紫陽花や帷子時の花浅葱
という芭蕉翁の俳句。
花浅葱色の夏の着物に衣替え！
アジサイも同じような色だわ～ってな意味。
昨日の夕刊にこの俳句が載ってました！
なんとタイムリー
！
！
花浅葱色ではないけれど、お花屋さんで見っけた変わった形のアジサイ、色も素敵
！
！この花浅葱色のことを調べてたら
花浅葱色とは、
ちょうどこの時期に咲いている露草で染めた色！
ってことを知り
露草で布を染められるのね！
！と露草が好きなので
さらに興味津々になりました。
いろいろ検索してみると、、
なんとなんと！古くは古事記に
仁徳天皇の家臣が露草で染めた服を着てた
こと書かれてるとか！
そんな古くから露草で染めてたのね！
！その家臣が水溜まりに袖を浸けてしまって
色が水に溶けて落ちてしまったとか
露草で染めた色は落ちやすいんだそうです
ということから
万葉集などにも
移ろいやすい心の例えとして
露草が詠まれてるそうです。
さらにさらに
色が落ちやすいことを逆に利用して
友禅染の下書きにも使われてるとか
奥が深い露草染めの世界っ！！！
！！！おままごとじゃないけれど
摘んで色水を作って
何か染めてみたいなぁ～。
。でも
ツユクサを摘むのが可哀想なので
無理かも。。
で、
露草ではないですが
子供の頃から気になっていた染め物が
ありまして
それが
墨染ｯ!!!
百人一首の１つ
おほけなく浮き世の民におほふかな
わがたつ杣に墨染の袖
で知った墨染ということば。
杣(ｿﾏ)って言葉もなんか好き！
木材に使う用の植林した山という意味なんだそうです。
墨染、、墨で染めてるの!?
!?習字を習ってたので
墨がついたら落ちないのを利用して
逆に染めるって！！
！！子供ながらに気になってました。
墨染の衣は
僧侶の衣のことだそうですね。
勝手なイメージですが、、
隠遁の僧が着てそう
(笑)
(笑)
の歌を詠んだ方は隠遁の僧ではないみたいですが。憧れの隠遁の僧(笑)
(笑)僧侶じゃないので袈裟は着れないけど
いつか白いシャツでも墨で染めて
俗世間を離れた隠遁の僧気分で
どこかフラフラしてみたい
(笑)
(笑)願望の方向が変！？ってか、すでに日々フラフラしてますからっ
検索したら
！さりげなく墨染っ！
オシャレや～ん！
いや、待てよ、、
今でこそ墨汁ってあるけど
昔々はいちいち墨を摺ってたわけだから
袈裟の分の布を染めるって、、
めっちゃ大変な作業だったのでは！？
しかも真っ黒に染めるって
何度も染めてるはずだから
めっちゃ墨いるよね。
ヤバい、、さらに気になり出した。
寝られん
そういえば
地元を走る京阪電車の京都の方に
墨染駅ってあるな。
さすが京都やな、、駅名が渋いっ！
って調べたら
墨染寺というのがあるそうで
墨染桜が由来だとか。。
墨染桜、、これはこれで深い世界観よね。
墨染アジサイなんて、、ないかしら。
んなことを考える
梅雨の夜なのでした。
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