円空上人と芭蕉が遭遇した寺!? | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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先日の関東滞在

埼玉県春日部市の国道4号線を車で走ってたら

車キラキラキラキラ


びっくりハッハッ

こんな看板のお寺が目に入ったので

急遽引き返して行ってみました!




春日部市小渕山正賢寺観音院



 小渕山観音院は、新編武蔵風土記稿の小渕村、観音院の項に「本山派修験、京都聖護院末、安永二年(一七七三)正年行事職を許さる。小渕山正賢寺と号す。本尊正観音。応安二年(一三六九)従持玄通が書し縁起有に拠ば、古き像なるべし。中興開山は尊慶と云、年代を知らず。」と記されている由緒ある古刹である。
 この寺は、地方の観音信仰の霊場としても有名で、家内安全、商売繁盛のほか、いぼ、こぶ、あざにご利益があるといわれている。毎年八月十日には、この日参拝すると四萬六千日分のご利益が授けられると言われる四萬六千日祭があり、県内の山伏が参集して護摩修行を行い、近隣の善男善女が枝豆を奉納し参拝する祭礼がある。
 また、三月には、かつて馬寄せ祭があり、農耕に従事した牛馬がいろいろな飾りをつけて安全を祈願する祭りがあった。本堂内には、木造の白馬が安置されている。
 本尊「正観音像」には、その昔、洪水でこの地に流れ着き、一度は元の寺へ戻したが、その後洪水でまたもこの寺に漂着したのでお堂を建てて安置したものといわれる伝説がある。
 本堂の格天井には花鳥の彩色が施され、格縁ごとに大勢の粕壁宿の商店の店主の名が記されており、外壁には、多数の絵馬のほか、八丁目の和算士栗原伝三郎が奉納した算額が掲げられている。
 また、寺には、「毛のいへば、唇さむし 秋の風」と詠まれた芭蕉句碑、市内唯一の楼門(仁王門)、七体の円空仏などがある。楼門は昭和四十七年に春日部市指定の有形文化財に指定されている。


とのこと。

県内の山伏が参集し、
善男善女が枝豆を奉納!


山伏好きとしては気になる祭りラブラブラブ

しかもここを訪れたのが

8/10のほんの少しあとなのが

悔やまれるっ笑い泣き

私も枝豆奉納したかったー!!

善女という自信はないけどガーン

いつか見学してみたいなぁ。


有形文化財の楼門の仁王像キラキラ



かなり傷んでいるけど迫力がすごいです!


芭蕉句碑



ものいえば 唇さむし 秋の風

人の短所を言った後には、なんとなくさびしい気持がする。の意。
奥の細道で詠んだ句ではないようです。



芭蕉が奥の細道に出発した元禄二年は

楼門が建立された年と同じで

その頃、円空が逗留していたとされるので

芭蕉が奥の細道で粕壁に宿泊しているとすれば

この寺で遭遇しているかもびっくりハッ

との言い伝えがあるそうです。


本堂



素晴らしいびっくりキラキラ


飾りの彫刻、




白木のって珍しいですよね!

細かい細工に感動しましたキラキラ


石燈籠には



小さな仏像が。。

思わず手を合わせたくなるような佇まいお願いキラキラ


本堂横の


石積み。。

古墳があったのかしらと

ついつい気になってしまいますニヤリ(笑)


日光街道沿いの古刹

修験、円空仏、芭蕉、、。

こんな素敵な歴史スポットがあったなんて

埼玉巡り、やめられないなぁ〜ラブラブラブ
 

そういえば他にも
春日部に芭蕉の宿泊地候補のお寺がありました下矢印




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