古河桃まつり故事。 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

いつも拝見しているブログーさんが

茨城県古河市の桃を見に行ったと

書かれていたのを思い出して

先日の関東滞在中に

古河の近辺にいたので行ってみました車キラキラ


桃の花の名所だったのね照れ

人が多かったらやめようかと思いましたが

平日ということもあって

駐車場も空いていたしササっと回ってみましたキョロキョロうずまきうずまき


場所は古河総合公園(古河公方公園)。

めっちゃ広い公園に桃が大量に植えられていました。



例年は桃まつりが行われているようですが

今年は中止ショボーン

いつもはすごく賑やかだったんだろうなぁ。



見頃時期は少し過ぎていたようで

散っているものや

葉が出てるのが多かったですが



はぁ、キレイ。


サクラや梅に比べで桃は艶やかよねラブ


白とピンクがまだらなのも



お雛様に飾られてそう。

可愛いねー!


まっかっかなのも



私が女王!とでも言いたげな

つややかさ。


1本の木に

薄ピンクと濃いピンクが混ざっているのも


自我を感じますね(笑)


園内には大きな池もあって

池の回りには


柳も。

うん、新芽が可愛いラブ

薄曇りのお天気のせいか


中国の唐の時代、、西湖のほとりにいるような

声高めの悲哀を帯びた歌でも聴こえそうな

漢詩人が舟でも浮かべてそうな

そんな風景でした。


他には


菜の花や

アジサイの新芽、


アジサイの新芽の天ぷら、、美味しそう

なんて思ってしまいました(笑)


見事な枝垂れ桜も。



公園入ってすぐに

古河の桃の由来が書かれた石碑がありました。


江戸時代、古河の街で薪が不足した際、

江戸藩邸にいた城主が

江戸市中の子供らに桃の実を集めさせ

古河に送って町中に植えさせたとのこと。


桃は成長が早いから薪にもなるし

実は食べることもできる。

その後もずっと植え継がれていったそうです。


へぇびっくり

時々訪れる古河ですが

そんな故事があったのね。


故事といえば

古河にある好きな道の駅

まくらがの里こが

【まくらが】って何?

と調べてみたら


古くから【まくらがの古河、、】と万葉集にも歌われていたそうで

古河にかかる枕詞になるのかな?

まくらがの
こがのわたりを朝わたり
河せにふれる雪をみるかな 

などなど。

今は【まくらが】というお菓子もあるそうですが

道の駅を探したけど売ってないようでした。

(笑)


旅の隙間に地域の歴史にそっと触れる

至極のひとときですおねがい




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