを踏む人々!
スイッチを押すと動いて火がメラメラします
※母の声が入ってますね(笑)
などなど、
思った以上に充実した資料館でビックリ!!
母も
こんなのあったんやー!
市民のほとんど知らんのちゃう?
って(笑)
社会科見学で来た小学生以外には
あまり知られてないだろうなぁ。
と。
これは全国どこの資料館へ行っても感じます(笑)
地元の資料館ってやや地味ですが
こんなのあったんだ!
こんな歴史があったんだ!
と地元を見直し、地元愛が増す
素適な機会になりますよ〜
って、私もようやく来たんだけどね(笑)
この資料館のすぐ横には王仁公園プールという
日本に漢字を伝えたとされる王仁博士にちなんだプールがあるのよ。
私も子供の頃よく来てたんだけどな〜。
資料館は全然知りませんでした。
この旧田中家鋳物民俗資料館には
もう1つ面白いものがありまして
それはまた後日書こうかな
・駐車場無し。隣の王仁公園の有料駐車場へ。
・文化財管理の建物もありまして、そちらでは七宝焼講座などなどいろいろなワークショップが開催されております。
ちなみに36年前のふるさと創生1億円事業で、枚方市はこの鋳物師田中家のアニメを作ったのでした。