すごいですね。。
相変わらず映画もアニメもまだ観てません
が!
SNSをフォローしている
宮崎県の高千穂にお住まいの方が
興味深い投稿をされてて
気になり始めました
日本神話、天孫降臨などで有名な高千穂は、
うちの祖父の出身地で、
【興梠・コオロギ・コウロギ・コウロキ】
という変な名前の発祥の地。
高千穂には今でも興梠さんがたくさん住んでいます!
高千穂に行くと名前を名乗っても『え?こうろ、、?』と聞き返されない天国です(笑)
高千穂には天岩戸などの神話だけでなく
【鬼八(キハチ)伝説】
というのがありまして、
初代天皇の神武天皇の兄、
ミケヌノミコト(三毛入野命・高千穂神社の御祭神)によって
悪さをする鬼八が退治された
というもの。
古事記・日本書紀では、ミケヌノミコトは神武東征の際に海に入って亡くなっているのですが、高千穂の伝説では、その後高千穂に戻り鬼八を退治したことになっているそうです
その方のSNSによると
そのミケヌノミコトが
鬼八を伐りつけたときにできた傷のある石
というのが高千穂にあるそうです。
なにやら
鬼滅の刃にも
刀で伐られた石が出てくるとか
そして
鬼八に捕らわれた
ウノメヒメという美しい女性を
ミケヌノミコトが助けるという、、
鬼滅の刃の、竹?をくわえた妹さんを助ける
にどこか通じる話もあるとか!?
さらにさらに
高千穂といえば冬を通して行われる神楽!
神楽も鬼滅に出てくる!?
さらにさらにさらに
藤の花が重要な役割として出てくるそうですが
高千穂町の花が藤の花なんですって!
もう、これ、高千穂の話じゃない??
、、、って
私は鬼滅観てないから
えらそうなことは言えないんですけどね(笑)
鬼滅を観た方なら
ピンとくる感じなのでしょうか!?
まぁ、鬼の伝説や神楽なんかは日本各地に伝承がありそうですが(^^;
そんなSNSを見て
そういえば!
と本棚から本をとりだしました。
昔、お台場で似顔絵を書いていた頃、
コオロギという名前に反応したお客様が
高千穂の興梠さんなら
この本、オススメですよ
と教えてくださった本です。
さっそく買って読んでみたものの
当時はそこまで古い時代の歴史に興味がなく
高千穂にも行ったことがなくて
よく分からない内容だったのですが
ここ数年歴史を勉強したり
何度か高千穂を訪れてるので
今回改めて読み直してみると、、
いやぁ、もう、、
すごい本でしたっ!
高千穂ご出身の作家さんが書かれた本で
家族、地元の友達との関わり、
神楽などの祭祀を通して
高千穂とは?天孫降臨とは?鬼とは?
と高千穂の深部を探るという内容です。
高千穂といえば
天孫降臨、初代天皇神武誕生の地、
天岩戸の神々の里というイメージですが
それは表面的なカモフラージュで、
本当は
鬼=もともと高千穂にいた人々が、
外から来た天孫族に滅ぼされては立ち上がり
滅ぼされては立ち上がる、、
それも、
神楽を通して面白おかしく
そして力強く生き延びてきた
鬼の末裔たちの里こそ
高千穂の本質では?という内容でした。
地元の方々の口伝えで伝わる伝承は
これまで読んだどの歴史本よりも
リアルで生々しい歴史だと感じました。
鬼滅の刃に出てくる鬼も
ただ単に悪者としての鬼ではない、、?
って何かで見ましたが
そういう点も似ているような気がします。
ちなみにこの本では
興梠一族は鬼側の人々だそうです(笑)
俄然、鬼滅の刃に興味が出てきたー!
、、、どこかのスーパー銭湯の休憩所の漫画コーナーにあったら読んでみよ。アニメか映画の方がいいかな?
鬼滅の刃にハマってる方、
歴史好きな方だけでなく
高千穂の自然描写、人物描写、
宮崎の方言が気持ちいい本なので
めちゃめちゃオススメです!!
そして
鬼滅の刃聖地巡りに!?
高千穂へぜひぜひ訪れてみてくださいね!
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