【遺跡を科学する】展。奈良県桜井市立埋蔵文化財センター | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

11/3

奈良県桜井市の

埋蔵文化財センターで開催中の



遺跡を科学する展へ。

この日は文化の日ということで入館料が無料でした!



まず常設展から見学っ!

奈良県桜井市といえば

纏向遺跡マキムクイセキ

纏向遺跡といえば

邪馬台国の有力候補地びっくりハッ

というわけで

さすがに展示物もすごいですラブ!!



ぜひぜひ訪れていただきたいので

写真はあまり載せませんが

こちら


弥生~古墳時代初めの

この地域の地形の復元図っ!


今よりも川が太い、、というか

水郷や湿地帯のような?

そして、

ひときわ箸墓古墳が目立ちます~びっくり


こういう地図があると

当時の世界観に近づけていいですよねウインクキラキラ



もひとつ

纏向遺跡から出土した


いろんな地域の土器!


地域によって土器の形に特徴があります。

そして

各地で作られて持ち込まれたモノ

各地の工人が纏向に来て作ったモノ

があって

土器を作る粘土を分析することで

わかるんです!


どこの地域のものか見分けられるよう

勉強中なので

これだけ集まっていると

テンション上がります爆笑アップアップアップキラキラ!!


この日は母も一緒に連れてったので
『壺の縁の形とかで作られた地域が分かるんやでーえー
って教えると
『でもさ、隣の人があんな形に作ってるから、私は違う形にしよ~!ってなりそうじゃないニヤリ?』
って。。
うん、気持ちはよくわかる(笑)。
私も母もアマノジャクな性格だもの爆笑
そのあたりの個人差はどうなんだろうねキョロキョロ??



他には玉造りに関する出土品も~ラブ


片岩製の砥石、、やっぱりあるよね~ニヤリ

フフフラブラブ


と、好きなジャンルの展示品が

わんさかわんさかラブキラキラ



そしてお目当ての企画展

遺跡を科学する

下矢印下矢印下矢印

考古学のなかでも

科学分析の分野、

特に石に関する科学分析に興味があるので

こじんまりながらドンピシャな展示に

胸が踊りました~バイバイラブバイバイキラキラ


古墳に使われた石下矢印


みんな同じ花崗岩のようで

実はちょっとずつ違うの。

何の岩かちゃんと調べることで

どこの川から拾ってきたか分かります!



石製品の産地同定作業下矢印



見たことない機器だびっくり

なんだろー!!



こちらの企画展は

12/6まで開催中です!


常設展の展示物も

こじんまりながら貴重な資料がたくさんで

なんていうのかな?

歴史密度が濃い~チュー

そんな資料館です!